小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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 奥入瀬の朝。

 鳥のさえずりを聞きながら

 温泉を楽しんだあとは、また

 渓流沿いのテラスで朝ごはんを

 いただきましょう。








 こんな木のバスケットに入って

 登場。もう、これは間違いなく

 ピクニックです。おべんとの

 中味はね。








スモークサーモンのオープンサンドや

生ハムのクロワッサンサンド、

ほうれん草のキッシュに

チキンのタルティーヌ、そして

ソーセージとオリーブ。




 10種類の野菜と豆のサラダに

 かぼちゃサラダを添えたもの。

 どちらもこっくりとしていて

 食べ応えがあります。










 保温のスープジャーには

 ミネストローネが入っています。

 冷たいものが多い中で

 ほっとしますね。









 ヨーグルトにはグラノーラと

 りんごジャムを入れて。

 朝から優雅なひととき。

 今日もいい1日になります。








本日のメインイベントは

もちろん奥入瀬渓流散策♪

十和田湖東岸の子ノ口から

焼山までの約14キロメートルの流れを

新緑や苔とともに楽しみます。









好天で時間があれば、おなす&サリー、

14キロなどどうということはありませんが

なんと言うことでしょう。

この日は予報通り、雨!

それも結構激しい雨!

加えて時間もないとなれば、タクシーの

力を借りるしかございましぇん。











とりあえず、観光タクシーを3時間頼み、

私たちが歩きたいポイントで都度下ろしてもらって

最終的に十和田湖まで、というプランで

行くことに。



 雨の中、スタート。

 ここでうれしいオマケがありました。

 運転手さんが通り道だからと

 私たちの知らない名所に連れて

 行ってくれたのです。








 ここは奥入瀬渓流温泉スキー場。

 ね、リフトが見えるでしょう?















 淡いピンクは焼山地区の春の

 風物詩、芝桜なのでした。スキー場

 の麓から標高110メートルの高さ

 まで続く芝桜は、長さ430メートル、

 幅30メートル、植えられた数は

 およそ12万株。




見頃の時は白、ピンク、赤紫、薄紫の

4色の花が咲き揃うそうです。

残念ながらもう終わりの時期で

雨も加わって寂しい風景ではありましたが、

運転手さんのおかげでまた1つ

知らないことを知りました。

ホント、毎日がオベンキョです。




 さあ、いよいよ奥入瀬散策です。

 石ケ戸で下ろしてもらって

 歩き始めましょう。












 朝の森散歩。

 大木の梢が重なりあって

 空を覆ってくれるので、雨も

 多少はマシです。(^^;)










 それでもレインコートは必須!

 傘も持っていますが、ハイキングに

 傘はジャマでヤボ。この際、童心に

 返って、存分に雨を受け止めます。










 
 しかし今日も二人占め必至ですね。

 運転手さんにも「雨の日に

 来たことはないです。」と

 言われましたばい。










 やってきました。

 奥入瀬を代表するとも言われる

 「阿修羅の流れ」。













 これまでテレビや雑誌で

 見かけていたのがこの光景だった

 のですね。写真が下手すぎて

 伝わりませんが。










 水しぶきを上げるダイナミックな

 流れ。この激しさ、そして勢いが

 阿修羅たる所以なのですね。













 これは本当は動画ですよねえ。

 とにかく、想像をたくましく

 お願いいたします。(^_^;)












ところで奥入瀬には私の大好きな滝が

たくさんあります。

森と渓流と滝。

マイナスイオン浴びまくりなのです。




 雲井の滝。落差25メートル。

 滝壺まで行けるので、

 飛び散る水しぶきを

 思い切り体感できます。










水の勢いで岩が削り取られるのが速く、

ほかの滝と比べるとずいぶんと

奥まったところまで後退しています。

道路からは20メートルほど入ったところに

あるので、うっかり通り過ぎないように!





 おなす&サリーがあやかりたい

 のがコチラ。

 はい、「双白髪の滝」です。

 ともに白髪の生えるまで~って、

 アラ、もうとっくに生えてましたわ。

 





 ならばすかさずこちらの滝に

 あやかりましょう。

 その名も「不老の滝」!

 お互い、いつまでも若々しく

 ありたいものです。






この双白髪の滝と不老の滝、そして

白絹の滝、白糸の滝は同じ場所から

360度見渡すだけで、視界に入ることから

「一目四滝」と呼ばれています。

ただ、白絹の滝は季節によって、木々の葉に

隠れて見えないことが多いらしく、

私たちもその姿を確認することは

できませんでしたが。








それにしても一目で四つの滝が楽しめる。

自然というのはなんと粋な計らいを

してくれるのでしょう。

そして。




 いちばん楽しみにしていた滝が

 見えてきました。

 「銚子大滝」です。

 幅20メートル、落差7メートル。

 ジャパニーズ・スモール・

 ナイアガラという名前も。(笑)




そして十和田湖への魚の遡上を

妨げていたことで、「魚止めの滝」

とも呼ばれていました。

この滝のために、十和田湖には長い間

魚が生息していなかったというのも

実に興味深いことですね。






 水しぶきと水音。

 もうド迫力! 堂々たる

 あっぱれな滝!












 ず~っと見ていられます。

 雨でも諦めなくてよかった。

 大満足です。











 雨の奥入瀬でしたが、実は

 雨の日もとてもオススメと

 言われているのですよ。













 前にも言いましたが、木々の

 ドームによって、雨も

 さほど気になりません。












 人もほとんどいないので(笑)

 撮影も思いのまま。














 何より、雨に打たれた植物の

 美しいこと。水滴がキラキラと

 光って、晴れの日とはまた

 違った風情が楽しめます。









 「雨の奥入瀬散歩」という

 ツアーもありますからね。















 あ、ハート発見! ♡

 ささやかな喜びも♪














 時間があれば苔鑑賞も

 したかったですね……。














 神秘的な苔の世界。

 またまた忘れ物です。














 渓流の中の岩にもびっしりと

 苔、苔、苔。奥入瀬渓流には

 300種類以上の苔植物が生息

 しています。奥入瀬=緑という

 イメージに欠かせない、ミクロ

 なれど大きな存在です。







 これだけの自然の中を誰でも

 気軽に散策できるというのも

 奥入瀬の魅力ですね。














 次は晴れた日の木漏れ日も

 味わいたい。夢は続きます。













銚子大滝のあたりで運転手さんに拾って

いただき、そのまま十和田湖へ。

タクシーを3時間借りて、うち2時間は

歩くという、とても珍しい客でした。 (^^;)

それでも私たちのわがままなプランに

おつきあいくださって、ありがとうございました。

えっと、津軽弁でも……。

めやぐだじゃ!  ←  合ってます? (^_^;)




 しかし十和田湖は真っ白でした。

 せっかく運転手さんが瞰湖台展望台

 に連れて来てくださったのに。

 空と湖が一体化しとるがな。(T_T)









しかしタダでは起きないサリー。(笑)

ここでもしっかりオベンキョ。

十和田湖というのはまあるいカタチだと

思っていましたが、この展望台から眺めると

中山と御倉の二つの半島が突き出して

いるのですね。




 できることならこんなお姿を

 観たかった! 2日目も

 またまた忘れ物しました。













 とりあえず湖畔でお昼にしましょう。

 私はヒメマス定食。淡いオレンジ色の

 身はしっとりふわふわ。またまた

 初めての美味です。











 おなすさんは十和田バラ焼き。

 ご当地グルメの祭典でグランプリ

 を獲得したこともあるそうです。

 牛バラ肉と玉ねぎを醤油ベースの

 甘辛タレで炒めたもの。豚や馬肉
 
 で作るお店もあります。






 食後のお散歩。

 雨だし寒いし、誰もいないし。

 でもせっかく来たのですからね。

 己を奮い立たせて(笑)歩きます

 のよ。









 今日はホントに5月かえ?

















 白鳥さんも今日は出番が

 ございません。乗りたかったわ。
















 おお、遊覧船! 1日6便運行

 しています。観光だけでなく、

 交通手段としても使われているので

 たとえ乗客がひとりでも動いて

 くれます。何はともあれ、

 おかえりなさ~い!!!







 十和田神社にお詣りしましょう。

 807年に坂上田村麻呂が創建し、

 日本武尊と湖の主である青龍

 大権現が祀られています。










 鳥居をくぐるとすぐに鬱蒼とした

 杉並木。














 ずっと続きます。

















 雨の中でも森林浴。

 森というのは清々しさだけでなく、

 何か不思議な力をもたらして

 くれるように感じます。










 拝殿が現れました。

 小さいながら、歴史や風格が

 しっかり伝わってくるようです。












 さあ、次はあの方々に会いに

 行きましょう。そう、十和田湖の

 シンボルです。













 詩人にして彫刻家、高村光太郎の

 最後の作品、「乙女の像」です。       

 最愛の妻、智恵子さんがモデルだと

 言われていますね。











 二人の乙女は女性美と健康美に

 溢れて、強い生命力を感じます。

 雨の暗い十和田湖を前にしても

 凜として堂々。お会いできて

 よかったです♪









 天気というものは結構すぐに

 変わりますね。こんなに真っ白

 だった風景の中に。













 だんだんとカタチが現れて

 きました。
















 とにかく冷えました。

 どこぞであったかいお茶でも

 いただきましょう。













 県境に来ました。

 しかしここではおなじみの

 跨ぐポーズはできませんわね。






 

 


 かわいいカフェを発見!

 しかもアップルパイが食べられる

 みたいですよ♪












 湖畔のカフェ。

 晴れの日なら外のテラス席が

 オススメです。












 楽しいお願い。

 アノ白鳥さんのボートのこと

 ですね。間違えませんよ。

 ちゃんと白鳥さんですよ~♪










 アップルパイが来ました。

 シナモンを使っていないので

 とても爽やか。そしてリンゴ

 ぎっしり! パイはサクサク。

 しかも温かくて。






聞けば、随時焼きたてがお店に届くのだそうです。

湖畔の(失礼ながら)とても寂しい場所なのに

次から次へとアップルパイをテイクアウトする

お客さまが訪れて、大人気のお店でした。

今日もまたうれしい出会いです。





 だんだんと晴れてきました。

















 緑も鮮やかに見えてきました。

















 青空も覗いてきましたが、

 そろそろバスに乗る時間。

 ここから八戸に移動します。












 バスは元来た道を戻るので

 奥入瀬渓流がもう一度楽しめる

 ことに。バスの中から銚子大滝も

 雲井の滝も見られて、うれしい

 オマケでした。








 さらにうれしいオマケ♪

 運転手さんが時間に余裕がある

 からと、十和田市現代美術館の

 前で少し停まってくれたのです。

 夜露四苦ガールちゃん♪ パチリ♪










 そして美術館のシンボル的

 存在、フラワーホース。

 もっと明るくて華やかな色です。

 暗くて申し訳ない!












 草間彌生さんの作品も。

 次はぜひとも中を見たい。

 後ろ髪引かれるように、美術館

 を後にしました。









 ようやく八戸のホテルに到着。

 ベッドの上にこんな優しい

 心遣い。気持ちがポッと

 温かくなります。










 ロビーには入浴剤バイキング。

 カラフルでとっても楽しそう。

 疲れも吹き飛びますね。













 面白いのはこのシャンプーと

 コンディショナーの貸し出し

 サービス。おなす&サリーが

 それぞれ愛用しているものが

 あったので、あとで借りまひょ。








 ひとまず晩ごはんに出かけましょう。

 有名な屋台村もちょっこし覗いて。














 函館にもありましたねえ。

















 何軒もはしごするのが正しい

 楽しみ方かな?

 次はたくさんの時間を持って

 いろんなお店を回りましょう。










 郷土料理のお店にやってきました。

 びっくりしたのがこの突き出し。

 三品もある上に、炊き込みご飯まで

 あるう! 空きっ腹で飲んで胃を

 傷めないように、の心遣いでしょうか。








 青森に来たらイカよね。

 真っ白モクモクのドライアイスと

 ともに登場。甘くて

 おいしかったです。











 おなすさんは大好きな山菜。

 ウルイ、シドケ、ワラビです。

 香り、歯触りともに大満足。

 春ならではの滋味ですね。











 ホタテの浜焼き。

 磯の香りが鼻をくすぐって。















 鯖の塩焼きと。







 








 八戸の名物、せんべい汁。

 南部せんべいを肉や魚、野菜

 などと煮込んだものです。

 寒い夜にはとってもうれしい♪









南部せんべいはモチモチとして

おいしい。溶けてどろっとするのかなと

思っていたので、うれしい裏切りでした。(笑)

なんでも、鍋用に開発された溶けにくい

おせんべいが使われているそうです。

にゃるほろ~♪





 おなすさんは青森の地酒も

 飲んで、大満足。

 さあ、帰りましょうか。

 あら、きれいなランプねえ。

 今日も美しいものでお開きです。















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