小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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今日は父の命日です。

早いものでもう14回目を

迎えました。



亡くなった人を、生きているように

扱ってはいけない、と

言われますが、我が家はなかなか

そうはできません。



今でもいっしょに暮らしている、

そんな気持ちでいます。



父は、(母もですが)

「子どもは好きでこの世に生まれてきたのではない。

 親が勝手に送り出したのだから、親は

 生きている限り、その子の幸せに責任がある。」

というのが持論でした。




理想を言えば、「その子が生きている限り」

なのですが、寿命を考えるとそれは無理なので(笑)、

せめて自分が生きている限りは、

子どもの幸せに責任を持つ、

ということなのです。



64年という今の時代では短い生涯でしたが、

父はこの言葉を最後まで体現してくれました。



自分に自信がもてなくなると、私はいつも

父が私にしてくれたことのひとつひとつを

思い出します。






そうすると、ああ、私はなんて幸せな娘

だったんだろうとうれしくなり、いとも

簡単に(笑)、自信を取り戻すのであります。




父にはしてもらうばかりで、なにひとつ親孝行

できずじまいでしたが、今度はそれを

こなすに与えていけばいいのでしょうね。




こなすにも、「私は幸せな娘だった」

と思ってもらえれば、彼女の人生も安泰です。



誰かに大切にされた記憶は、人間にとって

いちばんの自信、そして勇気につながりますからね。

806_0691.JPG
 お供えに、素朴なクッキーを

 焼きました。冷たい牛乳とか

 薄い薄い(笑)コーヒーと

 食べるのが好きでしたね。










夕食は好物の鶏のから揚げに筍ごはん。

母とこなすと三人で父を偲びます。



あとは、父のことが大好きだったおなすさんが

いれば申し分ないのですが……。



とにもかくにも。

おとうさん、今日もありがとう♪

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