小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
12月10日。
今日は亡き父の誕生日です。
生きていれば81歳。
そう、父と私はちょうど30歳違いなので
とってもわかりやすいのですよね。
無意味で寂しい計算とはわかっていても
ついつい毎年……なのですわ。
朝一番で父のお供えゴハンを
届けました。おかずはほとんど
おなすモーニングと同じ。
そう、おなす朝ゴハンはそのまま
おべんとになる内容なのです。
ごはんは久しぶりに梅ちゃんの
物相で抜きましたわ。
これだけでチャーミングに
なるでしょう?
今日は朝から雪!の超寒い日!
具沢山のおみそ汁も添えました。
母がそのままレンジで温められるよう
深めのスープボウルに入れて♪
誕生日なのに地味なお惣菜ばかりでは
かわいそうなので、またまた
お菓子を焼きました。
スペインの修道院生まれ、ポルボロンです。
ポルボロンを初めて食べたのは
高校生の時。
もう感動しましたねえ。
口に入れるとほろほろと崩れ、
そしてす~っと溶けていく
なんとも不思議な食感に
しばらくはまったものです。
とはいえ、どこにでも売っているお菓子では
ないので、コッチに来てからはずっと
ご無沙汰。結局、自分で作るしか
なくなったのです。
まず、小麦粉とアーモンド粉を
フライパンで空炒りします。
オーブンで空焼きしてもいいのです
が、ちょうどレンジがふさがって
いたの。こういう時、オーブン
レンジって不便よね。
この空炒りがポルボロンのもろさのヒミツ。
歯ごたえのもととなるグルテンの
発生を抑えてしまうわけですね。
ホント、料理は化学!ですわ。
バターと塩、粉砂糖をクリーム状に練り、
シナモンで香りをつけたら
粉類を混ぜて生地は出来上がり。
そう、ポルボロンはほのかに香る
シナモンも味の決め手でしたね。
昔々を次々と思い出すようです。
スノーボールのように丸めて
焼きましょう。本当は平たい円形に
するのですが、とってももろい生地
なので、つぶすとそのまま
崩れてしまうの~。これはまた
サリーの次なる課題です。
仕上げの粉砂糖を振って♪
手で持ち上げるだけで崩れそう
なもろさ。残念ながらギフトには
むずかしいですね。でも母のトコ
ならほいさっさ♪ ゴハンに添えて
無事到着です。
そうそう、口に入れて
溶ける前に「ポルボロン」と3回唱える
ことができたら幸運が訪れると
言われているのですって。
味見ついでにモチロンやってみましたぜ♪
でもサリーのポルボロンはまん丸ですから
溶ける時間には十分な猶予がありましたの。
このカタチ、案外よかったりして。(笑)
実は台所の後片付けをしている時に
なんと突然お湯が出なくなってしまったのです!!!
こんなウルトラ寒い雪の日に!?
とにかくすぐにガス屋さんに連絡。
コマーシャルみたいに(笑)すぐに
駆けつけてくれて、なんと11時前に
修理完了!
お湯が出る幸せをしみじみかみ締めましたわ。
これって、ポルボロンのおまじないの
効果かしら?
いえいえ、やっぱり父の仕業でしょうね。
常に私のお助けマンだった父。
今日もこうして助けてくれた、
そう思います。
今日は亡き父の誕生日です。
生きていれば81歳。
そう、父と私はちょうど30歳違いなので
とってもわかりやすいのですよね。
無意味で寂しい計算とはわかっていても
ついつい毎年……なのですわ。
朝一番で父のお供えゴハンを
届けました。おかずはほとんど
おなすモーニングと同じ。
そう、おなす朝ゴハンはそのまま
おべんとになる内容なのです。
ごはんは久しぶりに梅ちゃんの
物相で抜きましたわ。
これだけでチャーミングに
なるでしょう?
今日は朝から雪!の超寒い日!
具沢山のおみそ汁も添えました。
母がそのままレンジで温められるよう
深めのスープボウルに入れて♪
誕生日なのに地味なお惣菜ばかりでは
かわいそうなので、またまた
お菓子を焼きました。
スペインの修道院生まれ、ポルボロンです。
ポルボロンを初めて食べたのは
高校生の時。
もう感動しましたねえ。
口に入れるとほろほろと崩れ、
そしてす~っと溶けていく
なんとも不思議な食感に
しばらくはまったものです。
とはいえ、どこにでも売っているお菓子では
ないので、コッチに来てからはずっと
ご無沙汰。結局、自分で作るしか
なくなったのです。
まず、小麦粉とアーモンド粉を
フライパンで空炒りします。
オーブンで空焼きしてもいいのです
が、ちょうどレンジがふさがって
いたの。こういう時、オーブン
レンジって不便よね。
この空炒りがポルボロンのもろさのヒミツ。
歯ごたえのもととなるグルテンの
発生を抑えてしまうわけですね。
ホント、料理は化学!ですわ。
バターと塩、粉砂糖をクリーム状に練り、
シナモンで香りをつけたら
粉類を混ぜて生地は出来上がり。
そう、ポルボロンはほのかに香る
シナモンも味の決め手でしたね。
昔々を次々と思い出すようです。
スノーボールのように丸めて
焼きましょう。本当は平たい円形に
するのですが、とってももろい生地
なので、つぶすとそのまま
崩れてしまうの~。これはまた
サリーの次なる課題です。
仕上げの粉砂糖を振って♪
手で持ち上げるだけで崩れそう
なもろさ。残念ながらギフトには
むずかしいですね。でも母のトコ
ならほいさっさ♪ ゴハンに添えて
無事到着です。
そうそう、口に入れて
溶ける前に「ポルボロン」と3回唱える
ことができたら幸運が訪れると
言われているのですって。
味見ついでにモチロンやってみましたぜ♪
でもサリーのポルボロンはまん丸ですから
溶ける時間には十分な猶予がありましたの。
このカタチ、案外よかったりして。(笑)
実は台所の後片付けをしている時に
なんと突然お湯が出なくなってしまったのです!!!
こんなウルトラ寒い雪の日に!?
とにかくすぐにガス屋さんに連絡。
コマーシャルみたいに(笑)すぐに
駆けつけてくれて、なんと11時前に
修理完了!
お湯が出る幸せをしみじみかみ締めましたわ。
これって、ポルボロンのおまじないの
効果かしら?
いえいえ、やっぱり父の仕業でしょうね。
常に私のお助けマンだった父。
今日もこうして助けてくれた、
そう思います。
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夫と娘の3人家族。
料理と雑貨屋巡りが大好き。
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