このブログで何度か書いているように、私は引っ込み思案で臆病です。
おまけに恥をかくこともイヤという小心者ですから、不慣れなことに乗り出して失敗するよりは
少々の不満はあっても安全圏に身を置いておく方がマシ、というとってもつまんない人間なのです。
でも、そんな暮らしの中で、果たして自分は本当に満足しているのか? これでいいのよ、と
心底納得しているのか?と聞かれたら「はいっ!」とは言えませんでした。でも小さな世界を広げるのも、
新しい出会いを求めるのも、結局は自分次第。自分に自信が持てないからといって、ずっと同じ場所に
とどまっていては、人生つまらないですよね。周りの景色を変えるには、まず自分が動かなければ
何も始まらないということを最近つくづく感じるようになりました。で、その第一歩がこのブログ開設
でしたが、先日、ようやく第二歩目を踏みました。(遅いでしょう…汗汗汗)そう、昨日の記事に
コメントをくださったYUKI~*さんにメールを送ったのです。彼女は素敵なHPを作っていて、3年も
前から私の憧れの女性でした。そのYUKI~*さんについにコクッた(変換したら、子食った、に
なっちゃった!)のです。そして、昨日のバレンタイン、YUKI~*さんからお返事が届き、もう
うれしくて。ほんのちょっとの勇気。それさえ絞り出せれば、一瞬にして世界は広がるんだ!という
ことを痛感しました。さて、第3歩目はいつになるやら? もともとの性格を変えることは容易なこと
ではありませんが、自分自身を楽しませるためにもほんの少しの勇気を持とうと思います。自分が
楽しければ、周りの家族だってきっとうれしいはず……ですよね。
今日はバレンタインデーですね。娘が使うギフトは、毎年私が手作りしていましたが、今年はナント!
「自分で作る」とのこと。おなすさんのDNAを受け継いで、料理はもちろん、お菓子作りにさえも全く
興味のない娘なんですよお。親がパン生地を成形したり、クッキーの型抜きをしていたら、フツー、
「アタシも!」と飛んできませんか? そしてケーキにクリームを絞ってデコレーションをしていたら、
フツー、「やらせてやらせて!」とせがみませんか? うちの娘っ子は、そういうことがまるでありません
でした。私がお菓子を作っていても、そばに来るどころか覗きもしないんですよ。そんな彼女が
おなすさんと、今はひとりになってしまったおじいちゃん、そして友だち20人分のギフトを用意すると
いうのですから、あまりにも無謀ですよね。でももう中3! 任せても当然の年齢ですから、今回は
黙って見守ることにしました。彼女はロッテのHPから手作りレシピを選び、材料もラッピング材も
全て自分で揃えましたが、ナニを作るのかは私にも秘密だったんですよ。12日は朝から深夜まで
台所に立ち続け、ようやく完成した彼女のデビュー作、ご覧くださ~い♪
まずは三色トリュフの詰め合わせ。
紙製のミニパウンド型に入れて、
クリアバッグでラッピング。
あらま、いいアイデアじゃないの、
と感心。 ← 親バカ
これを友だち用に20個。
チョコを刻むだけでも大変
だったことでせう。
そしてクッキーも20人分。
刻んだガーナチョコ入りの生地に
大ぶりに切ったガーナチョコを
のせ、さらにグラニュー糖を
振って焼いたとか。グラニュー糖
の効果でカリッとした食感に
なってます。
上の二種類をこのバッグに
入れて、友チョコは完成です。
でも20個ですからね。
大雨の今日、持っていくのは
大変だったかな。
これはおなすさんとおじいちゃん用。
同じトリュフとクッキーを箱詰めに。
カードも添えて、ちょっと
グレードアップ。(?)
このラッピング。箱は市販品ですが、
赤いのは色紙、白いのはなんと
コピー用紙なんですよ。お金を
かけなくても、こんな可愛いものが
できるのねえ、と再び感心。
↑
親バカその2
なんでもやってみればできるものなんですね。今回、自分ひとりでやり遂げたことで大いに自信を
持った娘は、どうもお菓子作りの楽しさに目覚めたよう。早くも「来年はナニ作ろう」なんて言ってます。
おなすさんも、先週末は鶏の唐揚げに初挑戦したとか。二人とも頼もしい限りで安心する反面、
一抹の寂しさも感じた今年のバレンタインです。
もやしを買ってきました。最近は「根とりもやし」という便利なものも売られていますが、手に入らないことも
しばしば。今日もなかったので、下拵えは手作業(?)で。面倒でもひげ根を取り、洗って、いつもの
水切り器にかけ、キッチンペーパーを敷いた容器に保存します。こうしておくと、傷みにくい上、炒め物が
シャキッと仕上がるんですよ。みそ汁やお鍋にもすぐに使えますしね。
きれいでしょう? 美白もやし
ちゃん。一袋たった30円の
もやしが手間をかけることで、
こんなにも上品な野菜に変わる
んですよね。もちろん、食感も
格段にアップします。
でも、もやしのひげ根を一本ずつ取るというのは、結構忍耐力を要する作業です。さやえんどうの
筋取りの方が何倍も楽ですよね。何しろ、取っても取ってもなかなか数が減らない!途中でやめ
たくなっちゃうこともあります。でも「修行だ~!」と気合を入れて、ちまちま続けます。
思えば、家事というのはマジメにやったらエクササイズにも精神力鍛錬にも役立ちますね。
たとえば料理。卵の泡立てやパン生地をこねるなど、機械を使わなかったら立派な運動。
それににんじんを極細の千切りにする、ごぼうをささがきにする、玉ねぎをアメ色になるまで1時間
以上じっくり炒める、あるいは煮込み料理のアクを丁寧にすくい取る、パイ生地を何度も冷やし
ながら折る、などなど料理には集中力や忍耐力を要するプロセスがたくさんあります。今は自分で
作らなくてもおいしくて便利な食材が豊富ですし、電動ミキサーやフードプロセッサー、自動パン焼き
機のおかげで、手間が大いに省けるようになった分、いろんな意味でタフさが欠けてきたかな~
なんて思うのは大げさでしょうか。もともとがせっかちな性分の上、根性ナシの私なので、料理は
本当にいいトレーニングなのです。但し、マジメにやれば、の話ですが。そんなわけでたまの
もやしのひげ根取りも大切な訓練のひとつ。面倒なこともいとわない、最後までやり通す、そして
その先にほんのささやかな達成感を得る……。ホントに大げさですが、一袋30円のもやしちゃんに
学ぶことはたくさんあります。
snowさんと同じく、私もカスタードが大好きです。プリンはもちろん、クリームはスポンジに挟むことも
ありますし、バナナを混ぜてそのまま食べたり、バニラのアイスクリームにキャラメルソースと一緒に
かけたり、ホント、大好き。今日はそんな大好物をタルトに仕立てます。
まずはタルトの生地作り。
今日はカードで切り込む方法で。
茶色いのはローストアーモンド
プードル。混ぜる前から
とっても香ばしいにおいです。
休ませた生地を型に敷きこみます。
ローストアーモンドプードルで焼く
前から焼いたみたいな色ですね。
このままラップをして冷凍庫で
一晩。おいしく作るには明日まで
おあずけです。
半端に残った生地はクッキーに。
たったこれだけですが。(笑)
今日はお花とうさぎのカタチ。
タルト生地で甘さ控えめですから
焼き上がりにジャムを塗って
食べるのが好き。
空焼きした生地にアーモンドクリーム
を流してさらに焼きます。ここにも
もちろんローストアーモンドプードル。
生より香りがずっといいんですよ。
さあ、ラム酒入りのカスタードを
たっぷりのせましたよ!
ここにブルーベリーやイチゴなど
いろんなフルーツをのせても
いいんですが、今日はストレートに
カスタードのおいしさを味わいます。
ローストしたアーモンドスライスを
たっぷり散らし、粉砂糖をまんべん
なく振りかけて完成です。
切り分けて、ブルーベリーの
シロップ煮を添えました。
さっくさくのタルトにとろりとした
カスタード。いけますよ!
ミントの葉っぱがあったら
もっとおしゃれでしたねえ。
使った粉砂糖はコレ。
ホントに溶けない! 「泣かない
砂糖」という名前でも売られている
そうです。健気にがんばる感じで
なんか楽しくなりますよね。
さて、出来上がったら食べなくちゃ。娘と二人ですから、今日と明日で90度ずつ!
暖冬というより、もう春が来てしまったような暖かい日が続いていますね。
地球温暖化をヒシヒシと感じながらも、今日もキッチンでガスをいっぱい使ってしまった私。
そう、エコに反しているなあと後ろめたさを感じつつ、こんなの作ってました。
わかりますう?
ブラックタピオカと普通のタピオカ。
大粒なので、茹で上がるまで
1時間以上かかってしまいました。
これは横浜中華街で買ってきた
極太ストロー。
コレがないと、アレは飲めません。
出来上がり! 私風QQドリンク。
定番のQQドリンクはロイヤル
ミルクティーにブラックタピオカを
入れたものですが、今日はカフェ
オレにブラックタピオカ、抹茶
ミルクに白タピオカの組み合わせ。
台湾で生まれて、あっという間に日本でも有名になったQQドリンクですが、名前の由来は知って
ますか? タピオカの食感がキュッキュッとしているからなんですって! 中華街はもちろん、最近は
コンビニでも売られるようになりましたが、タピオカはでんぷんですから、そりゃあ作りたてがいちばん
おいしいです。でも二人分でたった大さじ2~4のタピオカを茹でるのに、しかも今日は二色ですから
それぞれに大量の湯とガスを使うなんて、今の時代、ほめられたことじゃないですよねえ。
ネットで調べてみたら、5分で茹で上がる冷凍タピオカもあるんですって。これなら食べたい時に
食べたい分だけ調理できますし、しかもエコにも適っているので今度利用してみるつもり。でもまだ
二種類のタピオカ、大量に残っているんですよ~。一度に茹でて、寒天やくずもち感覚で大量に
食べるしかないかな~。(汗汗汗汗汗)
たいやきくん。久しぶり。
2年、いや3年ぶりかな?
君は全然変わらないね。
あったかくて優しくて、また
会えてうれしいよ。
私の住んでいるところには、節分祭で有名な神社があります。一度行ったことがありますが、それは
もうすごい人出。さらにすごいのは露店の数!!! その数、ナント1000軒だとか!!!
行けども行けども露店のオンパレードという具合で、もうナニがナンだかわからなくなるような有様
でしたね。その露店の中で、特に有名なのがある鯛焼き屋さんです。昔は店を構えていたらしいの
ですが、今では大きな祭がある時にしか出店しない、幻の鯛焼き屋さんなのです。これがもうすごい
人気。一人30個までという限定付きなのですが、皆さん、大抵上限まで買うので、あっという間に
なくなってしまうのです。ですから、1時間待つのは必至。何しろ、たったひとつの屋台ですからね。
この有名な鯛焼き、毎年おなすさんが寒空の下、1時間並んで買ってきてくれました。でもここ
数年は不在でしたし、ワタシは根性ナシですから待つのはイヤ。というわけでお預け状態だったの
ですが、今年はたまたま帰ってこられたので、早速行ってきてくれましたよ~。
「あなたがブログに載せるかなと
思って」と携帯で写真を撮って
きてくれました。
わかります? この行列。
相変わらずの人気です。
がんばって焼いています。
でもこの鉄板一面焼いても、
これで2、3人分かなあ?
見えます?ひとり30個までの
表示。皆さん、ご近所や知り合い
に頼まれるらしく、たいてい
20個、30個のまとめ買いです。
ハイ、おなすさんの忍耐力の成果。
今年は15個買ってきました。
箱入りは10個からなので、あとの
5個は袋入りです。これはそのまま
おなすさんの冷凍庫行き。
ちょっと小ぶり。でもふわふわの皮に甘さ控えめのあんこ。三つぐらいは軽くイケてしまいそうな味です。
来年はまた食べられるかな?鯛焼きほしさでは決してなく(笑)、いい加減、転勤が明けてくれないかと
鯛焼きをほおばりながら思いを馳せるワタシでした。
今日は節分ですねえ。暦の上では明日から春。でも、もうすでに春のような陽気です。
節分といえば豆。
豆を家族それぞれの割り当て(?)
に分けるのは娘の役目でした。
でもここ数年、彼女はすっかり
多忙になって、今日も不在。
またワタシの仕事に戻りましたね。
ハイ、分けました。
娘の分は一目瞭然ですね。
実は、我が家でいちばん多く豆を
食べなければならないのは
このワタシ。おなすさんは年下
なので~す。
節分には、豆を年の数よりひとつ多く食べると厄落としになると言いますね。
年をとるほど量が増えていくのは、それだけ大豆に含まれる成分が身体に必要になるから、という説も
あるそうです。確かにイソフラボンは更年期の女性の救世主のようですし、レシチンは認知症の予防に
なるのですって。冬至のかぼちゃや七草がゆ、そしてこの節分の豆など、昔からの日本人の知恵って
すばらしいですね。文化だけでなく科学的な意義も持ち合わせているのですから、やっぱり節目節目
の決まりごとは続けていかなくちゃ、と春の日を前に改めて思いました。
うちのおなすさんは、自分で作るぐらいなら空腹をガマンした方がマシ、というなすでした。
でも単身赴任も早4年目に突入。平日は三食とも会社の食堂で食べられますが、週末だけは自分で
ナントカしなければならず、ここ1、2年で、おなすさんは結構進化したのです。やっぱり、外食や
出来合いのおかずばかりでは辟易してきますからねえ。幸いにも、おなすさんの住んでいるところは
魚が新鮮でとってもおいしい!





当たり前のように並んでいるんですよ。で、まずはその魚たちをグリルで塩焼きにすることから彼の
料理修行は始まりました。スーパーのおじさんに下処理を頼み、うちに帰って焼くだけ。シンプルな
塩焼きでも、素材がとびきり新鮮ですし、何より、鯵や秋刀魚だけでなく、かさごや連子鯛といった
ものも手に入るのでまず飽きるということがないのです。で、そのうちに今度は肉も食べたくなり、
「ブタのしょうが焼きってどうやって作るの?」 「ステーキにかけるソース、教えて」などと、メールや
電話での問い合わせが増えてきました。基本を覚えればあとは素材を変えるだけで応用がきくとい
うこともわかってきたのですよね。最近は、サリー伝授の小分けフリージングまで実践するように!
このおなすさん、今日は仕事で久しぶりに関西に戻ってきます。夕食のリクエストは牡蠣フライ。
そう、進化したおなすも、揚げ物だけは未知の領域なのです。まあ、油の後始末や保管を考え
たら、これはちょっと気の毒ですよね。でも、基本最低の料理は覚えたし、アイロンかけは昔から
ワタシより上手だし、彼の老後は安泰です。娘も料理には全く興味がないのですが、必要に
迫られたらちゃんとできるでしょう。顔も性格もそっくりなこなすちゃんですしね。







出不精の私。食材が乏しくなると、よっこらしょと重い腰を上げるのが常です。
今日は野菜を買いに出かけました。買い物から帰ってくると、すぐに取り出すのがコレ。
野菜の水切り器です。
もう10年以上使ってますが、本当に
大活躍。直径22センチあるので、
野菜がのびのびと(?)水切り
できるんです。
料理でいちばん時間を取られるのは野菜の下拵えだと思いませんか?
私は野菜を買ってくると、いつもこの面倒な作業を一気に片付けてしまいます。洗って、切って、
この水切り器にかけ、キッチンタオルを敷いた保存容器に納めて終了。ほうれん草や小松菜は
茹でて冷蔵、もしくは小分け冷凍で保存します。
今日の買い物は、まずは水菜、
サニーレタス、青梗菜、
さやえんどう、そしてしめじ。
さやえんどうは筋を取り、しめじ
はほぐしておきます。
続いて、ほうれん草、
ブロッコリー、春キャベツ。
ほうれん草は茹でておき、
ブロッコリーは小房に分けて。
キャベツはざく切りと千切りの
二種類に。
一時の手間はかかりますが、こうしておくと後が本当にラク。
食事の支度の際は、必要な容器を取り出し、フタを開けるだけで、サラダ、炒め物、和え物、
煮浸しなどすぐ調理に取り掛かれますからね。それに、野菜室もいつもすっきりとした状態に
保てますし、何より無駄が出ません。かぼちゃも洗って切って水気を拭いて保存しますし、
ししとうやいんげん、プチトマトなども洗ってすぐに使える状態でキープします。もっと時間と
体力に(?)ゆとりがある時は、人参や大根を刻んだり、玉ねぎをアメ色になるまで炒めたり、
お弁当用にスイートポテトをこしらえたりもしますが、本日の作業はここまで。料理の下拵えは
とにかく先手先手で片付けていくのが家事の合理化の大きなポイントでしょうね。私の場合、
いつも2、3日先の食事を、今日、準備しているようなものかな。だから、当日になって、
気分や体調で食べたいものが変わることも。それだけがちょっとモ・ン・ダ・イ!
なんだかわかります?
医療費の領収書の山です。
結婚して18年、毎年医療費が
10万円を超えてしまっているの
です。なので、毎年、
カクテイシンコクしています。
医療費の内訳のほとんどは実はワタシの仕業。トシとともに、健康にはどんどん自信がなくなって、
ちょっと具合が悪くなるとすぐに病院に駆け込むからです。でも、いつでもすぐに病院に行けるという
のはありがたいことですよね。時間的にも余裕があるからこそ、誰よりも体調万全でいなくては
ならないはずなのに、情けないことです。もしかしたら、すぐに科学的治療に頼るのがいけないの
かな? でも自然治癒を待っていたら、エラク時間がかかりそ……。






というわけで、今年の新たなる目標! 来年は申告しないですみますように!
まずは今月。まだ一度も病院には行ってません。あと明日とあさってで終わりよね。どうか
ワタシにも家族にも何事もありませんように。そしてそんな何もない月が重ねられると……
うれしいなあ。









料理と雑貨屋巡りが大好き。