小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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 おなすさんと二人、シンガポールに

 行ってきました。三年ぶり、二度目の

 旅です。今回は前回の忘れ物を

 できるだけ取り戻すのが目標。

 さあ、どこまでも青い空、飛んで

 いきますよ。





 前回は深夜便でしたが、今回は

 お昼前の出発。到着したら

 こんな時間ですが、今日は1時間

 得することに。体は疲れますが

 やっぱりうれしいですね。







 ホテルのチェックインをすませたら

 早速MRTに乗ってホーカーズへ

 軽い夕食に。ここはマカンスートラ・

 グラットンズ・ベイ。








シンガポールの有名なグルメ雑誌

「マカンスートラ」がプロデュースした

ホーカーズ。編集部厳選の名店が

集うという評判なのです。


 何はともあれまずはタイガービール

 で乾杯。夕方とはいえ、さすが

 熱帯。うだるような暑さの中、

 冷えたビールは最高です。








今回の旅では前回食べ損ねたものを

注文すると決めていました。(笑)




 で、チャー・クウェイ・テオ。

 見ての通り焼きそばですね。












米の平打ち麵と黄色い小麦の麵の

二種使いがユニークでしょう?

具はあさりやもやし、さつま揚げ。

黒糖入りのしょうゆでこってりと

味付けしてありますが、唐辛子の辛味も

効いて食べやすかったです。


 保守党おなすはシンガポールに

 来たらまずはチキンライス。

 チキンは茹でたものとロースト

 したものを半々で。

 







 チキンライスといっしょに

 バクバク。実はタイ米がどうしても

 ダメな私。今回も試してみましたが

 以前よりはマシとしても、箸が

 進むとまではいかないようで。







 そしてワンタンスープ。

 これはいまひとつ。味が薄く、

 ワンタンは独特な風味、そして

 この緑の野菜がとにかく苦い。

 まあ体にはいいですが。
 
 
 
 
 
 
どれも大満足とは言えませんでしたが

このホーカーズの最大の売りは…。


 マリーナ・ベイサンズが

 すぐ目の前なのです!

 このマリーナ地区の美しい

 夜景を眺めながらの食事は

 やっぱりうれしいでしょう?







 さあ、どんどん様変わりして

 きましたよ。夕食のあとは

 海沿いの遊歩道をのんびり

 歩きましょう。









 屋根付きの小型船「バムボート」

 がマリーナ湾を巡ります。













 私の大好きな高層ビル群。(笑)

 日頃お目にかかれないので、この際

 向こう何年分も(笑)目に焼き付け

 ますわよ。
 
 
 
 
 
 
 
 

 美しいフラトン・ホテルが

 近づいてきました。












珍しい低層のホテル、前身は郵便局でした。

その建物を保存する約束で、内部のみ

改装して造られたので、あちらこちらに

その名残があります。


 Post barというバーがあったり、

 こんな真っ赤なポストも。













 ご意見箱も赤いポストです。

 ついつい何か書いて投函したく

 なっちゃいますね。











 ホテルのショップにはこんな

 ポストの貯金箱も。これなら

 浪費家のあたいでも楽しく

 貯められるかしらん?









 かわいいカードもいろいろ。

 外国のカードって眺めている

 だけで幸せ♪











 インテリアも風格があります。

 ため息が出るほどゴージャス!













 吹き抜けのラウンジでは

 アフタヌーンティーが楽しめます。

 なんとこの時は草間彌生さんと

 コラボしたアフタヌーンティー

 を提供していました。もちろん

 水玉スイーツですね。




美しいクラシックの調べが流れていて

思わずそちらのほうに目を向けると。


 なんと生演奏だったのです。

 夜の8時前、ホテルの中には

 ほとんどお客もいないのに

 ずっと生演奏! なんという

 贅沢なのでしょう!思わず

 感謝感動の拍手です。




美しい空間で束の間の涼をとったあとは

またマリーナ湾へ。


 そうです。前回見逃した

 マリーナ・ベイサンズのナイト

 ショーが始まりました。

 レーザーと噴水を使った約13分の

 光と音楽のショーです。








 本当は動画でお見せすればいいの

 でしょうね。でも肉眼でも

 見たい私。(笑)雰囲気だけ

 お楽しみくださ~い♪









 シンガポールフライヤーも

 青になったり。













 緑になったり。















 はたまたパープルになったり。

 今回は乗りに行きますよ。

 待ってろ、フライヤー♪










 
 夜のマーライオン。美白が

 際立ちますね。(笑)

 
  
  
  
  
  
  
  
  
 
  
この日も盛大に水を噴いていますね~。

ちなみにシンガポールの方は
 
「夕べ、飲み過ぎてマーライオンしちゃったよ」

という風に使うのですって。

にゃるほろ。


 ミニマーライオンも。

 夜だとなんだか可愛さ

 半減? (ごめんなさい!)











 早起き中高年夫婦。朝も早よから

 活動です。今回、このezlink card
 
 というのを使ってみました。

 日本のsuicaやpasmoみたいな

 ものですね。






MRT内のTicket Officeや

Passenger Service、または

セブンイレブンで買うことができます。






MRT内ではSGD12、セブンイレブンではSGD10

ですが、そのうちSGD5はカード代なので

使える額が違ってきますね。

チャージはMRT内のオフィスでも

券売機でもセブンイレブンでもできますが

セブンでは手数料が取られるのでご注意を。
 
 
 
 
  

  
このezlink cardはMRTやバスだけでなく

タクシーやモノレールにも使えます。
 
特にシンガポールのバスはコインしか使えず

行先によって値段も違い、前払い制なので

旅行者にはちょっとハードルが高い。

でもこのカードなら乗車時と降車時に

タッチするだけなので、とても安心なのです。

おかげで移動手段が広がって

なんだかまたひとつ自由になったような気分。

なんて、すべてはうちのおなすさんが

用意してくれるのですけれど~。(笑)



 さあまずはMRTに乗りましょう。

 車内には三年前にはなかった

 こんなポスターがいろいろ。











 おっしゃる通りですね。(笑)















 実は感動的な場面に遭遇。

 高校生ぐらいの女の子が

 6人ぐらい座っていたのですが

 お年寄りが何人か乗ってきた途端

 すぐに席を譲ったのです。

 それは本当に一瞬の出来事。



スマホ片手にかしましくおしゃべりしていたのに

本当にさっと!!!

自分たちの世界に集中していると

周りのことなど目に入らなくなるものなのに

この実に鮮やかな気配り。
 
ごく自然にお年寄りに対する

敬意と敬愛が溢れてくるようで

本当に清々しい気持ちになりました。
 
 
 
 
 
 
さてさてまずは朝ごはん。

中国系シンガポール人の朝食の定番、

バクテー(肉骨茶)を食べましょう。

バクテーは豚のスペアリブを特製スープで

煮込んだもので、漢方薬ベースの福建系と

黒コショウベースの潮州系があり、どちらも

たっぷりのにんにくが使われています。










前回、わからずに福建系を頼んで

こりゃ苦手、となったので

この日はもちろん潮州系に決めていました。


 朝から行列が絶えないという

 評判のお店に。

 たどり着くまでひたすら

 店名の最初の「ン」だけ

 覚えて歩きましたわ。(汗)
 
 
 
 
 

 

 潮州の食文化では食前食後に

 小さなカップで濃い目のお茶を

 飲みます。私たちもそれに

 倣って鉄観音を。









 中には見事な茶葉がたっぷり。

 













 お湯は常にカンカンに沸いて

 います。但し、淹れ方がわから

 ない! おなすさんと二人

 台湾での淹れ方を思い出そうと

 しましたが、さっさとあきらめて

 お店のおばちゃんに頼みました。





 やっぱり最初のお茶はカップを

 温めると同時に捨ててしまうの

 ですね。このカップ、日本酒の

 お猪口サイズです。でも

 とにかくアツアツでふうふうと

 おいしくいただきました。





 お待ちかねのバクテー。

 黒コショウがガツンと効いて

 本当にスパイシー。スープも

 とにかく濃い! お肉は

 ほろほろと骨離れがよく

 朝からでもするりと入ります。







 バクテーに欠かせないのは白い

 ご飯。もちろんタイ米です。

 やっぱり私、ここでも苦手

 だわ。









 もうひとつのマストアイテムは

 油条。お麩を揚げたようなもの

 ですね。











 これをこんなふうにスープに

 浸していただきます。

 おいしいですよ!











 あとは煮卵を。

 こちらはやはりちょっと癖のある

 味。そう八角ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
気のいいおばちゃんがアツアツのスープを

片手にテーブルを回ってきます。

勝手のわからないおなす&サリー。

おばちゃんは私たちの残りの油条を

バクテーの入っていた器に

放り込んだと思ったら

そこに熱々のスープを注ぎ入れました。

小食の二人には「おばちゃん、いらんことを~」

でしたが、せっかくの親切。

ありがたくいただきました。(笑)











店内にはレトルトのバクテーもたくさんあって、

おばちゃんに勧められましたが、丁重にお断り。

すぐに引き下がるのもありがたい、やさしい

お店でした。また必ず行きましょう。


 散策していたら、あらま

 ドリアン専門店を発見!

 まだ開店前だというのに

 得も言われぬ(笑)においが

 立ち込めていましたよ。






「地獄のようなにおいで天国のような味わい」

と評されるくだものの王さまですが

いやあ、本当ににおいます。

もちろん臭覚も好みも人それぞれですから

一概には言えませんが、少なくとも

私にはちょっと…かな。


 ちょうど6月はドリアンのシーズン

 だったので、店先にもたくさん。

 種類もいろいろあるそうですが

 今はマウンテンキャットという

 のが人気なのですって。確かに

 上のお店もそうですね。





 カットしたものも売られています。

 試してみたいものの、やっぱり

 怖い。(笑)どこぞで一口だけ

 試させてもらえるといいんです

 が。
 
 
 
 

 
 
 
 ちなみにドリアンはMRTに

 持ち込むことはできません。













 そしてバスにもいけません。

 そりゃ、ほかの乗客の迷惑に

 なりますものね。










ということはドリアンは公共の交通手段を

使わずにすむところでしか買えないという

わけですね。私たちもホテルの近くの

スーパーでカットドリアンを買うことは

できましたが、前回に続き、今回も

見送りました。意気地なし?(笑)



 さあこの日は前回の忘れ物を

 取りにリトル・インディアへ。

 駅の構内にはこんな猫ちゃんが。

 誰かを待っているの?









 あら、おかあさんのレストラン

 ですって。どんなおふくろの味?













 スリ・ヴィーラマカリアマン寺院。

 極彩色のレリーフのある高さ

 18メートルのゴープラム(楼門)は

 リトル・インディアのシンボルです。








観光客も見学できますが、肌の露出を

控えたり、内部に入る時には

靴下をぬぐなど、いろいろなマナーを

守らなくてはいけません。







本当は靴下をぬいだあと、足を洗って

清めるのですが、私はストッキングを

着用していたので無理。

失礼にならないよう、早々に退出しました。

やはり異教徒の観光客が興味本位で

神聖な場に立ち入るのはあまり

よろしくないですね。








そうそう、この寺院。

男性のみの礼拝時間もあるので

その間は女性は入場厳禁となります。

無知は時に罪。私も今一度

心に留めておきます。


 こんな楽しい傘の木が!

 花が咲いたようににぎやかです。













 こんなプロジェクトがあるの

 ですね。次に訪れた時にはどんな

 オアシスが楽しめるのでしょう。











 あらま!なんて素敵な通り名!

 これって「料理人」でしょ?

 昔、コックさんがたくさん

 住んでいたのかしら?








ところでシンガポールの信号は

残り時間が表示されると

前にお伝えしましたね。

今回、出会った信号はどこも

青信号は20秒。

これって結構大変ですよ。

うちの母なんてゼッタイ道の真ん中で

立往生必至。

MRTのエスカレーターも相変わらずの速さ

ですし、シンガポールのお年寄りは

皆さん、大丈夫なのでしょうか。


 さあて、今回の忘れ物。

 虎が迎えてくれる千燈寺院に

 やってきました。

 おめあては大仏さま。

 撮影禁止なので、ちょっこし

 ガイドブックから~。





 高さ15メートル、重さ約300トン。

 シンガポール最大の仏陀像です。

 この大らかさ、穏やかな微笑。

 ゆったりと、大きな安心感に

 包まれるようです。






この仏さまの周りに1080個もの法燈が

めぐらされていることから、千燈寺院という

名前がついたのだとか。








実は前回、この仏さまの背中側から内部に

入れることを知らなかったのです。

今回はもちろん入らせていただきましたよ。

中には極彩色の寝釈迦仏があり、その生涯が

示されていました。








おなすさんは寅年ですし、黄色が大好き。

そして1と8は私とこなすの所縁ある数字。

忘れ物を無事、回収できて(笑)

いろんな意味でうれしかったですね。

大きな大きな黄色の仏さま。

またいつか御目文字叶いますように。



 ところでリトル・インディアは

 感じで書くとこうなります。

 実にそのまんま。

 わかりやすいですよね。









 ところがチャイナタウンは

 こうなります。なしてなして?

 なぜに中華街ではないのお?

 中華街は日本語なのお?

 今度、ukkariさんにご指南

 いただきましょう。





 こんな素敵な駅もあります。

 美世界。こんなところに

 住んでいたら、悪いことや

 汚いことは絶対できませんね。
 
 
 
 
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