小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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ついこの間、のんびりお正月を

過ごしたと思ったら

すでに桜の季節になってしまいました。






しかも全世界は新型コロナウイルスで

大変なことに。

おせちをつついていた頃は

こんなとんでもない春を迎えることに

なると誰が想像できたでしょう。

終息の日まで、とにかく一人一人の

意識と自粛が肝要。

毎日の数字におののきながらも

心はなんとか静かに保つよう
 
努めたいです。









さてさてお久しぶりのこのブログ。

その原因は……。

はい! 正解っ!

またまた我がおかあちゃんでございますわよ~! (^^;)









昨年11月の転倒騒ぎのあと、相変わらず

懲りないまさこちゃんはその後も

長年の生活習慣を変えようとはせず
 
その結果、またも2月初めに転倒、

恥骨骨折で入院となったのでした。








入院当初は痛みのために身動きできず、

尿道カテーテルを入れ、そして

床ずれ防止のために3時間おきに体勢を

変えるという有様。
 
 
 
 
 
 
 母の入院に付き合うのはもはや7度目ですが

そのほとんどすべてが日々の暮らしの積み重ね

によるもの。なるようになった結果の転倒ですが

今回ばかりは正直、ほとほと愛想が

尽きてしまった私です。


 
 
 
 
  
入院中はせん妄も現れて、私はもう

びっくりするやら情けないやら。

母に対して腹立ちも収まらず、今後

どうやって介護のモチベーションを立て直せば

いいのか、心底途方に暮れました。


 
 
 
 
  
  
そこへコロナによる突然の面会謝絶。

二週間、母と距離を置いたことで
 
私はなんとか自分の気持ちを

なだめられたように思います。




 

 
ただ母にとって40日間の入院生活は

大変なダメージ。

退院後はトイレにフレームも設置、

失禁も増えたので防水シーツや防水スカートまで

仲間入りしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
4点杖も採用し、さらにリハビリ施設も数件申し込み。

もちろん今の状況ではなかなか前に進めませんが

今後の介護のために一度はそういった施設を

体験しておくほうがいいそうです。

ショートステイなども使いやすくなりますからね。








そして私にとってラッキーだったのは

母の退院直後からおなすさんが在宅勤務に

なったこと。

その結果、家事と介護を本当によく

手伝ってくれるようになったのです。







ケアマネさんにもこのブログでも

よく話していたのは、ずれていく母を

たった一人で看ているのが辛いということ。

ヘルパーさんやデイのスタッフさんたちには

感謝の気持ちしかありませんが

やはり介護は家族とシェアしたいのですよね。








今はおなすさんもとんちんかんな(ごめんね)母を

看てくれるので、一人きりの責任感から

解放されて、とても気が楽になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
というわけで、おなすとサリーのコラボ介護、
 
その毎日はこんな感じです。

まず朝8時に私が母のところへ行き、

寝ていれば起こし、起きていれば持参した

朝ごはんを食べてもらいます。






その間に洗濯とゴミ出し、簡単な掃除を

すませ、私は自分のところに戻って家事。








12時におなすさんが母を迎えに行って

うちで昼ごはん。その後、おなすさんが母を

散歩に連れ出します。








夕方6時にまたおなすさんが母を連れてきて

うちで晩ごはん。母を送るついでに

おなすさんが洗面と歯磨きをさせてくれます。

そして寝室のエアコンと加湿器もオン。

失禁防止のために、その後、トイレもすませるよう

促してくれます。







夜8時半になったら私が母のところへ行き、

寝る支度をすませて9時にはベッドに

入ってもらい、消灯して一日が終わります。








週二日のデイの時は朝、送り出し

夜は迎えてそのまま我が家へ。

食欲旺盛でいつもおなかがすいている(!)ので

お茶と少しのおやつを出して

またおなすさんが送り届けて……、という流れですね。







母もおなすさんには気を遣うので、

散歩には素直に応じ、今では

退院直後とは比べものにならないほど

歩けるようになりました。









一日三食しっかり食べているので

肌の色艶もよく、むしろ太らないよう

注意しなければならないほどです。








とはいえ、まだまだ危なっかしい状況であることは

否めず、椅子に座ったまま居眠りして

転倒という予期せぬ行動もありますし、

立っている時にそのまま後ろにいって

しまいそうになることも。







今日は父の命日ですが、それも忘れてしまいました。

もちろん言えば思い出して、おなすさんと

花とお供えを買いに歩いてきましたが

こうしていろんなことをどんどん忘れていくのでしょうね。







それでも本人は幸せ。

自分はスタスタ歩けると思っていますし、

やろうと思えば何でもやれると

常に自信に満ちあふれています。

こういう精神の持ち主だからこそ

長生きできるのでしょうね。

そこは見習いたいと思います。(笑)









ただ今の暮らしはそのうち、おなすとサリーが

疲れていくのは必至。

持続可能な介護をめざすためにも、いずれは

またヘルパーさんやショートステイの力を

借りて上手に気分転換を図りたいと思います。








週末ウオーキングに加えて介護もコラボ。

やさしいおなすさんにただただ感謝です。


 

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