明けて２０１３年♪

　　あけましておめでとうございます。

　　今年もどうぞよろしくお願い

　　いたしますね。












　　今年も皆さんにとって素敵な年に

　　なりますように。小さくても

　　心がほっこり温まるような、そんな
　　
　　しあわせをたくさん見つけて

　　まいりましょう。







母も元気で、こなすも帰省、

無事四つ葉の春を迎えられたことを

本当にありがたく思います。






さあ、サリーのエプロン便り。

新春第一弾の記事はもちろん

おせちですね。






アンチエイジングのこつは多々あれど

中でも大切なのは

「めんどくさいことをする」

でしたね。







今は市販の美しくておいしいおせちが

どこででも簡単に手に入る時代、

わざわざ手間ひまかけて

おせちを作るのは自己満足に

過ぎないかもしれませんが、

やっぱりこれからも作り続けたいと

思います。







だってうちにはこなすがいますからね。

将来、彼女がおせちを作るか否かは

わかりませんが、それでも

なつかしいお正月の風景として

「おかあちゃんのおせち」を

覚えていてほしいと願います。

これも全くの自己満足ですが

母から娘に伝える味というのは

いつの時代でも大切な思い出ですよね。








こなすに残す思い出と自らのアンチエイジング

のために（笑）、年末はおせちの準備に

費やしましたわ。

毎年、課題にしているのは定番以外は

昨年とは違う料理を加えること。

では今年の新しい顔ぶれちゃん、

ご紹介しますわね。








まずはきんとん。

毎年、ラム酒入りのスイートポテト風にしたり

抹茶を加えた織部にしたり、あれこれ

趣向を変えていますが、今年は

さわやかきんとん♪


　　りんごを砂糖とレモンで煮たもの
　　
　　を加えるのです。甘酸っぱさと
　　
　　食感も加わっておいしいのよ。

　
　　うれしい出会いはティーバッグ式の

　　くちなしの実。今までは二つ割に

　　した実をガーゼに包んで使って

　　いましたが、これはなんて楽！！

　　考えた人、えらいわっ！








　　できあがったきんとんを茶巾に

　　絞って、シロップに漬けた

　　クコの実をのせました。

　　我ながら仕上がりに大満足。

　　うちの定番になりますわ。








　　これはロールケーキ、じゃない
　　
　　伊達巻き。今年はオーブンで。

　　なんでも巨大化するサリーですが
　　
　　伊達巻きちゃんだけはミニサイズ

　　が好きなので薄く焼きますの。








　　薄いので鬼すだれではなく、普通の
　
　　すだれで巻きますよ。














　　ちなみにこれは鬼すだれ。結婚前の
　
　　お正月、伊達巻き大好きおなすの

　　ために買ったもの。最初に作った

　　伊達巻き、「もっと甘いのがいい」

　　ですと。てやんでえ～。

　　






　　直径４センチほどのサリーの
　　
　　伊達巻き。かわいいでしょう？

　　おたんこなす好みにしっかり
　　
　　甘くしてやりましたぜ。









　
　　おせちに細工物は欠かせません。
　
　　これは和風チキンローフ。一センチ

　　角の鶏ももとひき肉を合わせて
　
　　使うのがポイント。食感も切り口も
　　
　　楽しくなるの。








　　お肉に香味野菜や調味料、つなぎ

　　を加えたらラップに伸ばし、好みの
　　
　　具を乗せます。今回は明太子と

　　グリーンピース。チーズでも野菜

　　でもなんでもいいのでっせ。








　　くるりと巻いたらごまを全面に
　
　　まぶします。黒でも白でも

　　あるいは海苔でくるんでも。
　　　　
　　あとはこのままレンジでチン。

　　ド簡単ざますの。







　
　　切り口が楽しいでしょう?

　　こなすのおべんとにもよく

　　入れました。そうだわ、今年は
　　
　　おなすモーニングにも

　　出しましょう。








　　数年ぶりに松風も作りました。

　　この流し函、昔は牛乳かんや

　　二色卵を作るのによく使いました
　
　　が最近はすっかりお蔵入り。

　　たまには使わないとね。








　　玉ねぎ、にんじん、たけのこ、
　
　　干し椎茸、れんこん、枝豆が
　　
　　入ってます。これもおべんとに

　　いいですね。うちにはもう

　　関係ないのですけど。（涙）








こんにゃくは手綱にして煮るのが

定番ですが、今回はですね。

　
　　三色のこんにゃくでパズルみたい

　　に遊んでみました。楽しい～♪

　　今度、クッキーでやってみますわ。











おせち作りは手先を使うので

ぶきっちょサリーには

格好のトレーニングでもあります。


　　たとえば紅白なます。

　　前回よりもっと細く切ろう！

　　と心に決めます。（笑）











同じ料理でもカタチを変えて

登場させることもあります。

いつもは甘酢に漬けた大根を

スモークサーモンで巻くものも

今回は練習を兼ねて…。


　　かつら剥きにした大根を甘酢に

　　漬け、サーモンを重ねて

　　巻いてみました。柚子の香りも

　　添えましょう。










　　こんな感じ。食べ応えもあって

　　こなすにも大好評でした。

　　来年も練習しますわ。
　
　　











祝肴といえども、昆布巻きなど

家族の苦手なものは入れないのが

サリーのおせち。

数の子もそうだったはず…

なのですが、なんと

母はおせちの中でいちばん

好きなのですってえ！！！

単に体に悪いから、と敬遠して

いたそうですが、んもお、

早く言ってよ～。

　　
　　即、復活させました。

　　だって心残りがあったら

　　困るもの～。（笑）

　　しかしエラク久しぶりに作ると

　　塩抜きの加減に迷いましたわ。

　　なんでも続けないとダメね。





うちの定番のひとつは

市販の梅もち。

こなすの好物で毎年欠かさないのですが

出不精サリー、このおもちのためだけに

出かけるのがイヤになって……。

だってこなすがうちにいるんだもの～。

いっしょの時間を梅もちごときに　　←　　ゴメンナサイ

奪われたくないので。（笑）

　　
　　今年は近所で調達。

　　おせちの口取りにぴったり。

　　お重が明るくなりますし。












　　しかも梅ちゃんワンポイントつき。

　　まるでサリーのためにあるような

　　お菓子でしょう？　出不精サリー、

　　またも勝ちました。イエイ♪









以上、今年の新作にいつもの味を加えて

ようやくおせちが完成しました。

まずはいつものアレ、そうです、アレ。（笑）

出来上がった料理をずらりと並べて

仕出し屋気分と達成感を味わうのですわ。
























全３０種揃いました。

さあ、あとはいちばんのお楽しみ。

お重に詰める作業です。

　
　　一の重。
















　　二の重。
















　　参の重。















　
　　与の重。















2012年もおせちを作って暮れ、

2013年もおせちを食べて始まりました。

これはとっても幸せなこと。

家族はもちろん、一族郎党（笑）

すべて健やかであったということですからね。









今年もまたおせちが作れますように。

そして何より数の子がずっと

入れられますように。







おせち作りは私にとっては

意味ある家族の行事。

年を重ねるごとにそう思います。