小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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このブログで何度もお話していますが、

母の友人に料理の達人がいました。

和洋中、お菓子、すべてに万能で

どれもお店顔負けの腕前を持つ

トンデモナイ(笑)おばさまでした。

息子さんたちに

「タンシチューとミルフィーユは

うちのが一番♪」

と、言われるなんて

まっこと素敵でしょう?












母のお供で私も何度もごちそうになり、

結婚前にはおなすさんが同僚を

大勢連れてきた時のために(笑)      ← 昔はそういうこと、ありましたよね~♪

おもてなし料理の数々を

教えていただいたことも。













おばさまの料理はとにかく丁寧。

なのに手早い。

料亭のおべんとうのようなお昼を

いただいたこともありますが、

その中には美しい細工物もいろいろ。

面倒がらずに朝のうちに

ささっと作ってしまうのは

本当にお見事でした。












その時のデザートはババロア。

上に葡萄のゼリーを流して

カスタードソースをかけて

出されましたが、かれこれ

40年以上前のことですからね。

当時の私がどれほど感激したことか、

いまだに覚えているのがその証拠です。















おばさまはご自宅で小さな料理教室を

開いていて、母も参加。

その時のレシピは今は私の手元にあります。

ちょっこし見ていただきましょう。















 当時は手書きでした。

 毎回、献立を考えてレシピを

 書くのは大変だったことでしょう。



























 中華料理は料理名が中国語。

 本格的でした。



























 そしてフランス料理はフランス語。

 時代が偲ばれますね。クレープは

 フランス風薄焼煎餅ですもの。

 

 
























 フープロなどもありませんでした

 から、洋食でもすり鉢を使って

 いました。今よりはるかに大変な

 手間と時間を使っていたことに

 頭が下がります。
















驚くのはレシピそのものが

今でも少しも古くさくないこと。

むしろとってもおしゃれで、

丹念に考えられたレシピは未来永劫

残っていくものだということを

再確認しました。












 久しぶりに豚のプラム煮を

 作りました。なんでもない豚の

 切り身が素敵なフレンチに

 変身です。


















おばさま亡き後も、

こうしてレシピは生き続ける。

感謝とともに、日々の食卓に

乗せましょう。












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