なつかしの大福食堂♪

今日は予報通り、すさまじい春の嵐ですね。

こんな日に家にいられる私は

本当に幸せ者です。

ともあれ、おなすさんが帰ってくる頃には

なんとか収まりますように。







今日は朝から母のところへ。

とにかく捨てる！捨てる！捨てる！

降りしきる雨の中、何度もゴミ出しをして

かなりすっきりしてきましたよ。






で、片付けの最中、なつかしいメモが

出てきました。


　　これです。

　　もうかれこれ５、６年前の

　　ものでしょうか。もちろんあたいが

　　作ったものです。（笑）








おなすさんが単身赴任をした頃、

オンナ三人が別々に食べるのもナンダ

ということで（笑）、平日の夕食に

母に来てもらっていたことがありました。

このメモは前の週末に渡すことに

していましたが、その理由は。


　　こういうことざんすわ。（笑）

　　給食メニューと同じこと。

　　前もって献立がわかれば

　　食品の重複を避けられたり

　　何かと便利でしょう？






大福食堂というネーミングは

遊び心でつけたもの。

昔からお店屋さんごっこが

大好きサリーですからね。

そして何より私自身が白くて大福みたいな（！？）

顔をしているからです。

おなすパパにパンを送った時は

大福ベーカリーという手作りシールを貼りましたっけ。









メモは何枚か出てきたのですが、とある週の

献立を列記してみますと。






6月6日（(月)）　　牛肉のアスパラ巻き

　　　　　　　　　　　揚げだし豆腐

　　　　　　　　　　　冷やしトマト

　　　　　　　　　　　かぼちゃとみょうがのみそ汁

　　　　　　　　　　　浅漬け瓜



6月7日（火）　　　海老のチリソース

　　　　　　　　　　　鶏肉、椎茸、ごぼうの煮物

　　　　　　　　　　　ほうれん草のお浸し

　　　　　　　　　　　油揚げと大根のみそ汁




6月８日（水）　　　鶏肉と白いんげん豆のトマト煮込み

　　　　　　　　　　　（ソーセージ、じゃがいも、玉ねぎ、
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ブロッコリー、にんじん入り）

　　　　　　　　　　　少々のオリーブオイルのみであっさり仕立て

　　　　　　　　　　　大福ベーカリー特製いちじくのパン

　　　　　　　　　　　一口たらこおにぎり

　　　　　　　　　　　カスタードプリン



６月９日（木）　　　すずきのソテー

　　　　　　　　　　　青梗菜の梅和え

　　　　　　　　　　　春雨サラダ

　　　　　　　　　　　豚汁



６月１０日（金）　　鶏のから揚げ

　　　　　　　　　　　枝豆

　　　　　　　　　　　さやいんげんの白和え

　　　　　　　　　　　かぼちゃの煮物

　　　　　　　　　　　冷やしそうめん



こんな具合で母との食事は３年ほど続きました。

ただだんだんと私のストレスが

溜まってくるように。





というのも当時中学生のこなすは

魚より肉、和食より洋食や中華

お浸しや和え物よりはサラダやマリネ、

といった具合で母との嗜好が真逆。








二人ともに満足できる献立を考えるのが

だんだんと辛くなり、最後は別献立を

作るように。







それでもそれだけ手をかけても

母もこなすもかなりの少食で

作り甲斐というものが全くなかったのです。








母からは多すぎるほどの食費を

もらっていただけに、私も必要以上の

責任を感じて頑張っていましたが

食事の支度が気になって外出も

慌しくなるような暮らしはおかしいと思い、

母に正直に話したのを覚えています。







でもやっぱり母娘ですね。

母は母でちょっとしか食べないことで

私の手間に報いることができず、

それもまたストレスになっていたとか。







で、この大福食堂のメニューは

今では幻となったわけです。






いっしょの食事をやめても、

母への差し入れやおすそ分け、

週末に家に呼ぶなど、できることを

できる範囲でするようになってからは

ストレスとは皆無です。

料理がストレスなんて、サリーには

あってはいけないのですわ。（笑）







それでもこんな昔のメモをいまだに

残していてくれた母にちょっぴりホロリ。

うれしくありがたいことです。









さあ、明日は父の命日。

好物だったトンカツをお昼から揚げて

母を呼んでともに父を偲びましょう。






大福食堂、１２時開店です。