3月11日。
一ヶ月ぶりにブログを更新して間もなく、
とてつもない悲劇が日本を襲いました。
私のくだらない泣き言が本当に恥ずかしいです。
震災で亡くなられた方々、被災地で不自由な生活を
余儀なくされている方々、そして復興に携わる方々、
心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早く
少しでも心安らぐ日々が訪れることを
願ってやみません。
被災された方々には申し訳ないと思いつつ、
私たちは予定通り、こなすの生活基盤を
整えることにしました。
震災の影響で部屋探しも買い物も
そして引越しや通販の配送も
全てトラブル続きで難航しましたが
私たちの苦労などグチを言えるほどのものではありません。
いくつもの幸運にも助けられて、
おかげさまで便利で雰囲気の良い町に
セキュリティ万全の学生マンションを見つけました。
ありがたいことに計画停電も免除されている
地域でしたし、余震も今のところ一回だけ。
本当に感謝しなければなりませんね。
荷物の搬入が大幅に遅れたため
体裁を整えるまでに10日間要しましたが
こなすと二人だけの貴重な日々。
それはもう私にとっては忘れられない
楽しいままごと生活でした。
授業開始も遅れたので、二人で一旦
自宅に戻り、昨日の朝、こなすは
ひとりで新しい暮らしに旅立ちました。
子どもというのは親が思う以上に
しっかりしているものですね。
こなすもひとり暮らし初日から
食材の買い物に出かけ、麦茶を沸かし、
私が持たせたおかずに合わせて
チャーハンをこしらえたそう。
今朝も残りのチャーハンにバナナとヨーグルトで
しっかり朝ごはん。大学のガイダンスに
出かけましたよ。
これがこなすキッチン。
シンクはフライパンを洗うのにも
苦労するほどのちっちゃさ!
しかも調理台というものが全く
ないのです。仕方ないので
キャスターつきのワゴンを
投入しましたわ。
ここでもテーマカラーは黄色
でっせ。
某通販の格安ケトル。
もちろん黄色♪ それにしても
100均や300均も大いなる
味方でした。あなたたちは
本当にエライっ!
このキッチンで、サリーの付け焼刃式料理教室
短期集中講座を開催。(笑)
当教室のポリシーは計量はせず、舌で覚える!
に尽きます。
そのためには何度も味見をして、自分がおいしいと
思える味になるまで試行錯誤を繰り返すこと。
料理でいちばん大切なのは、おいしい味を
再現する力ですからね。
もともとセンスがあったのか、こなすは
めきめき上達しました。
これは自宅に戻る前夜のごはん。
二つ割のトマトとチーズをのせた
煮込みハンバーグになんちゃって
ジャーマンポテトとブロッコリーの
ソテーを添えて。ホームシック軽減
を狙って食器はうちで使っていた
ものを持ってきました。
くず野菜でスープも。
たった一つのコンロで何品も
作るのは本当に大変です。
今まで以上に手順と段取り、
レンジとの連携プレーが
必要なの。
朝ごはんもしっかり作りました。
今まで卵料理はあまり好きでは
なかったのに、引越し作業の間に
いり卵もゆで卵もおいしいと
思うようになったとか。ホント、
人はいつでも変われますね。
おにぎりのまとめ作りもしました。
身長の割に手足がとっても小さい
こなす。おにぎりも1合のご飯で
5個もできました。なんだか
余計な労力だわねえ。しかし、具
をきっちり等分するところは
理系のおなす譲りだな。(笑)
赤頭巾ちゃんも連れてきました。
テーブルが届かなかったので
ダンボールにクロスをかけて。
甘いものは本当に疲れを
癒してくれますね。
未来に通じるこなすの新しい鍵。
安心のために小さいけれど
結構大きな音が出るホイッスル
をつけました。出番がないことを
祈りますが。
こなすとは昨日から頻繁にメールのやりとり。
不携帯電話のサリー返上です。(笑)
ついさっき、ガイダンスでお友だちになった人と
お昼を食べているというメールが。
こなすは確実に新しい世界を作り始めています。
私もぼやぼやしていられませんね。
でもね~。
一ヶ月遅れの入学式もありますし、
こなすの
「すぐに来るでしょう?」
の問いかけに即答イエスをした私。
またまたこなすの元に飛んでいきます。
そして授業やサークルにも慣れたのを
見届けて、ついでにふるさと東京を満喫し、
なつかしい友人との再会も計画。
こなすの旅立ちは私に新しい楽しみを
もたらしてくれたようです。
パンもお菓子も洋風お惣菜も
愛のおかあちゃん便を発送予定ですから
バターの大人買いもこれまで通り。
こなすがいなくなったことで、できなくなることなど
実はひとつもなかったのですね。
こなすのことが落ち着いたら、ずっと
ホッタラカラシのおなすさんのところへも
行きますし、あら、私、とっても
忙しくなりましたね。
母との時間も更に充実させましょう。
私たちの留守をしっかり守ってくれた上、
毎晩長い激励電話をくれた母には
本当に感謝。
誰よりもいちばんさびしかったのは
母なのに。
今日はその母の78回目の誕生日。
うれしいことにおなすさんも出張ついでに
帰ってくるので、三人でお祝いの夕食を
囲みます。こなすには電話で参加してもらいましょう。
こなすの春を祝福してくださった皆さま、
そして放置ブログに毎日遊びに来てくださった皆さま、
本当にありがとうございます。
皆さまに見守られているという心強さをバネに
メリハリのある暮らしを続けていきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。
さあ、サリーはやっぱりキッチン♪
春の香りのたけのこ、コトコトと煮てきましょう。
ミス・ローニンの肩書きからようやく解放されて
4月からはひとり暮らしになります。
SNOWさんお手製のバッグに
おべんとを入れ、ポーチには
ブドウ糖やチョコレートを詰めて
予備校はもちろんツアー(笑)にも
持参。SNOWさんに見守られて
いるようで心強かったです。
梅ちゃんの持ち手もちょっと汚れてしまいましたが
こなすの汗と涙を知り尽くした大切な相棒。
本当にありがとうございました。
落ち着いたら、またゆっくりメールしますね。
ミス・ローニンの生活は本当に辛いものでした。
努力の先に結果が保証されているわけでは
ありませんから、ただただ自分を信じて
突き進むのみ。
望む結果が得られなかった時、こなすは
いったいどうなるのだろうと私は本当に
恐怖にも近い思いを抱いていました。
努力したのに報われない。
これは本当に辛いことですよね。
いくら、頑張ったことに意味がある、
重ねた努力には万に一つの無駄もない、
などと並べ立てたところで、傷ついた受験生の
心には決して届きません。
こなす自身、二度目のツアーの時には
追い詰められて涙を流しながらの受験でしたから
そばで見ている私は本当に胸がつぶれそうでした。
自宅への帰り道、
「これからの人生、楽な道と辛い道があったなら
私は迷わず楽な道を選ぶと思うわ」
と、つぶやいたこなす。
結果が出なかった時には、努力なんてしても無駄、と
今後、何事においても最初からあきらめてしまうように
なるのではと危倶したものです。
幸運も手伝って、桜が咲いた今、
「あのしんどい浪人生活を思えば
この先、何があってもこわくないわ」
とこなすは言い切りました。
この一年の間に、人間的に大きく
成長したことをほめてやりたいです。
しっかし!
同じ1年、ちっとも成長していなかったのが
このアタクシです。
覚悟はしていたものの、しかも一年間の
執行猶予があったにも関わらず、いざ
こなすがうちを出て行くことが決まったら
もうダメ。
15分置きに涙が溢れて止まりません。
たった三人の家族がとうとうバラバラに
なってしまったのですもの。
思えば三人揃って暮らせたのはわずか11年です。
でもその中でいちばんの恩恵を受けていたのは私。
こなすとは今までいっしょに暮らせ、時には
こなすを置いて一人でおなすさんに会いに行きましたし、
何より実母がすぐそばにいてくれる。
心細くてたまらないのはこなすですものね。
私がエンエンしていてどうする!
です。
でもね。
「今日の晩ごはん、なあに?」
毎日のように繰り返されるこなすの問いかけが
私は大好きでした。
好物を告げられた時のうれしそうな顔、
和風の魚料理と知った時のちょっぴり
テンションの下がった顔。
あの声もあの顔ももう日常的に
楽しめないのだと思うとやっぱり涙が止まりません。
筋トレ代わりの重い買い物も、大量の野菜の身支度も
麦茶の常備も、バターの大人買いももう必要ない。
お洒落な洋風料理やデザートを作ることも
もう当分ないのだとあれこれ数え上げていくと
またまたポロポロ。
寂しいのは母も同じ。
「19でヨメに出したと思おう!」
と二人して何とか前向きになろうと努力していますが。
こなすの自立と巣立ち。
それは喜ぶべきことであって
涙顔で送り出してはいけませんね。
まずはこなすが安心して暮らせるアパートを
探しに明日から出かけます。
そして家具や家電、生活必需品などを
そろえて、生活基盤を整えないと。
マネージャーとしての最後の勤めです。
贅沢はできないけれど、こなすが
さびしくならないよう、思いっきりラブリーに
してやりたいですね。
全てが終わったら、しばらくはツカイモノにならない
私がいることでしょう。
きっとまたタイマーに逆戻り。
でもその設定時間が少しずつ長くなるよう
自分だけの楽しみや生きがいを見つけていきます。
完全放置状態のブログなのに、毎日遊びに来て
くださった皆さま、無駄足になって
本当にごめんなさい。
でも、こんな私のことを気にかけてくださる方々が
いらっしゃるということに大きく励まされています。
母がそばにいるとはいえ、一応
ひとり暮らしになるサリー。
ブログの内容も変わってくるとは思いますが
皆さまの存在を支えに、これからも
きちんと暮らしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたしますね。
本当にありがとうございました。
では、新しい春、
希望を胸に行って来ます。
寒い寒い冬の日、あなたは生まれてきましたね。
あれから19年。
とうとう10代最後の誕生日を迎えました。
この1年、選んだ道を二人して後悔したことも
ありましたが、今振り返るとこの回り道は
決して無駄ではなかったと思います。
目に見えるもの、見えないもの。
その手にたくさん集めたでしょう?
期間限定タレント(笑)もいよいよデビューの時。
来月からはツアーも始まって(笑笑)
マネージャーも忙しくなりますが
母と娘のなかよしパワーで乗り切りましょうね。
何はともあれビタミンC!
今年は老舗のくだもの屋さんに
作ってもらいました。美しい
装飾はないけれど、実質本位、
まさに苺を食べるバースデー
ケーキですよ。
春を待ちわびてこんなキャンドル
を選びました。夜遅くなるけれど
ばあばにも来てもらって
お祝いしましょうね。
積み重ねた時間の先に、輝く未来が待っていますように。
19歳。
心からおめでとう♪
2011年、あけましておめでとうございます。
行き当たりばったりの気まぐれブログでは
ありますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はうさぎちゃんの年。
軽いフットワークでぴょんぴょん♪
飛躍の一年になりますように。
うさぎというのは干支の中で
いちばん可愛らしいですね。
お屠蘇がわりのお酒もこんな
かわいいボトルを選びました。
母からもらった源右衛門の
干支のぐい飲み。
このうさぎさんはちょっこし
色っぽいタイプですの。(笑)
昨年の大晦日。
こちらは珍しく大雪に見舞われました。
こなすはいつものトコ(笑)、おなすさんも
まだ戻らず、降りしきる雪を眺めながら
一人黙々とおせちを作り続けました。
おせち作りは考えるだけで億劫になるものですが
一度きりの人生で50回作れるかどうか、ですよね。
今回改めて思ったのは、おせち作りは
アンチエイジングにも効果的だということ。
まずメニュー作り。
定番に加えて新しい風を吹き込むためにも
新たなレシピを試してみるチャンス、つまり
これまでの記憶と好奇心が必要です。
さらに限られた火口で数多くの煮炊きを
しなければならないので、手順と段取りも大切。
手とアタマを忙しく連動させながら
集中力も試されるわけです。
そしておびただしい種類と量の買い物に加え、
多岐にわたる下拵え。長時間立ち続けて
たくさんの刻みものをしたり、なます用の大根や
人参の水気をぎゅうっと絞ったり、
これはもう立派な筋トレです。
そしておせちには普段のゴハンとは違って
手間のかかる細工物もたくさんあります。
面倒な飾りや細工をこなしたあとは
重箱にいかに見栄えよく盛り込むか。
手先も使って、センスも磨いて、
本当におせちを作っている間は
ボケている(笑)ヒマなどござんせんわ。
年に一度とはいえ、続けているからこそ
続けられる、そういうものではないでしょうか。
面倒だからと一度さぼってしまったら
次に作る時には今以上にきつく、辛い仕事に
なってしまうと思います。特にこれからのトシはね~。
体力も根性もない私ですが、おせちだけは
これからも作り続けたいと思います。
おせちが作れるということは、新年を寿ぐことが
できるということ、つまりは家族みんなが
健やかである証しですものね。
さてさて、今年のおせち。
わたしのこなすちゃんがいないので
鴨ロースやローストビーフは今回はナシ。
かわりに数年ぶりに復活させた品々を
ちょっこしご紹介しましょう。
鶏のガランティーヌ。娘時代に
母の友だちの料理上手なおばさま
に教わったフレンチですが、おせち
やおべんとにも合うのです。
そのままはもちろん、ポン酢や
コチュジャンマヨネーズなどを
つけても♪
棒状のロースハムとグリンピースのほかに
生椎茸も巻き込むのにうっかり
忘れてしまいました。
切り口の美しさが命なのに~。
手順の確認は本当に大切です。(汗)
しかも私のいつもの悪いクセが出てしまいそう。
案の定、巨大化。
小ぶりに作った方が美しいのにィ。
まあ仕方ない。とにかくこのまま
オーブンに放り込みますわ。
数年に一度しか作らないものは
本当に上達しません。
出来上がりました。グリンピース
の配置もいい加減ですわね。
でもしっとりとおいしいガランティー
ヌ。大量にできたので、しばらくは
アレンジしながら楽しめます。
岩石卵。新しい作り方を試したら
これまでと全く同じ材料にも
関わらず、違った趣に仕上がり
ました。料理って本当に
魔法みたい♪
伊達巻はおなすさんの好物。
大きく巻いたこともありますが
今はまっているのは可愛らしく作ること。
どら焼きの皮のように小さく焼いて
それをくるりと巻くのです。
紅白の水引を結んでお正月
らしさを演出。二口か三口で
食べられるので甘いものが
苦手な人でもペロリと
いけますよ。小さくてもしっとり
ふわふわ。大きな伊達巻に
負けないのです。
切ってもいいのよ。直径2センチ
足らず。ままごと命のサリー。
あまりの可愛らしさに
台所でひとりもだえるのです。
幸せって簡単♪
お多福豆の抹茶揚げ。
市販の甘煮に抹茶入りの衣を
つけてからりと揚げるだけ。
揚げ饅頭のようでおいしいの。
抹茶の苦味で甘さもほどよく
和らいで。
出来上がった料理をずらりと並べて。
達成感とともに仕出屋の主人になったような
気分を味わいます。
そ、あたし、お店屋さんごっこも大好きなの。
ここまでくればもう一息。
母から譲り受けた自慢の重箱に
ひとつひとつ盛り込んでいきます。
一の重。
こなすがいないのでスイート
ポテトや茶巾絞りはナシ。
代わりに母がくれた「栗きんとん
羊羹」なるものを詰めました。
手抜きって楽う~♪
二の重。
海老の大きさに紛れてガランティ
ーヌも何とか納まりましたわ。
鶏団子や牛肉の牛蒡巻きは
おべんとにもしょっちゅう
こしらえてきました。
三の重。
毎年いちばん手間がかかり
ますが、素材ひとつひとつを
丁寧に煮ることでいりどりとは
違ったおいしさが楽しめます。
与の重。
紅白なますは私の大好物。
柚子の皮と絞り汁をたっぷり
加えて、この季節ならではの
香りを満喫します。
元旦は母とおなすさんと三人で
おせちを囲みました。
食卓にこなすがいないのは
さびしく、またかわいそうでもありますが
生活のペースが崩れがちなお正月。
関わらない方が(笑)彼女のためです。
おなすさんは二日の夕方には
れんこん畑へ。
我が家のお正月はあっけなく終わりましたわ。
一人で過ごすお正月。
サリーはまたまたキッチンへ。
2011年お菓子作りのスタートは
やっぱりうさぎちゃんクッキー。
いそいそと焼きまっせ♪
オーブンシートに残った跡も
可愛くて思わずパチリ。
部屋中に甘い匂いも広がって
またまた幸せって簡単♪
目鼻をつけ、昨年来ハマっている
個包装で仕上げ。
こなすのおべんとの時間に
お友だちと食べたらいいかなと
思ったのですけど。
最近は、おべんとの「と」が「きょ」に
なって、クッキーなんぞかじってるバヤイでは
ないのですと。エンエン。
こなすに振られたクッキーはもちろん
母のところへ。
「あらま、かわいいっ!」
で、私の心も慰められます。
さあて、今年はいったいどんな年になるのやら。
と言うより、どんな年にしましょうか、ですね。
まだ始まったばかり。
皆さま、思い思いの夢をでっかく描いて
素敵な1年にしましょうね。
いつもお母ちゃん♪
ゴハンにおやつ、お茶、交通費、
その他モロモロについでの買い物まで
すべてメンドー見てもらってます。
本来なら親にお小遣いのひとつでも
あげるべきトシなのに、甲斐性のない娘で
申し訳ないですね。
母にしてあげることは最早不可能なので(汗)、
その代わり、今度は私がこなすのスポンサーに
なればいいかな。
せめてものお返しとお疲れさまのねぎらいを
こめて、母と出かけた翌日はいつも
朝ごはんを届けることにしています。
三日ほどご飯粒を食べていないと
言っていたので、今朝は和風に。
母の好きな塩ジャケを焼いて
オムレツやもずく酢などを
添えましょう。
疲労回復のために食後は
チョコレート。コレ、今コッチ方面
で話題のチョコなんざんす。
喜寿の母にも流行は教えて
あげないとね。それが若さを
保つ秘訣♪
明日からいよいよ12月。
母が決まって体調を崩す魔の月ですが
今年はなんとか元気でいられますように。
次は師走の買い物。
ついでに美容師さんに教えてもらった
パフェ、食べましょうね。
近所のフレンチランチも行きたいし、
朝ごはんの出前、まだまだ続きまっせ♪
平均滞在時間16時間のおなす。
今回はそのほとんどが仕事で不在とはいえ、
3泊4日、72時間の大記録です。(笑)
おなすさんがいると、私は不思議と
シャキッとします。
おなすヘンゼルを太らせねばという使命感に
燃えることもありますが、何より
とにかく安心するからでしょうね。
今回も朝昼晩、力いっぱい(?)
ゴハンを作りましたわよ~。
画像の処理がメンドクサイので
一部だけご紹介しますね。
これはある日の晩ごはん。
いつもは遅い帰宅のこなすも
この日はインフルエンザの予防接種のために
早く帰ったので3ヶ月ぶりに家族そろって
食卓を囲むことができました。うれし♪
れんこん畑に敬意を表して(?)
れんこんバーグ。さっぱりと
大根おろしとポン酢で。大根おろし
にはお好みであさつきや青じそ、
三つ葉など薬味をたっぷり
加えてもいいものですよ。
小鯵の南蛮漬け。この秋、おなす
もマスターした一品ですが、
やっぱり誰かに作ってもらったほうが
うれしいでしょ?
鶏と大根を中華スープや干し
椎茸の戻し汁、オイスターソース
などでとろりと煮込んで。和風の
甘辛味とは違ったおいしさ、
こなすに大受けでしたわ♪
家族が揃う夜にはやっぱり
食卓に温かな湯気を立ち上らせ
たいもの。今夜はプデチゲ。
プデは韓国語で「部隊」のこと。
米軍から入ってきたソーセージや
チーズを使ったのが始まりだそう
です。
これはこの秋、うちの定番入りを
果たした新しいレシピ。
みそやコチュジャンで味付けしたスープに
キムチ、豚肉、ねぎ、ソーセージを入れ
火が通ったらインスタントの乾麺とチーズを入れ、
仕上げにニラをたっぷり。
あとはビビンパのように全体をよく
混ぜながらいただきます。
チーズのおかげでマイルドな味わいになり、
そのスープを吸ったラーメンのおいしいこと。
是非お試しあれ!
あとはおなすさんの好きなポテトサラダと
白菜漬け、ほかほかご飯に食後はりんごをどっさり。
もちろんビールもいろんな種類をよ~く冷やして。
プデチゲ以外のおかずを病院よろ
しく(笑)夕方5時に届けました。
いっしょに食卓は囲めずとも
同じものを食べて胃袋がつながって
いればうれしいでしょ?
昨日の夜、夕食もそこそこに
そしてこなすの帰りを待つこともできないまま
おなすさんはれんこん畑に
戻っていきました。
この日の午後、いっしょに行った買い物先で
おなすが買ったのはナント、縫い針用の糸通し!
自分で繕い物をするようになったのも
驚きですが、それ以上に老眼が始まったという事実に
離れている年月の長さを改めて思いました。
「いくらなんでも8年は長すぎる。
これだけガマンしたんだから
そのうちいいこと、ないかしら」
と、思わずグチル私。
「試練はその人が耐えられる分しか与えられないって
言うじゃない? つまり耐えられるぐらいの
試練なら、耐えて当たり前なんじゃないの」
と、冷静なおなす。
うむ、確かに。
私の浅はかな考えは禅の教えである
あの「無功徳」にも反しますね。
不惑のトシも終わろうとしているのに
人間的にはなかなか成長できない
サリーです。
晩秋の夜、さびしいれんこん畑に
戻っていくおなすを見送りながら
「耐えて当たり前」と口に出して
言ってみました。
そうね。
離れて暮らしたからこそ、たった72時間でも
ありがたいと思えるようになったわけで
試練は小さなしあわせに気づくきっかけを
与えてくれるものなのかもしれません。
「不自由とはいっても、オレはとにかく
仕事だけしていればいいんだから」
それは私も同じ。
不安やさびしさはあっても、とりあえず
家事だけしていればいい毎日。
介護の苦労もなにもなく、自分のペースで
過ごせるということは今の時代、
本当に感謝しなければいけませんね。
今日もまたひとつ、ちょっぴり
心を入れ替えた私でございました~♪(笑)
そして昨日20日はおなすパパのお誕生日。
どちらも変らぬ元気な声を聞かせていただいて
しあわせ気分のサリーです。
まあお互い、トシとともにいろんな悩みが
次から次へと出てきますが
自分の悩みは生きていればこそ
家族の悩みは家族がいてくれればこそ
つまり悩めるというのはそれだけで
ありがたいことなのかもしれませんね。
元気なYUKI~*さんとおなすパパに
ほっとした私、さあ、朝一番のお仕事は
我がお母ちゃん、まさこちゃんのレスキュー♪(笑)
こなすべんとのついでですが
母の大好きなサンドイッチ。
木のカトラリーに見えるのはね。
バターたっぷりのさくさくクッキー。
この状態で冷凍しておいたので
食べたい時に、4、5本焼くだけ。
次はおなすさんが帰ってきた時に
トーストに添えてあげましょう。
「ああ、ナニ食べよ」
毎度おなじみのおかあちゃんの悩み、
解消すべく早速出動いたします。(笑)
朝からちゃんと食べて母も元気。
喜ぶ顔を見て私も元気。
とにもかくにも。
みんなみんな元気でいてね♪
今の願いはそれだけざんす。
久々クイズです。
私はどこにいるのでしょう?
正解は……。
も、おわかりですね~。
この秋休み、ミス・ローニンの
マネージャーもちょっこしおヒマをいただいて
おなすさんの陣中見舞いにやってきました。
それにしても皆さん、やっぱり
お出かけするのですね!
のんびり出遅れた私、いつもの新幹線の
指定が取れず、お昼を回っての到着と
なりました。
遅めのランチは途中で何かしら
軽いものを買って帰ろうと思っていたら…。
おなすさんが冷やし中華を
作ってくれました。
きゅうりの見事な切り方(笑)!
麺にはなじみませんわねえ。
でもうまかったうしまけた。
しかも泣かせるデザートつき!
ミニカップゼリーを凍らせた
シャーベットとフィンガーチョコ
の盛り合わせ。(笑)うっうっ、
こんな小技が使えるようになった
とは、おぬしも成長したのお。
お腹いっぱいになったあとはいつものぐうたらヨメ。(笑)
そ、畳の上でゴロンゴロンの至福の時です。
一方、おなすさんは私の布団一式を整え、
麦茶を沸かし、ハンカチとワイシャツの
アイロンかけをすませると、花壇に
コスモスの種を蒔きに。
今年の異常な猛暑で蒔いても蒔いても
一向に芽が出てくれなかったそうですが、
それでもメゲズに週末になると
また種を蒔く。
こういうところがうちのおなすのエライとこ。
せっかちで飽きっぽく、すぐに結果が出ないと
不満に思う私とは真逆の性格。
彼の静かな粘り強さ、そして
揺らぐことのない精神力は
私のお手本なのです。
さあ、これからお楽しみの晩ごはん♪
今年も一日遅れの誕生日を祝ってもらいました。
今年も二人で祝えたことに感謝。
メニューは「和イタコース」(笑)
その名の通り、和食とイタリアン
の折衷料理なのでっせ。
まずは冷たい前菜から。
生ハムといちじく、生湯葉の
イクラ添え、吉野豆腐南高梅。
温かい前菜。魚のすり身に
かぼちゃの千切りをまぶした
蓑揚げと焼き松茸に焼き栗。
うれしい秋の初物。
東を向いて笑いましょう。
ここでお刺身が登場!
鯛、車海老、カツオ、イカ、
そして鱧。車海老の頭は
茹でてあって、丸ごと食べられ
ちゃいました。
続いては汁物。メニューでは
牛蒡のすり流しでしたが、予定が
変わったのかかぼちゃの冷たい
スープに。誰もがほっとする
クリーミーでやさしい味でした。
何たって「和イタ」ですから
パスタもありまっせ。
伊勢海老のトマトパスタ。
みその効果か、とにかく
まろやかでうまかったべ。
パスタの次は海老とカツオの
握り寿司! 何の疑問も
違和感もなく、するするぱくぱく
食べられます。
佐賀牛のフィレステーキ、
トリュフソース。付け合せも
とっても凝ってます。
早速マネしようと思ったのは…。
しめじをほうれん草で束ねた
ものです。ちょっとした工夫で
おしゃれな一品になるもの
ですね。コレ、早速使います
わよ!
このあとは〆に松茸ごはんと松茸のお吸いもの。
デザートは4種類のケーキから一品チョイス。
コーヒーを飲み終わる頃には、もう
お腹はパンパン。イカめし状態でしたわ。(汗)
それにしても素晴らしいのはここの料理長!!!
だって本格的な懐石もフレンチもイタリアンも
すべてひとりで作ってしまう、オールマイティー
スーパーシェフなのだもの!
しかも作るだけでなく、給仕までしてくれるのです!
伊勢海老のパスタをいそいそと運びながら
「これ、さっきまでそこの水槽で泳いでたんですよ~」
とか、「おかわり、自由ですからね~」
って、にこにこと松茸ごはんをサービス。
もう、おいしくてうれしくて、とびきりの感謝の
気持ちをお伝えしてきました。
返す返すもれんこん畑の中だけに
留めておくには惜しい逸材ですわ~。
でも、それがまたれんこん畑に来る
大きな楽しみでもありますね。
さあ、次回は「和仏コース」をお願いしますよ。
料理長殿!
おなすキッチンはサバイバル。
乏しい手持ちの材料でいかにおいしいものを
作るか、私の乏しい脳ミソもフル回転です。(笑)
そんなサバイバルキッチンの朝ごはん。
まずは滞在中に食べきれないであろう
でっかいレタスを火を通して食べることに。
かさ減らし作戦ですね。
さっと湯がいたレタスでソーセー
ジをくるくると巻きこみ、札幌で
買っておなすさんに持たせた
オニオンスープに入れました。
まだ封すら開けてなかったのよ~。
粉チーズをふって更においしく♪
レタスは生でもたっぷりと。
冷凍庫で何年も眠っている(!)
ワカメを救出、オムレツに
入れて。
ドレッシングもその都度作製。
ケチャップ、マヨネーズ、酢、
砂糖、しょうゆ、みりんに化学
調味料とこしょうを混ぜたもの。
お気に入りの喫茶店で教えて
もらった簡単美味ソースなのよ。
ジャムもくだものもないので
ヨーグルトにはミニカップゼリー
を小さく切って入れました。
コレ、ヒット作! 凍らせたものを
入れてもゼッタイおいしいですね。
不思議なもので、おなすキッチンにいるほうが
料理に関しては何かとひらめきます。
結局、不自由や不足、不便というマイナス要素が
多いほど、人間は創意工夫するように
できているのでしょうね。
今はなんでも作るより買った方が早い時代。
便利さと引き換えに、人は考える力を
失いつつあるような気がします。
ボケ防止のためにも、日頃から
「ちょっこし不便」ぐらいの
状況に自分を置いた方がいいかもしれませんね。
9月20日は敬老の日。
尚且つ彼岸の入り。
そしてそして忘れちゃならないのが
おなすさんの誕生日です。
プレゼントはサリーセレクトの
本を二冊。「ドイツ」 「鉄道」
「ビール」 おなすさんの好きな
ものを掛け合わせて。喜んで
すぐに読み始めましたよ。
やったぜ、ベイビー♪(古っ!)
ゴルフの上達を願って、
バースデーカードはコレ。
まだまだ接待にゴルフは
つきものですからね。
サラリーマンは大変です。
殺風景な男所帯にも花があると
ほっとしますね。これはたまたま
のいただきもの。誕生日の
テーブルが明るくなって助かり
ました。
ケーキはおなすさんが興味が
あったもののなかなか食べる
チャンスがなかった濃厚な
ザッハトルテ。あまりにシンプル
で寂しい外見なので、かわいい
ワンポイントを♪
YUKI~*さあん、幸せの鳥、
れんこん畑まで飛んできました
よお。おなすと半分こ。
チーズ味だったので、おいしい
口直しになりました♪
この鳥ちゃんに使われたメッセージスタンプ。
なんとYUKI~*さん、私の分も
買っておいてくれたのです。
誕生日のプレゼントの中に
入れ忘れたとかで、後日
改めて送ってくれました。
YUKI~*さん、しかと受け取り
ましたよ。う~ん、確かに
細かい! アバウトサリーには
苦手な分野ですが、何とか
使ってみますね~。
本当にありがとう!!!
さてさて。
れんこん畑で先日、サリーお料理教室が
開かれました。(笑)
受講生はメキメキと腕をあげている
有望株、おなす。
お題は「鯵の南蛮漬け」
生徒さんの(笑)リクエストざんす。
といっても、揚げ物はすでに
マスターしているおなすさんなので、
この日は漬け汁を教えるだけ~。
しかも小鯵を丸ごと揚げるのではなく、
刺身用の切り身を使ったので
あっけないほど簡単なのです。
埃(!)をかぶっていたおなす
バットをきれいに洗って
漬け汁を用意しておきましょう。
理系のおなすさん、調味料を
量るのは正確そのもの。これまた
私とは正反対なのです。
玉ねぎと赤唐辛子を入れた
汁に揚げたての鯵をジュッと
漬けこんで。あとは時間が
おいしくしてくれます。
南蛮漬けだけでは芸がない
ので、鯵の変わり揚げも伝授。
お茶漬けあられをまぶして
からりと揚げるだけ~。ビールに
よく合うのです。海老やホタテ、
白身魚に鶏でもいいですね。
ついでにエリンギごはんも。
下味をつけた鶏とエリンギを
炊きこむだけ。エリンギの食感は
まるで松茸。鼻の悪い人は
だまされるかも~。
れんこん畑はさびしく、不便なところですが
ここでしか体験できないことも
たくさんあります。
今回はですね。
こんなのとか。
こんなのとか。
はたまたこんなのとか、
見てきました。その道のマニア
といった感じの方が大勢
いらっしゃいましたね。
冷やかしサリーですが、結構
ワクワクしました。
見渡す限りのれんこん畑。
8年目の秋です。
今日もしっかり稼いできてね~。
それにしてもおなすさんは
この道をあと何往復するのでしょう。
まあ、自分ではコントロールできないことを
あれこれ思い悩むのは
身体に悪いだけですね。
まずは今!
とりあえず、おなすコスモスが
花壇いっぱいに咲きますように。
買いに出かけてきましたよ。
あれこれ試す中、逡巡する母に
私が押し付けるように(笑)選んだのが…。
このダークピンクの帽子です。
丸くてころん♪ 可愛いでしょう?
リボンはサイドに。
もう反対のサイドは深めに
折り上がって、なんとも
おしゃれなんですよ~。
SNOWさん、いかが~?
母は、
「一人だったらゼッタイ選ばない。
だってこんな可愛いの、
恥ずかしくてかぶれないもの。」
ですと。
でもカラーリングをやめて、すっかり
白髪頭になった母。
そんな白い髪にはこんなピンクが
映えますよね。
最近買ったグレーのパンツにもぴったり。
「こんな可愛い帽子こそ、おばあちゃんに
ぴったりなのよ~。」
と、店員顔負けに(笑)、売り込んだ私です。
ほかにもあっちこっち歩き回って
くたびれた親子。
母のリクエストでシュークリームで
一休みしました。
シンプルなシュークリームに
マカロンが添えられて。
たまにはお外でシュークリームも
いいですね。
母と向かい合って他愛もないおしゃべりを
しながら、アツアツの紅茶を飲む。
このトシになると、友だちとよりも
親とこういう時間が持てることの
ありがたさを感じますね。
この日、おしゃれな赤い靴も買った母。
帽子ともども、そのデビューを兼ねて
また幸せを味わいに出かけましょう♪
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料理と雑貨屋巡りが大好き。