小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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お正月からあっという間に時は流れ、

気がつけばもう春のお彼岸。

父のお供えをせっせとこしらえていた日々は

はるか遠い昔に感じます。






さて、まずは母のことをお話ししましょう。

我がおかあちゃんは本当に強靱!

リハビリも順調に進み、三ヶ月の予定を

二ヶ月でクリアして無事退院しました。








入院中はリモートでの面会でしたが

「あのね、みかんとおせんべいがほしいの。」

「あんパンが食べたいの。」

と、相変わらず食欲は旺盛。

ただ、リハビリ病院は食べ物の差し入れは

一切認められなかったので、この二ヶ月は

我慢してもらうしかなく、かわいそうでしたね。








施設に戻った後もコロナのために面会禁止で

会えない時間は続いていますが

いろんなことに鈍感になってきた母は

寂しいとも思わないのか、明るくぽわん♪と

過ごしているようで、本当に

ありがたいことです。







上半身を覆うコルセットは5月まで装着

しなければなりませんが、それによって

行動が自然と制限されるので、

転倒回数がめっきり減ったのも何より。

ケアマネさんと、いっそもう少し装着したほうが

安全かも、でも長く着けていると筋肉が弱るし、

などとあれこれ悩んでいます。
  
  
  
  
  
  
  
  
  
センサーマットを導入したり、定期的な口腔ケアも

お願いしたり、本当に母も私も周りの方々に

支えられて無事、というのを痛感します。

やはり施設に入ってもらってよかった、

今では堂々とそう思えます。









自分のことに時間が使えるようになったことで

ついに我が家のリフォームを始める余裕もできました。
 
 ずっと前から準備は始めていたのですが、

コロナ禍に加え、母のこともあって延び延びとなり、

ようやくこの春、めでたく着工となりました。
 
 
 
 
 このブログの舞台(笑)と

 なったキッチンともお別れ。

 いったいどれほどの時間を

 ここで過ごしたことでしょう。

 お世話になりました。

 ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 

 解体後の姿です。

 いやはや、なんとも

 あっけないものですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リフォームにあたって、まず考えたのは

キッチンをオープンにすること。

ずっと孤独な(笑)作業でしたから

オープンキッチンは憧れでもありました。
 
 
 
 
 
 
 
 オープンにするにしても、配置はいろいろ。

窓の方を見ながら作業したいか、いやいや

やっぱりテレビの方かな、などと

イメトレを繰り返し、設計士さんには

何度も図面を書き直していただきました。






 しかし!

そんなやりとりのあとで私が下した決断は

今のままの独立型キッチン。
 
オープンキッチンは素敵ですが、独立型より
 
 収納が少なくなることと、配置の関係で

亡き父が揃えてくれた思い出深い家具を

一部手放さなくてはならないことが

ネックでした。






さらに音やにおいも気になりました。
 
特に私は長時間キッチンで過ごしますし、

その傍ではおなすさんが食卓で

仕事をしていることもあるわけでして。








テレビを見ている時に食洗機の音が

煩わしいという声もありましたし、

とにかく料理に集中したい人には

独立型がオススメ!ということで

オープンキッチンは白紙に戻すことに

なりました。
  
  
  
  
  
  
  
  設計士さんには
  
「皆さん、一周回って元に戻るものなのですよ。」

と言われましたが、まさにその通り。

スペースを少し広げるほかは配置も全く

今のままとなりました。


 ほかの部屋ももはや面影は

 ありません。それにしてもこの

 道具! 職人さんの遊び心

 溢れて、実にチャーミング♪

 
 
 
 
 
 
 
 
 
リフォーム完成は二ヶ月後。

生まれ変わるキッチンで

音沙汰なし子からの脱却を

画策していますが、さて

どうなりますか。
 
 

 これは職人さんたちへのおやつ。

 週に一度、お届けしていますが

 内容には結構悩みますね。

 








何しろ作業人数は日によってバラバラ。

冷蔵庫はないので生ものはNG。

男性ですからお菓子だけでなく、カツサンドや

コロッケパンのようなボリューミーなものも

いいなと思うものの、持て余すことに

なっても困りますしねえ。
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
それでもT嬢、あなたのお母さまのお言葉を

実践していますよ。

「職人さんだからって、百均のお菓子はだめよ。

 グルメな方も多いんだから。」

本当にその通りですよね。









そもそも職人さんには魅力的な方が多い、

というのを感じます。

スマホの着メロがオーケストラによるクラシック音楽だったり、
 
処分するタンスの一部を切り取って新しい住まいに

生かすことを提案してくださったり、

何より、先の心憎い道具も!ですし。











というわけで、たかがおやつ、されどおやつ。

毎日我が家のために作業してくださっている

皆さんに喜んでいただけるよう、あれこれ

楽しく悩んでいます。

SNOWさあん、SNOWさんはリフォームの時、

どうされていましたかあ?

悩める私にまた教えてくださいませ。










 これは母へのおやつ。

 こちらも甘辛いろいろ
 
 届けています。自由に会えていた

 頃は生菓子やくだものも

 持って行けたのですが、

 もうしばらくの辛抱!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
初めの頃はかわいらしくラッピングしていましたが

毎日のことなので、今ではどシンプルに。(汗)

この方がヘルパーさんにもわかりやすくて

いいですしね。








母のおやつは部屋に置いておくとあるだけ

食べてしまうので、施設に預けて

都度渡してもらうようにしています。

本当は居室の冷蔵庫にゼリーやヨーグルトなど

たっぷり入れてあげたいのですけれど。







施設からは

「お母さま、アイスクリームをご所望です。」

などと連絡が来るので、それはまた

日々のおやつとは別に届けています。

気をつけているのはリクエストには速攻で

応えること。だって届けるのが遅れて

その間にもしものことがあったら

絶対に悔やみますからね。(^^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
さあ、母と職人さんたちのおやつを探しに

また出かけましょう。

悩みながらも楽しみになってきている私。

きっとおいしい出会いがあるはずです。

だって……。









春だもの~♪
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