小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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  これはこなすが一歳半の頃、着て
  
  

  いたワンピース。白っぽく見えますが

  実際は淡いピンクなのです。

  輸入子供服専門店で一目ぼれ

  したのを思い出します。







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  これまたこなすが履いていた靴下。

  7~8センチですって!

  
  小さかったのね~。まあ今でも

  こなすの足は22センチもないの

  
  ですが。








これは母のタンスから引き取ったもの。

その理由は、もう使うことがなくなったから。

え? ど~ゆ~こと?

って思いますよね。

今日はその小さな謎(笑)について

お話いたしましょう。









うちには私が幼稚園の頃に買ってもらった

お人形がいました。ブロンドの長い髪に

ブルーの瞳。大きさはちょうど一歳半の子ども

ぐらいで、なんと手をつないでいっしょに

歩くことができたのです。








映画館や旅行にまで連れていったことも

あるほどかわいがっていたのですが、

年とともに私はホッタラカシ。

以後は母が私に代わってずっと

お世話をしてくれていたのです。









彼女が着られそうなベビー服を買い、

季節によって髪を結ったり、帽子や

アクセサリーにまでこだわっていましたね。

特に長い年月の間に、豊かな金髪も

剥げてきてしまったので(!)帽子は

欠かせないアイテムでした。








で、こなすが生まれて、このお人形と同じ大きさ(笑)に

なった頃、なんと彼女のお下がりを着ていたことが

あるのですよ。

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  赤いニットのパンツスーツも。
















IMG_4703.JPG    
  同じく紺色のニットスーツも。

  こちらはスカートタイプですが

  どちらもお人形用に母が

  用意したものです。











で、こなすがお人形の大きさを超えてからは

逆にこなすが来ていたベビー服を

彼女が着るようになったのです。

淡いピンクのワンピースは言わば

こなすのお上がり。(?)

夏になると、決まって一度は

着ていましたね。(笑)








そのお人形も、昨年、とうとう人形寺に

送ってしまいました。

母娘揃っての断捨離の一環です。

あまりにも長くいっしょにいすぎた上、

擬人化にもほどがありましたから

決断までには本当に悩みました。

でもあとあと困るのはこなすですからね。

幸い、手厚く迎えてくれるお寺が

見つかったので、思い切って

送り出した次第です。








あれから一年。

母のタンスには一段丸々彼女の服や

小物が残っていました。

それもついに手放すこととなり、

その中からピンクのワンピースと

靴下だけもらってきたのです。








ピンクのワンピースは、まだ父が生きていた頃、

みんなで銀座に遊びに行った時に見つけたもの。

このワンピースを着て、試着室から

飛び出してきたこなすに父が上げた歓声。

今でもはっきり聞こえてくるようです。









家族の温かい思い出がたくさん詰まったワンピース。

次は私のタンスでずっとずっと守りましょう。
 
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