小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
旅も最終日。
まずはお庭をお散歩しましょう。
お天気に恵まれた三日間。
ありがたいことです。
しかし北の国に来て日焼け
したかも?
朝ごはんはビュッフェ。
この宿の売りは海鮮にこだわって
肉類は一切出さないこと。
デザートも函館の歴史や文化に
ちなんだものが多く、どれも
美しく丁寧に作られていました。
私は日頃あまり口にしないものを。
がごめ昆布水や刻み昆布など
昆布パレード♬
皆さん、思い思いに海鮮丼をこしらえたり
朝からたっぷり召し上がっていて何より。
おなす&サリーはお昼の予定を考えて
すべて控えめに。そう、ビュッフェには
まるで向かない夫婦なのです。
出発前におなすさんに豆を
挽いてもらってのんびり
コーヒータイム。
「美鈴珈琲」というお店の
もので、とってもおいしかった
のです。
北海道のコーヒーの歴史は
この美鈴珈琲の前身、鈴木商店から
始まったそうです。
1932年に函館で生まれた珈琲店。
北海道最古参のお店の味に
出会えて、うれしい朝となりました。
旅先での朝のお散歩はとっても
清々しくて。
おはよう、お互い、良い一日に
しましょうね。(笑)
この日はおなすさんの青春の
思い出を辿ります。
青函連絡船、中学時代と
大学時代、合わせて3回乗った
そうです。
おなすさんはこの摩周丸と八甲田丸に
乗ったのですと。
見るなり、「なつかしい~!!!」を
連発。いいな、そういう思い出があって。(笑)
摩周丸は1965年6月に就航し、1988年3月の
青函連絡船最後の日まで走ったそうです。
連絡船廃止後は母港函館に保存されることになり
今は記念館として乗船できます。
では私もおなすさんの思い出の
おすそ分けに預かりましょう。
グリーン指定椅子席。
若造おなすはもちろん、こんな
席には座れませんでしたね。
そう若いおなすちゃんは
この普通座席です。でも
コッチのほうが楽しそうだな。
普通座席はレプリカですが
こんなおしゃれなボーダーテープ
が貼られていましたよ。
おしゃれといえばこの
花毛布(飾り毛布)。サービスの
一環として客室係がベッド
メーキングの際に折り上げて
乗客を楽しませていたのだとか。
数十種類の折り方があるそう
ですが、分厚い毛布を繊細に
折り上げるのは一苦労。
それだけにうれしい心遣い
だったことでしょうね。
しかし船員さんというのは
器用でないと務まりませんね。
ロープ結びの技を応用して
こんな美しい芸術を創り出す
のですから。
新聞のまとめ方などの説明も
ありましたが、ほんと、
覚えたい。ぶきっちょサリーは
基本、新聞専用収納袋に
逃げますの。
男の子は(笑)やっぱり
こちらに興味シンシンですね。
操舵室は当時のまま、おなす
船長、うれしそうに操縦(?)
してましたわよ。
なんならコスプレもありまっせ。
船長さまはやっぱり
かっこいいですね。
連絡船の人気復活のために
登場したマリンガ―ル。
こちらのコスプレもできます
のよ。(笑)
1954年の台風15号による悲劇も
忘れてはなりません。
犠牲となった洞爺丸、第十一
青函丸、北見丸、日高丸、そして
十勝丸。1430人の命の上に
その後の安全が徹底されました。
船を操るにはそれは多くの
準備と知識と勇気がいるもの
ですね。
甲板からの眺め。
今日も快晴です。
名残惜しいけれど、そろそろ
摩周丸をあとにしましょう。
今日もよいオベンキョが
できました。
摩周丸のおみやげは箸置き。
横長なので、お箸とスプーンの
二種置きにも便利なのです。
陸にあっても函館の海を
思いましょう。
しかしこの日は三日間の中で
いちばんの暑さでした。
避暑を期待してはるばるやってきたというのに
なんということでしょう。
で、ひと休み。
そう美鈴珈琲ですわよ。
このコーヒーソフトクリーム、
まるで黒糖のようなまろやかさ、
とってもおいしかったです!
お昼ごはんは函館の名店へ。
あらま、おめでとうございます。
立ち合えてうれしい限りです。
おなすさんは洋食セット。
エビフライにカニコロッケ、
ビーフシチューにミニカレーと
コーンポタージュがついてます。
私は合いがけカレー。
明治のカレーとイギリス風
カレーをダブルで。
どちらもスパイシー、具は
少ないタイプですね。
レトルトカレーは近所のスーパーでも
見かけますが、やはり函館は品揃えが
違いました。
お菓子も豊富でレトロ感満載。
ポルボローネとオレンジケーキ、そして
カレーおかきなどを買いました。
そうそう、このコンビニも
偵察しておかないと!
大手コンビニも勝てない強さの
秘密って?
あら、これはアレですね。
湯切りのお湯でスープが作れる
という噂のカップ焼きそば!
これも外せませんねえ。
そういえば朝市にこんな体験
コーナーがありました。
いかめし作り、やってみたかったな。
詰めるお米の量が案外むずかしい
らしいですね。
こんなの見たことありません。
雲丹ラーメン!
どんなお味?
これもおいしそう。
いいないいな、北海道民の
方々、うらやましい♪
とうきびアイスも。
時間がなくて駆け足でしたが
人気の秘密、わかったような
気がします。(笑)
さあ、この日はもうひとつ
おなすさんのやりたいことにおつきあい
しますよ。
函館空港から帰ればいいものを
電車に乗って新函館北斗駅に
向かいます。そう、北海道新幹線の
玄関口ですね。
もうおわかりですね。(笑)
おなすさんは青函トンネルを
くぐりたかったのです。
美しい新幹線「はやて」に
乗り込みましょう。
海底下約100メートルの地中を穿って
作られたトンネル、全長53.85㎞の旅、
私でもワクワクしてきます。
トンネルに入るとこんなふうに
教えてくれます。真ん中部分まで
は下っていって、またそこから
上がっていくのですが、わかる
人にはそのポイントが感じられる
のだそうです。私?微妙。
おなすさんのおかげで、青森も
デビューです。
函館に来たのに、なんだかもう一つ
おまけの旅をしていますね。
おまけといえば、函館行きの飛行機の中でも
うれしいことがありました。
それは新潟グルメ特集!(笑)
昨年夏の新潟旅行の際、
幻に終わったタレかつ丼の
お店が紹介されていたのです。
気分だけでも回収できて
なんだか幸先のよい始まり
でしたのよ。(^_^)v
さてさて新潟からまた青森に
戻りまして……。
ありがとうございます。
初めて参りました。
ご当地感溢れます。
お手洗いの注意書き。
ああ、わたし、青森に来たのね~。
青森駅までのタクシー運転手さんの
言葉も「おお!これね!」と
感動しました。
なんというか、響きがとっても優しいの。
せっかくなので青森のコンビニも
見てみましょう。まあ、面白い
パン。映画も公開されていますし
いいんでないかい?
これまた見たことないカップ麵。
味噌と牛乳は確実に合います。
以前、青森のアンテナショップで
出会った「嶽きみ」のおいしさが
忘れられず、買ってきました。
一本500グラム強!甘くて
瑞々しくて最強でした。
かわいいりんご屋さん。
素通りなんてできません。
とびきり大きなサン津軽。
気のいいおばちゃんが4つで
700円にしてくれました。
感謝感謝♪
大好きなカトラリーにも遭遇。
しかもりんごとのコラボ。
青森、最高!
おなすさんにも、ここ青森で
うれしい出会いがありました。
なんと八甲田丸です!
摩周丸同様、今は青森で
メモリアルシップ八甲田丸
という海上博物館となって
保存されていました。
摩周丸と八甲田丸。
これでおなすさんの青春時代の思い出が
コンプリート!
函館空港からひとっ飛びでは
叶わなかったことです。
青函トンネルのおかげね。
青森空港に来ました。
まあまあホタテ貝ですよ。
かわいいりんごのおみやげも。
これはマグネットね。
そしてこちらは手拭い。
りんごってしみじみかわゆい。
青森といえばにんにく。
インパクトあり過ぎ。
帰りはコレですよ。
これまた私はお初、
プロペラ機のボンバルディア
です。いやあ、何事も
経験だわあ。
いつぞや、車輪が出なくて
胴体着陸したボンバルちゃん。
当時はおなすさんがよく利用していたので
随分と気を揉んだものです。
こんな小さい車輪ですよ。
でも出ないととっても困るのね。
初ボンバルディアは実はとっても
快適でした。
コンパクトで逆に安心感があるというか。
遊園地の乗り物気分で空の旅を
満喫しました。
二泊三日の駆け足旅行でしたが
今回も盛りだくさん、ひとつひとつを
存分に楽しみました。
またいつもの日常。
青森で見かけた言葉を励みに
一日一日、大切に過ごします。
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夫と娘の3人家族。
料理と雑貨屋巡りが大好き。
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