小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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 永平寺にお詣りしました。

 おなすさんは社内旅行以来

 二度目、サリーは初めてです。

























 清々しい森。

 気持ちもシャキッとしてくるような

 気がします。






















 厳しい修行で知られる永平寺。

 それでも特別なことをするのでは

 なく、日常生活そのままが修行。

 入浴も用を足すことも大切な

 修行というのは驚きですが。

















 手と口を清めます。

 こちらはセンサー式。

 前に立つと竜の口から水が

 流れ出ます。



















 実はお昼時、勝山でしか飲めない

 というお酒があったのですが。

























 このために控えました。

 そりゃそうですよね。

 





















 初めての永平寺。

 印象としてはまるで学校みたい!

 でした。確かに禅寺は学びの場

 ではありますが、とにかく

 広くて広くて!

















 冬は寒さが辛いだろうなあ、

 そしてこの長い廊下をお掃除

 するのは大変だなあ。





















 縁側だってこんなに長くて!





























  しかも階段階段階段!



























 修行のお坊さま方は毎日この

 階段も拭き清めて、そして

 何度も上り下りを繰り返すの

 ですよね。やっぱり冬は寒いし、

 辛いわあ。



















 お寺の中を動き回るだけでも

 一仕事です。本当に毎日が修行。

 頭が下がります。























 156畳敷きの美しい絵天井の間。

 1930年当時の著名な画家144名に

 よる230枚の色彩画が天井に

 飾られています。圧巻!の

 一言です。
















この230枚の中から

○ 唐獅子(口を開けている雄)

○ 唐獅子(口を閉じている雌)

○ 夫婦鯉

○ 天に昇る鯉

○ リス









この5枚の絵を見つけると

幸運を呼ぶのだそうです。

是非探してみてください。














 法堂。

 ここで禅問答が行なわれます。

 激しい問答を通して、自分自身を

 見つめ直し、成長していくのだ

 そうです。


















 朝3時半の起床から夜9時就寝

 まで、食事や洗面、掃除などの

 すべての作法を守り、そして

 ひたすら壁に向かって座禅を

 組む。見えてくる世界は

 凡人には想像できません。
















 毎日行なわれる廻廊の雑巾がけは

 「動の座禅」なのだそう。

 お手軽ワイパーでさっさか拭いて

 おしまい!ではまるでダメですね。

 



















 永平寺の台所である大庫院の

 前に大きなすりこぎ棒が

 あります。3回撫でると料理が

 上達すると言われています。
















身をけずり 人に尽くさん すりこぎの

その味知れる人ぞ尊し








道元禅師のお言葉、今一度噛みしめます。













 私の毎日も修行だと思えば

 同じ事の繰り返しである家事も

 途端に意味あるものに変わります。

 ひとつひとつを丁寧に。そして

 すべてのことに感謝する。

 そうあるように努めます。















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