長生きのごほうび♪

昨日は母にとって

すこぶる（笑）刺激的な日と

なりました。









だってだって。









兄と甥っ子夫婦がチビちゃんたちを

連れて会いに来てくれたのですから。












チビちゃんは3歳の女の子と2歳の男の子。

わかります？

もう、人生で最強にかわいい

無敵の年齢です。











母にとってはありがたいひ孫ちゃん。

そしてチビちゃんたちにとっても

たった一人のひいおばあちゃんです。












毎日のように

「こんなトシまで生きてるなんて

　あまりに図々しい。早く

　おさらばしたい。」

と訴える母ですが、長生きしたからこそ

父の知り得ぬいろんな風景を

見られたのですよね。










父への土産話には事欠きませんが

ふと思ってしまったことが……。











父が亡くなったのは64歳の時。

今、母は90歳。

そして兄は今年、父の歳を越えて

65歳になりました。











記憶の中の父は永遠の64歳ですからね。

先の未来で果たして父は

私たちを見つけてくれるでしょうか。（笑）

「どなたさん？」

なんて言われないことを今から

祈りましょう。










可愛さマックスのチビちゃんたちを前に

母も「かわいいわねえ。」を連発。

それ以上の会話を交わすことは

できませんでしたが、忘れられない

貴重な時間を過ごしました。











2歳の男の子は甥っ子の小さい時に

そっくり。兄も兄の奥さんも

このチビちゃんを通して

昔の子育てをなつかしく

振り返っていることでしょう。











次は姪っ子が新婚の旦那さまを

母に紹介しに来るとか。

これもまた長生きのごほうび♪

お母さん、お父さんに報告する

ことがもうひとつ増えますよ。













父亡きあとも、新たな絆が生まれ、

育まれ、家族の裾野はこうして

だんだんと広がっていくのですね。












お母さん、ごほうびはこれからもずっと。

いちばんの長老として（笑）

私たち家族を見守ってください。