小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
三年ぶり二度目のホテル。
吹き抜けの美しさは
変わりません。
シンガポールでは、お茶とお菓子を楽しむ
アフタヌーンティーと軽食を含む
ビュッフェスタイルのハイティーが
そこかしこで楽しめます。
今回はせっかくなので二回のお茶を
計画していましたが、サリーの希望に
合うところがなかなかなくて。
まずどこも2時もしくは3時スタートが多く、
夕食も楽しみたい小食夫婦には
ちょっと遅い。
そしてハイティーには点心やお寿司、
はては各種料理などもありますし、
アフタヌーンティーと銘打ってはいても
やはり点心やオードブルのような料理を
提供するところも多く、しかもお替わり自由。
いわゆる正統派イングリッシュアフタヌーンティー
というのは意外と少ないのです。
そんな状況下(笑)、厳選したのが二つのホテル。
ところがあろうことかそのうちの一軒は
予約希望日、まさにその日から改修工事に
入ることに。
工事期間中はホテル内のイタリアンレストランで
アフタヌーンティーを提供ということでしたが
重厚で落ち着きのあるラウンジが魅力的だったので
残念ながら今回は見送りました。
これもまた次回回収の忘れ物です。
さあ、これから午後のお茶を
いただきましょう。
この石庭?も変わらないですね。
窓辺の席を予約しておいたので
ご覧の眺め。この日は雨でした
からちょっと寂しい印象ですね。
三年前と同じく、まずはお茶を選びます。
茶葉の香りを直接試しながら
好みのものを決めますよ。
このホテルで使っているのはシンガポールの
高級ブランド、TWG。日本にも
店舗がありますね。
このTWG、多くの日本人はトワイニングと
勘違いするようですが、全くの別物。
The Wellness Group の略なのです。
雑学ですね~。(笑)
アフタヌーンティーでは紅茶だけでなく
中国茶や緑茶、ハーブティーまで
選べますが、おなすさんは
Sacred Water (希少なミントの白茶と緑茶)
そして私は
Miraculous Mandarin (フルーツブレンドの紅茶)
にしてみました。
ここではまず必ず小さな
ゼリーから始まります。
この日はマサラスパイスティーと
アロエ。お茶の風味が濃厚なので
ほんの数口でも食べた感アリ。
う~ん、今回は前菜感強めかな。
でもいろんなお味が楽しめて
ナイス!
奥左から
五香粉漬けダックのラップサンド
チキンのミニピタパン
ビーフキャセロール ナツメグポテト添え
そして手前左から
花椒サーモンサンド 柚子とディルのマヨネーズ
シナモンクリームチーズとゴールデンレーズンのブリオッシュ
ピキーリョときゅうりと山羊チーズのタルト
海老と梨の八角マリネ
ゴールデンレーズンはその名の通り、
本当に透き通った金色のきれいな
干しぶどうでした。
そしてピキーリョ。
小型で肉厚の赤ピーマンなのですと。
スペイン語で「小さなくちばし」
旅をするといろいろ学べます。
続いてスコーン。
ターメリックとマダガスカル産
バニラスコーンです。
お店によってはかなり大きなスコーンが
出てきて、それだけでお腹が膨れてしまう
ことがありますが、ここのは小さめ。
ありがたや~。
カリフラワーとクミンチーズの
パイ。そして子羊とグリンピース、
コリアンダーのパフ。
う、だんだん堪えてきます。
お茶は途中でお湯を足してくれますが
今回はうれしいことに違う茶葉を
試してみませんか?との申し出が!
おなすさんは辞退しましたが
食いしん坊サリー、ありがたく
Rwanda Express (コーヒーの香りの紅茶)
をお願いしました。
新たなお茶を得て、さあどんどんいただきまっせ!
お待ちかねの三段プレート。
これがこの日のゴールです。
ピーカンナッツのチョコレート
バー、クローブの香り。
そして緑茶のパウンドケーキ、
パッションフルーツとサフラン
ソース。
パイナップルとレモングラスの
コンポート、黒胡椒のシュー、
カラマンシーのサブレタルト、
カルダモンとカンパリシトラス
ゼリー。
さあさあ、またまたオベンキョの時間ですよ。
お題はカラマンシー。
東南アジアで開発された小さな柑橘。
ビタミンCが豊富で「奇跡の果実」と
呼ばれているそうです。
知らなんだ知らなんだ。
でもこの日からきちんと把握。
うれしいことです。
コーヒーとバニラのムース、
ヘーゼルナッツの泡仕立て。
そしてシナモン風味抹茶と
チョコレートのケーキ、
アーモンド添え。
何杯もお替りしたお茶も加わって
お腹はパンパン。
でも大満足の午後のお茶でした。
このホテルが気に入っている理由は
季節や行事に合わせて毎月メニューを
変えていること。
ちなみに三年前はF1シンガポールグランプリに
合わせた構成でした。
しかし!
なんと来月は旬のドリアンがテーマなのだとか。
試してみたい気もしますが、いや、やっぱり
今月でよかったと胸をなでおろす
サリーでしたわ。
さあ、いよいよ待たせていた(笑)
シンガポールフライヤーちゃんに
乗りましょう。これは撮影スポット?
高さ165メートル、28人乗り。
世界最大規模の大観覧車です。
全面ガラス張り、約30分の空中散歩で
360度の大パノラマを満喫できるという
わけですね。
予約すれば、こんなふうに
ディナーやカクテルを楽しむ
こともできます。そうそう
ハイティ―プランもあるの
ですよ。女子にはたまらん。
本当は夜景を楽しむために夕刻から
乗る予定でしたが、いろいろと
やりたいこともあり、アフタヌーンティーのあと
さっさと乗りました。(笑)
28人乗りとはいえ、同乗者はインド人の4人家族のみ。
広いゴンドラですから、気兼ねなく
ゆったりと景色を楽しむことができましたよ。
あら、オープンエアーの
観光バスかしら?
日差しとスコールは避けられません
よねえ。楽しそうですが、あたしゃ
パス~。
高層ビル群。
しっかり見ておきましょう。(笑)
団地もおしゃれ。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの
二つのドームが見えます。
海が広がり……。
心がどんどん解放されていくよう。
大きな客船。
世界一周の途中かしら?
Bon voyage!
さあ、戻ってきました。
実に気持ちのよい時間でしたよ。
私たちは本当にラッキー。
それというのも、ゴンドラを降りた途端…。
突然強風が吹き始め、空は
一転どんよりと暗く。
遠くに見えていた高層ビル群が
あっという間に雲に隠れてしまい
ました。雷が鳴り響き、雨が
激しく降り出して。
近くのマリーナ・ベイサンズも
すっかりぼやけた頃、シンガ
ポールフライヤーの悪天候に
よる一時運転中止を告げる
アナウンスが流れました。
傘は持っていましたが雷が怖いので
そのまま雨宿り。
小一時間そこにとどまっていましたが
フライヤーに乗れたのは本当に幸運でした。
あとちょっと到着が遅れたら
もう乗れなかったかもしれないですからね。
この日がラストチャンスでもあったので
忘れ物をさらに増やすことなく、本当に
ありがたいことでした。
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夫と娘の3人家族。
料理と雑貨屋巡りが大好き。
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