と言っていたおなすさん。
またまた出張準備のため、昨日の夕方
急遽、ご帰館となりました♪
居酒屋サリー、臨時開店です。(笑)
とりあえずのおつまみ。
何にもないから、こなすのおやつを
拝借。

です。ま、ビールには合いますね。
おなすさんの好物、魚肉ソー
セージ。常温保存できるので
こんな時に便利。昔は時々、
朝ごはんにも添えてました。
それにしても、ピンクのお皿と
同化してますね。
鶏皮とピーマンの炒め物。
大根おろしをのせ、ポン酢と
七味唐辛子をかけて。
慌てていたので大根おろしの上
からポン酢かけちゃった!
視覚的に許せません。

冷凍保存しておいたホワイト
ソースでありあわせのグラタンを。
チーズたっぷり、アツアツを
召し上がれ。
鶏とじゃが芋のバター醤油ソテー。
じゃが芋はレンジでチンして
時間短縮。ごまをふって。
ツナとキャベツの千切りサラダ。
わさびと醤油を混ぜたマヨネーズ
でいただきます。
ソース焼きそば。〆ではなく、
ビールのつまみとして食べるのが
私の好みです。
冷凍庫にあった餃子を焼いて。
母が買ってきてくれた宇都宮の
とある有名餃子です。
大きいのでとりあえず10個。
お代わりはたくさんあるから
言ってね。
晩ご飯には必ずご飯粒を食べ
ないとガマンできない私。
梅紫蘇ごはんを小さく結んで。
柴漬けもまだ少し残ってて
よかったわ~。
デザートは瑞々しい梨と。
ホテルペニンシュラのライチゼリー。
梨とゼリーはおなすパパからの
贈り物です。
冷蔵庫と相談しながらのこの日のメニュー。
お母さん、おなすパパ、おかげで
ナントカ恰好がつきました。
ちょっと炭水化物多めで、物足りない感も
ありましたが、家族揃えばなんでもごちそう。
思いがけず楽しい夕食となりました♪

























おなすパパのおうちに、帰って来ました。
いつものように、新幹線の中でおなすさんと合流。
そのままこなすの大好きな横浜へ。
おなすさんには一足先に帰っていただいて(笑)、
女二人、あちこち歩き回りました。
東京の実家がなくなった今、おなすパパのおうちに
帰るのはとっても楽しみ。
関西にはないモノ、ない味との再会が待ってますからね。
まずはやっぱり江戸前のお寿司!
遊び歩いた女二人、いつものお寿司屋さんで、
おなすパパ、おなすさんと待ち合わせました。
冷えたビールで、おつまみをアレコレ。
海ぶどう。
プチプチとした食感がなんとも
小気味良くて大好き。
和風ドレッシングで。
サザエのお刺身。
コリコリとした歯応えと
磯の香りがグー!
タコの吸盤の照り焼き。
これまたプリプリコリコリで
楽しい食感。甘辛のタレも
香ばしい一品です。
カサゴの唐揚げ。
皮はカリカリ、身はホワホワ。
アタマからシッポまで余すところ
なく食べられます。
おいしいカルシウム!
さて、そろそろお寿司。
ココに来たら、ココでしか食べられない江戸前ならではの
ネタを食べるのが楽しみ。
まずは新子。
コハダの稚魚です。つやつやと
光ってきれい。
煮あさり。
春は煮はまぐりですが、今は
やっぱりコレですね。
これもゼッタイに関西では
食べられません。
小柱。コレがこっちにも売っていたら
母お得意のかき揚げや炊き込み
ご飯が食べられるのに……。
大好きな煮穴子。このお店では
軽く炙って、岩塩とすりおろした
柚子の皮でいただきます。
もうとろけるおいしさでいつも
うっとりします♪
美しいサヨリも食べて。そういえば
おなすさんの釣り好きの友達、
娘さんに「さより」って名前を
つけてましたっけ。
たっぷりの熱いお茶で〆に
食べるのが海苔巻き。ここまで
濃く煮しめた干瓢は関西では
考えられませんからね。自分でも
こんなに濃い色にはなかなか
煮ることができません。
おなすパパはやもめ暮らし9年目。
秋に80歳になるというのに、いまだに現役で
仕事を続け、マーマレードを作ったり、
漬物をつけたりと一人できちんと暮らしています。
実は私たちが帰る数日前、おなすパパのおうちに
ナント雷が落ちました!!!
パソコンに向かっていたら、ものすごい音と共に
目の前に火の玉が見えたそうです。
テレビ二台にパソコン、ウオッシュレットがすべてパー。
消防署や警察が駆けつけ、大変な騒ぎだったとか。
電気もガスも使えず、しばらくは不自由な生活だったそうですが、
おなすパパは強いのです!
私たちが帰ったときには何事もなかったかのように
新しいテレビが入り、エアコンもお風呂も問題なし。
もうすぐ80歳とは思えないパワーでしょう?
元気の秘密は何でも食べること。
そして何より、西の魔女さながらに精神力が
とても強いことです。
このお方は、もしかして魔法使いじゃなかろうか、
とあたしゃ、ひそかに思ってますよ。
そんなおなすパパ。ステーキは大好物。
眼下に海を臨むレストランで、鉄板焼きを
いただきました。こんな贅沢もなかなか
できませ~ん。(笑)
まずは前菜。いちじくと生ハム、
フルーツトマトに蕪などを
あっさりとしたドレッシングで。
こなすにも大うけでした。
冷たい青豆のスープ。
夏はやっぱり冷製がおいしい。
焼き野菜はかぼちゃとアスパラ、
そして茄子。
シャキシャキもやし。
刻んだ肉の切れ端といっしょに
炒めるのがおいしさのコツ。
サラダで出会った新しい食材が
赤軸ほうれん草。水菜のような
食感、でも青臭くなく鉄分も
たっぷり。今度見かけたら
買ってみようと思いました。
お待ちかねのステーキ。おなすパパ
とおなすさんはサーロインをレアで。
私とこなすはミディアムのヒレ。
岩塩とにんにくチップをのっけて
170グラムペロリです。
〆はもちろんガーリックチャーハン。
作り方のコツ、しかと盗みました。
仕上げに青紫蘇を加えるので
さっぱりと食べられます。
場所を変えてデザート。
マンゴープリンとココナッツムース。
おなすパパもきれいに
平らげました。お見事!
この日は鎌倉へ。おなすママを
お見送りにやってきました。
もう9年経つんですね。
でも緑に囲まれて、清々しい
このお寺。気持ちよく
眠れますよね?
お寺の帰りにちょっと寄り道。
大好きな葉祥明美術館へ。
ここも緑の木々に囲まれた
瀟洒な洋館です。
玄関先ではぬいぐるみの
ジェイクがお出迎え。
メルヘンチックでサリーおばさん、
うれしくなっちゃう♪
滞在中は渋谷、新宿、汐留と歩き回り、
最後は思い出いっぱいの銀座へ。
母と足しげく通ったなつかしの場所です。
もう一度、いっしょに銀ブラしたいわね。
ゼッタイ、行きましょう、お母さん。
あくまでも執念深い私。(笑)
銀座に来たからには、あのシュークリームを
食べないとっ!!!
そう、父の法事の時にも買って帰った
お気に入りの一品です。
コレよコレ!
いつまでも変わらない姿と味。
永遠不変があり得ない世の中
ですから、せめてうれしい。
怒濤のように押し寄せるカスタード。
も、至福の時ざます。
お供はたっぷりのハーブティー。
外は台風11号による大雨。
でも大好きな場所で、家族が
揃って、しみじみうれしい一時
でした。
母へのおみやげは東京駅で。
エキナカ、楽しいっ!!!
東京出身なのに、もうすっかりおのぼりさん気分です。
豆手ぬぐいで包んだあられと
六色の最中。豆てぬぐいは
今大人気のお店。ご存知の方、
多いでしょうね。
話題の新商品も買いました。
新しいモノ、好きっ♪
横浜でももちろん、いつものアレを
ゲット。いなり寿司用のお揚げと
ビスケットですね。
こなすはお誕生日を迎える
お友だちにこんなクッキーを
チョイス。いろんなヴァージョンが
あって、食べるのがもったいない
ぐらいの可愛さでした。
おなすさんとは新幹線の中でサヨナラ。
次に会えるのはもう秋ですね。
結婚して19年。
おなすパパのおうちには、毎年二回ずっと
帰っていました。
でも来年はこなすも高校三年生。
「三人揃っての帰省は、今回が最後かもな」
なんて、おなすさんが珍しくつぶやきました。
今のままでいてほしいことがどんどん
変わっていくのが世の常。
でもだからこそ、人間は成長するのでしょうね。
来年の春はおなすさんと二人だけの帰省になるかな。
まあ、それはそれでまた楽し♪
学生時代の思い出の場所を辿ったりして、
新しい楽しみを見つけましょう。
そのためにも、おなすパパ。
100歳めざして達者でいてください。
父方の祖父母のお墓参りに出かけました。
お寺へと続く長い長い石段。
秋には見事な紅葉の中を
登ることになります。時代劇の
撮影にもよく使われるの
ですよ。
汗を拭き拭き、お墓を清めて、お花をお供えして、
香り高いお線香と共にみんなで手を合わせました。
この三人でここに来るのも、もう何回もないかな……
なんて思うとまぶしい夏の太陽の下でも
また心は晩秋のようになってしまいそうです。
おっと。
いけないいけない。
魔女修行生のサリー。
余計なことを考えてはいけないのですぞ。
というわけで、みんなでお昼。
行き先はこのところここばかり、という
お気に入りの和食処です。
母と私はおばんざい弁当。
通年のメニューですが、小鉢が
サザエを模していたり、
茗荷の酢漬けが入っていたり。
お造りが鱧だったり、岩海苔が
添えられたりとやはり季節を
感じさせてくれます。
いつもうれしいのが、このたっぷり
としたアツアツのお椀です。
今日はしんじょのほかに
卵豆腐が椀種でした。
おべんとに興味のないこなすは
昼御膳。カラリと揚がった
天ぷらがおいしそう。お造りは
氷水に浮かべた蓮の葉に
盛られています。やっぱり、
日本料理は美しい!
デザートは桃のゼリー。
アガーのぷるん感がとっても
涼しく、おいしかったです。
おいしいご飯のあとは、みんなでお買い物。
こなすはばあばから特別ボーナスのほかに
電車やタクシー、店でのおつりが出るたびに
それももらって今日一日で大稼ぎ(笑)!
うれしい一日となりました。
炎天下の外出、それも墓参はなかなかハード
ですが、女三世代でお参りできることは
ありがたく幸せなことです。
おじいちゃん、おばあちゃん。
また来ますね。
三人揃って、またあの長い石段を登れますように。





















帰ってきました。
我が家滞在時間は14時間でしたが。
今朝は6時に出発。
朝ごはんを食べる余裕はないので、
サンドイッチのおべんとを作りましたよ。
サンドイッチには必ずひとつ、
甘いフィリングを入れるのが
私のこだわりですが、今日は
入れるスペースがない!
代わりにいただきモノの
ブラウニーを添えましょう。
ついでですから、母とこなすの
分も作製。彼女たちには
今日の昼ごはんですね。
お昼はラクできてうれしいわ♪
私の分? そりゃ、あなた、
もちろん……。
コレで決まりです。(笑)
パン屋さんでスライス仕立ての
パンはもうふっわふわ。
ミミもしっとりとおいしいの。
まずはそのまま、次は焼いて、
パクパクいっちゃいます。




















ちいさな女の子がいました。
好き嫌いの多いまさこちゃん。
そんなまさこちゃんにも、ひとつだけ
お気に入りのおかずがありました。
それは三色に染め分けたじゃがいもで
ひき肉と野菜を茶巾絞りにしたもの。
花見団子のようなかわいらしい茶巾が
お皿にのって、「なんておしゃれなの」
と、まさこちゃんは大喜び。
このおかずの時だけは、歳の離れたにいさんと
ねえさんたちを差し置いて、誰よりも早く
お皿をからっぽにしたそうな。
めでたしめでたし♪





















ちいさなまさこちゃん。
それはうちの母です。(笑)
折りあるごとになつかしがるこのお料理。
母の記憶を頼りに私が再現してみました。
要するに揚げないコロッケ。
母の時代とは異なり、じゃがいもにはバターと
ミルクがたっぷり入って、ひき肉種にも
コンソメなどでコクをプラス。
まるで和菓子の趣。
ウスターソースをかけて白い
ご飯のおかずにするのですが、
食欲をそそるとは言い難いですね。
でも当の母はいたく喜んでくれました。
「そうそう、こんな感じ。子ども心に
なんて、おしゃれでハイカラな料理なんだろうと
うれしかったの。これが晩ごはんの時は
お膳に飛びついたものよ」
作り手にとっては、面倒な衣づけも揚げる手間も
なくて大助かり。しかもヘルシーですし、
母の食も進んで一石三鳥!!!(笑)
母にとってはなつかしい思い出という
とっておきの調味料も効いているのでしょうね。
またまさこちゃんのために、じゃがいも、
ぎゅっと絞りましょう。





















東京出身の私。
父が亡くなって実家がなくなってからも
おなすパパのおうちに里帰りするたびに
東京に遊びに行っていたせいか、
こなすは東京が大好き。
この気持ちはハンパではなく、
ついに「東京に行きたい!」と
宣言するようになりました。
内部進学で大学まで行けるという
ラクチンな道を捨ててまで、
東京に行きたいがために外部受験を
めざすと言うのです。
何事も娘の意志を尊重するおなすさんは
大賛成。
私一人ずっと反対していました。
だって一人娘。遠く離れた東京にやるなんて
心配で心配で。
でも、彼女の人生。
私の勝手で縛り付けることはできません。
で、ようやく覚悟を決めて、昨日
「こなすちゃんを応援します」
と宣言しました。
しかししかし。
マグネットだったこなす。
私の帰りが5分遅れただけで
ドアの前でシクシク泣いていたこなす。
中学一年まで私の膝に座っていたこなす。
それがそれが。
どーしちゃったのーっ!!!
こなすのいない生活を思っただけで
いつでもどこでも涙が溢れてきて
困っています。
今だって……。
毎日、私より多い洗濯物やアイロンかけに
ぶうぶう言っていたのも、もう言えなくなるんですね。
そして甘いパンやお菓子、おべんとを作ることも
なくなって、私のブログも記事にすることが
あるのだろうか、なんて思ってしまいました。
もちろん、合格してから、の話であって、
皮算用もいいところなのですが、
それでも万が一にも受かったら…と思うと
ああ、また涙が止まりません。
「絶対彼氏」のロボット、ナイトだってリイコちゃんを
応援したじゃないの!←おいおい(汗)
西の魔女だって、あんな寂しい山の中で
たった一人、きちんと丁寧に暮らしていたじゃないの!
そして、去年二人の子供たちを残して逝ってしまった
友だちのことを思えば、私の悲しみなんて見えないぐらい
ちっぽけなものじゃないの!
あれこれ考えて自分を奮い立たせようとはしていますが、
今しばらくは無理ですね……。
今日は個人懇談。
つい涙ぐんでしまった私に、同い年でやはり一人娘さんを
お持ちの担任の先生は、
「お母さんの気持ちは痛いほどわかります」
となぐさめてくれました。
応援すると言ったのに、こなすの前でもついつい
泣いてしまっている私。
これではこなすの決心も鈍ってしまいますよね。
ああ、強くなりたい。
「頑張って行っておいで! あたしゃ、いつでもここで
待ってるよ!」
とこなすに言ってやりたい。
それでもすっかり泣きのツボにはまってしまって、
歩いていても、スーパーで買い物していても
気がつけばポロポロ。
母には
「サリーさんとこ、最近ちっともご主人見かけないし、
ついに離婚したのかしら?なんて思われちゃうから
やめなさい」
なんて言われてます。
確かに炎天下、汗のほかに涙をしたたらせている
おばさんはちょっとコワイ。
ホント、合格したら、の話であって、落っこちたら
まだまだいっしょ!でドエリャー恥ずかしいお話に
なってしまうのですが。
でも落っこちることを願うような情けない親には
なりたくない。でもつらい。
このジレンマは当分続きそうです。
お恥ずかしいお話、お聞かせしました。
読んで下さったら、即刻忘れてください。(笑)
帰ってきました。
飲み会の予定もなかったので、久しぶりに
我が家で晩ごはんです。
急に暑くなってきましたから、何より
冷たいビールがごちそう。
居酒屋サリーの開店です。(笑)
まずはこれさえあれば、の
一品。枝豆はこなすも大好物。
ご存知サリー風冷やしトマト。
けだるい体をシャキッとさせたい
ので、今日はお酢を多めに。
れんこん畑のオトコ一人暮らし
では、こういうモノはまず食べない
ですからね。帰った時ぐらい、
食べていただきましょう。
カロチン、大事。
この季節ならではのとうもろこし。
今日はお醤油で焼きました。
一本食べたらお腹いっぱいに
なりますから、お一人様、半分。
ドライカレーとチーズの揚げ餃子。
ビールにはこういう揚げ物が
おいしいですよね。
イカのペペロンチーニ風。
仕上げに青紫蘇とお醤油を
加えます。
揚げ鶏のねぎソース。日本でも
すっかりポピュラーになった
油淋鶏ですね。家族みんなの
大好物です。
〆はセルフサービス海苔巻き。
韓国海苔でご飯とチェンジャを
巻いて。手抜きなので、
盛りつけはお一人様ずつ。
ちょっと雰囲気アップでしょ?
私もチューハイを飲みながら、ゆっくりご飯。
家族そろって囲むご飯は、しみじみいいものです。
こなすが自立する前に、ハヤイトコ、
帰って来いよ~。お・な・すっ!!!
























梅雨空の下でも続いています。
今日は映画を観に行って来ました。
母に欠かせないお供がこの
首枕。これを首にあてがうと
かなり疲れが違うのです。
本来は旅行用ですけど、
映画館でも役立ってます。(笑)
映画は「奇跡のシンフォニー」♪
あのとっても愛くるしいフレディ・ハイモアくんの
主演です。彼の健気さ、愛らしさに
二人の中高年はウルウルでした。
週に一度の外出で、結構鍛えられてきた母。
以前は映画一本見終わるともうぐったり、
という感じだったのが、遅めのお昼も
しっかり食べ、たっぷりの紅茶を飲み干し、
雑貨屋にドラッグストアにデパートにと
文句も言わず(笑)、ついてきました。
知らない路地にも足を伸ばしたら、
なんとも素敵な出会いがありましたよ。
おしゃれなおしゃれな「縫い針」の専門店です。
縫い物をしない母娘ゆえ、買い物はできません
でしたが、素敵な待ち針を見つけました。
ナント、アタマの部分が季節ごとに変わるよう。
今は紫陽花でした。
わかります? いろんな色の
紫陽花が咲いているでしょう?
母が生き生きと元気になってくるのを見ると
とっても安心します。
さあ、今度は植物園かしら。
今のうちにどんどん動いて、夏本番を乗り切る体力を
つけておきましょうね。



























このところ、週に一度は母と出かけています。
75歳ですし、母の家系の寿命を考えると
一日一日がとても大切ですからね。
おなすさんが長いこと家を離れ、一人娘のこなすが
どんどん自立していく中、仕事も持たず、ほとんど
出歩かず、おまけに更年期かもっ!という
いろいろな不具合が出始めた私は、時に
大きな不安や寂しさに襲われることがあります。
でも、今私が感じていることを、母は長年ずっと
抱えていたのですよね。
父の亡くなった後、母は64年住んだ故郷を離れ、
友人知人もなく、勝手もまるで違う場所に
ただ私だけを頼りにやってきました。
でも肝心の私は何かとバタバタとせわしなく、
孤独な母のことを思いやる余裕はありませんでした。
人間は勝手なものですね。
自分がそういう立場になって初めて母の気持ちが
わかるのですから。
今の私もまだまだ勝手です。
自分の寂しさを母になだめてもらっているような
ものですからね。でもつくづくありがたいことです。
母は親子丼が大好き。
最近の私たちは、あちこちの親子丼を食べ歩いています。(笑)
今回も新しいお店へ。
古くからあるお店らしいですが、
卵はもちろんとろっとろ。
母も珍しくあっという間にペロリ。
親子丼を平らげたばかりだというのに、
目と鼻の先に焼きたてのどら焼きを食べさせてくれる
お店があるとなっては素通りできません。(笑)
ふわふわのまだ温かいどら焼きは
初めて。中の小豆餡も粒が大きく、
これもおいしくいただきました。
お供は抹茶。抹茶でどら焼きという
のも初体験でしたね。
歩き疲れたあとは、マンゴーゼリー
ソーダでほっと一息。
母が「毎週出歩くのは疲れるけど
とっても楽しいわ」とポツリ。
私こそとっても楽しいです。
お母さん。
今日はお揃いの日傘を買って
もらいました。母は折りたたみ式で
私は長傘。遮光タイプなので
涼しく感じられます。
母と娘がお揃いのパラソル。
高齢者と中年というのがちょっと笑えますね。
でもこの夏、お揃いの日傘をさして、また
遊びに行きましょう。
お日様の下に出るのはやっぱり元気の素ですからね。



種類にも詳しくて、お菓子作りにハマった私に
「お酒を使うと、もっとおいしくなるよ」
と、いろんなお酒を買ってきてくれました。
もちろん大瓶で。(笑)
中学生の頃から、ブランデーやラムだけでなく、
コアントローやグランマニエ、アマレット、カルアなどなどを
知っていたのも父のおかげですね。
結婚して遠く離れて住むようになっても、父の定期便は
続き……。
あまり使わないカルアなどは、
三本もあります。
ああ、YUKI~*さん、ご近所
だったら、一本届けるのに。
思い出のお酒もご紹介しますね。
こなすのお七夜の時、お祝いに父が病院に
持ってきてくれたお酒です。
さくらリキュールです。うちは名前に
さくらがつくことと、こなすが女の子
だからということで選んだそう。
授乳中の私はなめただけ。
あの夜から、もう16年ですよ。
お父さん。
父の定期便がなくなった今、私は
自分でミニチュアボトルを買って
います。寂しいけれど飲めない私が
これだけのお酒を選べるように
なったのはお父さんのレクチャーの
おかげね。
記念すべきリキュールデビューはコアントロー。
当時を思い出して、オレンジソースをかけたババロアでも
作ろうかな。
その時は、真っ先にお供えに行きますからね。
待っててくだされ。

























料理と雑貨屋巡りが大好き。