載っていました。
ヒンズー教の教えに感銘を受けたそうで、
その言葉を紹介してくれたのです。
私と同じ新聞を読んでいる方なら、
「ああ、あれ!」
とわかってくださると思いますが、そうではない方の
ために、私からも紹介させていただこうと思います。
だって、いい言葉なんですよ~。
心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
要は自分の心次第。
他人や環境のせいにしないで、自分の見方や考え方、
心の持ちようを変えることが大切なのですね。
今日はもうひとつ、こんな言葉にも出会いました。
出不精サリーが珍しく出かけ、新しい路地に入り込んだところの
お寺(笑)に書かれていたもの。
苦しいことから逃げていると
楽しいことからも遠ざかる
う~ん、これも真実ですね。
最近、ちょっと怠け気味の私。
二つの言葉に出会って、さあ、仕切りなおし!
という感じです。
禅の言葉に加え、またまた私の心強い味方が
増えました。

























ピンポ~ン
母がやってきました。
手に何か持ってますぞ。
口から発せられるのはお決まりのセリフかな。(笑)
本日のお持ちこみはこちら。
わかりますう?
冷凍の茶碗蒸しの素。
通販で買ってみたものの、
蒸すのはメンドーだし、食べたくも
なくなったのですと。
じゃあ、うちで食べましょ。
4人分を3人で分けても、いつもの
丼蒸しには足りません。今日は
お気に入りの独楽茶碗で
蒸しましょう。
出来上がり。三つ葉はデカイし、
柚子はないし、私もやる気の
なさ、ミエミエですね。
見た目はつるつるのきれいなお肌。
食感も至極なめらか。
具は海老、鶏、ホタテ、椎茸、かまぼこ、筍。
お味はですね。
お手軽な和風定食につきものの茶碗蒸しとか
スーパーの卵豆腐みたい。
それなりにおいしいですが、蒸す手間を
考えたら、自分で一から作った方が
断然美味です。
母とこなすと三人でつるるん。
食べる気をなくしていた母ですが、みんなと
いっしょならうれしくおいしく口に運べたようです。
独りではなく、誰かといっしょに囲む食卓は
それだけで食欲をかきたててくれるものですね。
帰って来たら食べたくなくなっちゃった、
ということがよくあります。
そんな時はいつも我が家をピンポン♪
「なんかに使って~」
と持ち込むのが常なのです。
今回のお持ちこみはこちら。
あらま、結構賞味期限って
短いのね。でもこのまんま
食べるのは苦手なので、
パンにしちゃいましょう。
抹茶入りの生地にしましたよ。
きれいな緑。よもぎよりも
ずっと簡単に色が出るんですね。
伸ばして、コンデンスミルクを
かけてみました。抹茶とも
あずきとも相性抜群ですし。
甘納豆を巻き込んでカット。
更にクランブルをたっぷり
かけましょう。
こんがり焼けました。
早速母のところへ届けましょう。
これなら気が変わって、食べたく
なるかも。
次はナニを持ち込むかしら。
食べる気をなくしたものを食べる気にさせる……。
実験のようで、結構面白いものです。
























フツー、男性って一人になれる時間や空間を
欲しがるものですが、おなすさんには
全く必要なし。
その彼が、娯楽もコンビニも街灯(!!)も
ほとんどないれんこん畑で一人暮らしというのは
とても大変なことです。
全ては私とこなすのため。感謝しています。
今、急増している心の風邪を何とか回避できているのは
彼の強い精神力と趣味のマラソンのおかげ。
余計なことを考えそうになったら、れんこん畑の周りを
黙々と走り、ビールを飲んでさっさと寝る。
これに限るそうです。
そしてもうひとつの秘密兵器は一冊の本。
ずっと彼の支えになっていた本なのですが、今では
私の元にあります。
私が落ち込んでくよくよしていた時、
「あなたも読むといいよ」
と渡してくれたもの。
普段、本にカバーなどかけない私
ですが、これだけは特別。
ブログの制約上(笑)、中味は
お見せできませんが、禅の言葉
を集めた一冊です。
私は結構、簡単に凹みます。
サンデー毎日で、らくちんな日々を過ごしているのに
すぐに体調を崩したり、好きでひきこもっているのに
時々、こんな生き方でいいんだろうかっ!と
自分の人生に不安や疑問を覚えるのです。
そんな時に読み返すのがこの一冊。
どれもこれも心に沁みる言葉ばかり。
今日はこの言葉をもう一度繰り返しました。
「百花春至為誰開」
春が来ていっせいに咲き乱れる花たちは
誰のためでもなく、ためらいも不平もなく、
その姿を誇ることもなく、与えられた場所で
ただありのままに精一杯無心に咲くだけ。
それに比べて人間は、あれこれと計らいながら
生きるのをやめられない。
花はそんな計らいも何もなくただありのままに
咲いているだけなのに、みなそれぞれの色かたちで
山野を彩り、私たちを慰め、楽しませてくれている。
そう、つまり不平不満や願望、欲望などに囚われず、
与えられた命を無心に生きることの大切さを
教えてくれる言葉です。
無心になる、つまり一切の執着を持たないことは
なかなか大変ですよね。
でもそれができれば心が楽になるのは確か。
お花を見習いましょう。(笑)


























このところ、週に一度は母と出かけています。
75歳ですし、母の家系の寿命を考えると
一日一日がとても大切ですからね。
おなすさんが長いこと家を離れ、一人娘のこなすが
どんどん自立していく中、仕事も持たず、ほとんど
出歩かず、おまけに更年期かもっ!という
いろいろな不具合が出始めた私は、時に
大きな不安や寂しさに襲われることがあります。
でも、今私が感じていることを、母は長年ずっと
抱えていたのですよね。
父の亡くなった後、母は64年住んだ故郷を離れ、
友人知人もなく、勝手もまるで違う場所に
ただ私だけを頼りにやってきました。
でも肝心の私は何かとバタバタとせわしなく、
孤独な母のことを思いやる余裕はありませんでした。
人間は勝手なものですね。
自分がそういう立場になって初めて母の気持ちが
わかるのですから。
今の私もまだまだ勝手です。
自分の寂しさを母になだめてもらっているような
ものですからね。でもつくづくありがたいことです。
母は親子丼が大好き。
最近の私たちは、あちこちの親子丼を食べ歩いています。(笑)
今回も新しいお店へ。
古くからあるお店らしいですが、
卵はもちろんとろっとろ。
母も珍しくあっという間にペロリ。
親子丼を平らげたばかりだというのに、
目と鼻の先に焼きたてのどら焼きを食べさせてくれる
お店があるとなっては素通りできません。(笑)
ふわふわのまだ温かいどら焼きは
初めて。中の小豆餡も粒が大きく、
これもおいしくいただきました。
お供は抹茶。抹茶でどら焼きという
のも初体験でしたね。
歩き疲れたあとは、マンゴーゼリー
ソーダでほっと一息。
母が「毎週出歩くのは疲れるけど
とっても楽しいわ」とポツリ。
私こそとっても楽しいです。
お母さん。
今日はお揃いの日傘を買って
もらいました。母は折りたたみ式で
私は長傘。遮光タイプなので
涼しく感じられます。
母と娘がお揃いのパラソル。
高齢者と中年というのがちょっと笑えますね。
でもこの夏、お揃いの日傘をさして、また
遊びに行きましょう。
お日様の下に出るのはやっぱり元気の素ですからね。
料理と雑貨屋巡りが大好き。