小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
室生寺の前にちょっこし寄り道
します。どこまでも青い空。
初夏の日差しを受けながら、
腹ごなしに歩きますわ。
しかしまあこれまたかなりの
上り坂。フツー、車で向かう
方々が多い中、おなす&サリーは
どこまでも徒歩ですの。(^^;)
ふうふう、まだかえ?
あらま、金魚ちゃん♪
奈良は金魚でも有名ですね。
こうして副業に金魚の養殖を
するおうちも多いそうです。
さあようやくご褒美です。
ここは室生山上公園芸術の森。
見てください、なんと美しい
眺めでしょう!
広さ7.8㏊。敷地全体がアートに
なっていて、最近ではインスタ映え
スポットとして人気を集め始めて
います。
ミュージックビデオもいろいろと
撮影されたそうなので、
興味のある方は是非YouTubeを
検索してみてくださいね。
設計と監修はイスラエル出身の
彫刻家ダニ・カラヴァン。
おとぎ話の風景のような木々は
ベニカナメモチ(レッドロビン)
です。
並木道を通り抜けましょう。
その先にあるのは……。
「弘法の井戸」です。
こちらもまた日本各地に
ありますね。
この並木道の幅は井戸に近づくに連れて
狭くなっていきますが、井戸の方から
振り返ると……。
並木の線が平行に見えます。
遠近法による目の錯覚ですが、
そんな仕掛けはほかにも
あります。
たとえばこちらの「螺旋の水路」
目の錯覚で金木犀の木が低く
見えますが、実際は木のある方が
高い位置にあります。
この薄巻きからくねくねと続く
のは……。
水路です。子どもたちが葉っぱを
流して、そのスピードを競う
など、安全に遊ぶことができます。
もちろん大人も負けじと楽しめ
ますわよ。
それにしてもかわいいコロンと
した金木犀の木。秋には
オレンジ色の花が咲いて、あの
甘くなつかしい香りを放つこと
でしょう。また会いに来ます。
「螺旋の竹林」
直径約17メートル、深さ4メートル。
螺旋状の竹林を壁伝いにぐるぐる
回りながら地下へ潜っていきます。
そこからトンネル状の通路が
伸びていて……。
階段を上がると……。
この三角サンドのような所から
地上に脱出! ああよかった。
出られたよ~! 開かれた空間と
閉じられた空間、地上と地下、
明と暗という複雑な空間体験が
楽しめます。
遠くに見えるのは高さ8メートル、
直径9メートルの天文の塔。
ここは太陽の道。
奈良から伊勢に続く重要な神社
仏閣等をつなぎ、古代の太陽信仰
にもつながっているのではと
言われる北緯34度32分の「太陽の
道」を視覚化しています。
カラヴァンの構想は海の向こうまで
めざし、国境を越えてつながることを
意識していたそうですが、この景色、
広島の平和の門を思い出します。
みんな仲良くつながればその先には
平和があるのですものね。
さあ、天文の塔に上って
みましょう。
しかしこの階段がまたきついこと!
段差がすっごくあって、一段一段
気合いを入れて上がります。
遠出するたびに、一つでも若いうちに
と思うことが多々あります。
それでも塔の上からの眺めは
ご覧の通り♪
360度、開放感に包まれます。
塔の裏はこんな風になっていて。
内部も圧巻のアートです。
苦労した階段の裏側が目の前に!
椅子も配置してあって、休憩でき
ますが、この日はちょっと暑すぎ
ました。
代わりにこんな景色を眺めながら
いただくのは……。
よもぎ餅です。
よもぎの香り、粒あんの甘さ、
疲れた身体が癒やされました。
よもぎ餅のお店でくずきりを
買いました。奈良と言えば
吉野葛ですものね。氷で
冷やしてチュルチュルいただく
のが楽しみです。
苔むした森もお散歩して。
たんぽぽの綿毛と戯れて。
奈良の素敵な森。
季節毎に訪れたい、そんな場所に
出会えたことに感謝です。
この記事にコメントする
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(01/19)
(01/18)
(01/17)
(01/17)
(01/13)
(01/11)
(01/08)
(01/07)
(01/06)
(01/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
サリー
性別:
女性
自己紹介:
夫と娘の3人家族。
料理と雑貨屋巡りが大好き。
料理と雑貨屋巡りが大好き。
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(11/26)
(11/27)
(11/28)
(11/29)
(11/30)
(12/01)
(12/02)
(12/03)
(12/04)
(12/05)
アクセス解析
カウンター