秋晴れの日の記事を書いたと思ったら
時はすでに真冬。
SNOWさん、先日は安否確認メールを
ありがとうございました。
余計なご心配をおかけして本当に
ごめんなさい。
そして何も動かないページでも
毎日どなかかが覗きにきてくださって
こちらも本当に感謝します。
遠くからいつも気遣ってくれる人のいる
うれしさ、ありがたさ、心強さ、しみじみ感じています。
ホッタラカシブログの理由は単に
忙しくて余裕がなかったということ。
昔の記事を改めて読み返してみると
あたしゃ、なんて暇だったのだろう!と
びっくりぽんですわよ。 ← 古い?
忙しさの理由はいろいろですが
やっぱり母のサポートが増えてきたことが
いちばんですね。
こなすは不在。おなすさんもしょっちゅう
留守。そして母は筋金入りのひきこもり
ですから母の様子を把握しているのは
ほぼ私一人だけ。
それが私にとっては大きな不安でした。
だって母の行く先は私の采配ひとつに
かかっているようなものですからね。
たった一人で老いていく親を見続けるのは
やっぱりドエリャ~心細いものですわよ。
というわけで予防医学ならぬ
介護予防のためには何ができるか、
私の試行錯誤が始まったわけですわ。
とにかく母を外へ連れ出さなくてはならぬ。
私以外の他者と関わってもらわなくてはならぬ。
すっかり弱ってきた足腰を鍛え直さなくてはならぬ。
やるべきことは見えているものの、問題は
本人の意志。
その気がない人にいくら言い聞かせたところで
どうにもなりませんからねえ。
特にうちのおかあちゃんはその意味では
とってもむずかしいお人。(笑)
昔からあたしゃあと一年よ、と言い続けてきたので
長生きに必要なことはすべて無用と
スルーしてきた母。
ひとり家にこもって本を読み、
話し相手が娘一人では老化のスピードは
あっという間に加速します。
かくしていろいろなところに相談に行き、
よかれと思ったところに連れ出しましたが
なかなかうまくはいかないもので。(笑)
もともと気遣いの人ですから、今更
他人と関わって疲れるのも嫌、
恥をかくのも嫌、寒い日に出かけるのも嫌と
気持ちはわかりますが、それでは
健康長寿は目指せないのですよね。
ある意味、本当に大変な時代になったと思います。
「隠居」なんてもはや死語でしょうね。
いくつになっても楽させてもらえない、
本当に高齢者にとっては気の毒なことです。
私の試みはうまくいっているとは言えませんが
ただ一つの収穫は母の様子を相談できる
人たちに出会えたこと。
私一人ではこの先に待つかもしれない
いろいろな判断に自信が持てませんからね。
そして体操や折り紙などいろいろな集いに
やってくるお年寄りたちは、みんな
親切で感じのよい方ばかりというのも
救われます。いずれ、私もそういう場に
参加する時が来るのでしょうが
今からシミュレーションできて
得したのかもしれません。(笑)
年が明けて春が来れば母は85歳。
先祖代々や姉妹の寿命をはるかに超えて
生かされているのですもの。
何とか楽しくありがたく暮らしていって
ほしいものです。
さあ、次はあさって。
「おかあさんといっしょ」、行ってきます♪
料理と雑貨屋巡りが大好き。