小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
高知駅から特急に乗って50分。
車窓から太平洋が望めます。
あいにくの天気ですが。(^^;)
やってきたのはココ。
高知でいちばんおいしい鰹が
食べられるところです。
高知の方もやっぱりここのは
レベチなのだとか。
駅にはくれ坊。
初めまして、よろしくね♪
鰹乃國、久礼、やっと来られ
ました。
ここが朝、釣ったばかりの
鮮度抜群の鰹が食べられる
ところです。
大正4年、市場周辺一帯が
大火に見舞われましたが、
大正天皇より復興費が
届けられたそうです。
深く感激した町民は
それまでの町名を改めて
大正町と命名。
市場の名前にはそんな
素敵なエピソードがあったのですね。
さあ入ってみましょう。
魚だけでなく、干物やお惣菜、
野菜にくだものも売られて
います。
鰹のハランボ串、焼いてます。
ハランボは鰹のハラミ。
鮪の中トロの部分に当たり、
高知の人気食材です。
この市場で絶大な人気を誇るのが
田中鮮魚店さん。
鰹の目利きに優れた
鰹マイスターのいるお店です。
買った魚を向かいの食堂で
食べられるのですが、
休日は大行列必至。
おなす&サリーは平日を狙って
しかも11時前には食べる算段で
やってきました。
それでもすぐには入れないという
素晴らしい人気ぶりです。
田中鮮魚店はどれも量が多いので
種類が選べないのが残念。
結局、私たちは……。
鰹の塩たたきと刺身を注文。
高知の鰹は玉ねぎなどは
なく、ご覧の通り、至って
シンプル。塩とにんにく、
そしてわさびだけで食べられる
のは新鮮そのものだからです。
これにご飯と味噌汁のセットを
つけていただきます。
一切れが本当に大きくて
箸で持ち上げるのも
なかなか大変。 ← 落っことしそうになる!
鰹乃國の本物の鰹に
おなすさんも大感激♪
間違いなく、今までの人生で
いちばんの鰹です。
悲しいのは、もう地元では
鰹は食べられないということ。
本物を知るということは
そういうことですね。
仁淀ブルーでお世話になった
運転手さん、Oさんに教えて
もらった削り節を買いました。
田中鮮魚店と鰹節の浜吉ヤ。
創業100年以上の老舗同士の
コラボ商品です。
ほんのり味つけされた鰹節を
厚めに削ったもので、
そのままつまんでも、
ご飯やお浸しにかけても。
これまた存在感たっぷりの
削り節なので、まるで
鰹を食べているような感覚。
ああ、もう普通のパックの
削り節には戻れないかも。
世の中には知らない方が身のため、
ということってありますね。
まあかつおモナカですって。
かつお焼きはないのかな?
有名なところ天のお店。
今年の営業は終了、来年3月再開
です。酢醤油でも黒蜜でもなく、
鰹節やおじゃこを使った独特の
出しつゆで食べるのですって。
これもまた忘れ物ですね。
ちょっとお散歩。
雨の予報でしたが、結局傘の
出番はありませんでした。
ありがたや♪
漁師の守り神でもある久礼八幡宮。
その厄ぬけ石です。頭から抜けて
御神木に参拝祈願。ふくよかな
方にはちょっとキツいかも。(^^;)
高知も津波が来たら大変な被害を
受けます。だからこうして
津波避難タワー。どうか使われる
ことのありませんように。
初めて見た赤い横断歩道。
全国には注意喚起のための
紅白の横断歩道が
結構あるそうですね。確かに
これだとパッと目立ちますね。
さあ、また特急に乗って
戻りましょう。
ディーゼル車なので、線路上の
風景がさっぱりときれいです。
奥にはトンネル。ちょっとした
絵画を愛でながら、電車を
待ちます。
「高知に行って、本物の戻り鰹が食べたい!」
おなすさんのこの一言で決まった
今回の旅。結果は大満足ですが
その後はどうなる? (^^;)
初鰹と戻り鰹は高知に行って食べる。
本物を知ってしまったおなす&サリー。
選択肢はそれしかありません。(笑)
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