小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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夕べ、おなすさんが出張ついでに帰ってきました。

家族そろっての晩ごはん♪

それも今年になってまだ二回目となれば

気合十分!



相変わらず栄養不足のおなすヘンゼルのため、

力(心?)をこめて、ごはんを作りました。

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 と言っても、まずは切るだけっ。

 れんこん畑の帰り道に買って
 
 きた穴子ちくわとタコちくわ。

 どちらもプリプリ、甘くて

 おいしいの♪







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 お砂糖とお酢をたっぷり入れた

 なつかし味のポテトサラダ。

 とってもおいしいのに、こなすは

 嫌いなのです。もー!








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 厚揚げと刻み昆布の煮もの。

 私の大好きなモノ。お昼にも

 しょっちゅう食べてます。










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 牛肉を大好きな叙々苑のタレで

 焼いて、もやしの塩にんにく炒め

 と糸唐辛子を乗せて。ごはんに

 乗っけて食べます。








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 お歳暮でいただいた串揚げを

 ただ揚げただけ。これだけの

 種類をうちで作るのは大変。

 ありがたく、うれしいです。








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 三月とはいえ、まだまだ寒い夜。

 食卓に湯気がたちのぼると

 ほっとしますね。で、シャケ缶と

 白菜のお鍋。巷では貧乏鍋とも

 言うそうですが、簡単美味。

 スープ代わりによく登場します。





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 あとはさっぱりほうれん草の
 
 お浸しと。












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 きゅうりの浅漬け。














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 デザートは、ボウルいっぱいの

 イチゴと。












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 春の和菓子いろいろ。

 大福が食べたい!と言っていた
 
 おなすさん。今日はどれに

 する?









ほとんど出来上がって、あとはごはんが炊けるのを

待つばかり、と思っていたら、電話が。



な、な、なんと、想定外の仕事が入って、

夕食食べられないかも、ですと!



で。


結局。



おなすさんは10時過ぎのご帰館。

食事は仕事仲間とラーメンと餃子ですませたとか。



今回も滞在時間10時間ちょっと。

そのほとんどが睡眠時間ですね。




せっかくの家族そろってのごはんは幻と

なりましたが、仕事があるのは本当に

ありがたいこと。



残念ではありましたが、そう思って

残り物にラップしました。



今宵はひなまつり。

またまた女三人の夕べとなりましたが、

母とこなすといっしょに過ごせることも

本当にありがたいことです。




昨日に続き、今日もほとんどキッチンにいました。


まさに、エプロン便りだなあと改めて思ったりして♪


おなすさんが年休を取ったので、

二人で知らない町に出かけてみました。


穏やかな海を眺めながら、貸切状態の

列車に揺られて束の間の旅気分。


行き先は、江戸時代に商都として栄えた

小さな町。

今も当時の商家が残る美しい街並みが

保存されています。


春のまどろみの中にすっぽり

くるまれたような静かな町。


白壁の町は、タイムスリップしたような

錯覚を覚えます。

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 町のあちこちに、名物の

 金魚ちょうちんが吊られて。

 夏の夜には2000もの金魚が

 幻想的な光を作り出すそうです。








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 洋服屋さんもレトロなら。














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 美容室も超レトロ!














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 なんとも笑えるこの標識。

 残念ながら遭遇しませんでした。

 晩ごはんのおかず、ゲット

 できず。(!?)








この眠ったような町は、この日はホントに

眠ってました。(笑)


お目当ての手作りオルゴールも、コーヒーと抹茶の

二つの飲み物つきのチーズケーキも、名物の

お醤油入りのプリンやキャラメルも、ゼンブ

お店はお休みだったのです。



ちょっとお。

昔、商都として栄えた町なんでしょう?

商人魂、どこいっちゃったの~。



仕方ないので、駅の向こう側へ。

こちらは巨大ショッピングセンターに

ファミレスやファーストフード店が

立ち並び、まさにタイムスリップして

現実に戻されたようです。


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 おなすさんは、ソフトクリーム

 ぜんざいを食べて。












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 私は求肥とチョコケーキ入りの

 なんだかよくわからんソフトを。

 snowさん、ここ、ホカイドウの
 
 どっかの(笑)牧場がやってる

 お店でしたよ~。







帰りがけにおなすさんが、

「ああ、みんなが働いている時に、

 こうして休んで遊ぶっていうのは

 なんて気持ちいいんだろう」


ですと。


その気分は、サンデー毎日のサリーには

知りえないものですね。


同時に、おなすさんにとっても

仕事があればこそ、の幸せ。



今のこの厳しい時代、解放感が

味わえるのは本当にありがたいことです。



さてさて私はといえば、おなすさんと

出かけるのは、とにかくらくちんで安心♪



行きたい所を言えば、あとは

くっついていくだけ。


途中でお腹が痛くなっても、

気持ちが悪くなっても

おなすさんと一緒だと本当に安心♪



日頃、母とこなすの前では常に私が

リーダーシップをとらなければならないので

その反動もあるのでしょうね。



小さな小さな春の旅。

おなすとサリーの老後の予行演習、

しっかり続いてます。(笑)


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 はい! サリーです。

 れんこん畑のおなすさんちに

 行ってました。

 娯楽というものがほとんどない

 ところなので……。







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 仕方なく、おなすさんの取っている

 日経新聞を読むことに。(笑)

 そうしたらまあ、こんなレシピが。

 コレ、面白いっ。









かき玉汁なのですが、卵に豆腐を混ぜてあるのです。

豆腐の存在はほとんど感じられないけれど、

いつものかき玉汁とはちょっと違う、そうです。(笑)



卵に豆腐を粗く混ぜるか、泡立て器を使って

なじむまでよくよく合せるか、


また、沸騰した出し汁に一気に流し込むか、

少しずつ入れるか、


などなどによって、仕上がりが変わってくるのだとか。


同じ生地なのに、そのままならムース、

ちょっと焼けばスフレ、よくよく火を通せばケーキになる、

というチョコレートレシピがありますが、それと同じ。



作り方次第でいろんなアレンジができるというのは

ありがたいレシピですね。


早速試してみようと思います。

皆さまも、是非やってみて♪


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 おなすさんちは隙間だらけの

 オンボロなので、とってもさぶい。

 ここでもしっかり飲みました。(笑)

 生姜はうちから持参。おなすさんち

 にはチューブ入りしかないです

 からね。





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 超ヒマなので、ハンドケアを

 念入りに。(笑) クリームも

 もちろん持参。おなすさんちには

 私のものは最低限しかそろって

 ないので、ハウスウエアも

 一張羅です。(汗)





そうだそうだ。

おやつ箱を確認しよっと。


今年のバレンタイン、どうだったべか。

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 あれま、よかったねえ。

 今年もちゃんともらえて。

 snowさん、北海道ブランドの

 チョコが三つもありましたわよ。

 こなすにちょこっと(オヤジ?)

 おみやげにしましょ。





今年のホワイトデーのお返しは、などと

計算しつつ、それにしてもヒマ。



唯一のお楽しみ、ヒャッキンにでも行って来ます♪

夕べは、こなすのラストコンサート。(笑)


憧れのホールでの演奏ということもあり、

部員全員のモチベーションは高く、

それぞれに相当努力したのでしょう。


大作にも取り組み、本当に聴き応えのある

二時間でした。



部員だけでなく、OG、エキストラ、顧問にコーチ、

そして「娘の母校は私の母校」と言い切る

献身的な保護者の方々のおかげです。



オーケストラというのは、個性あふれる多種多様な

楽器がひとつのハーモニーを作り上げる、

ある意味不思議な世界。



ハーモニー、つまり調和。

それを保つためには、自身の楽器だけでなく

周りの楽器にも耳を傾け、お互いに

歩み寄りながら、協力、協調していく姿勢が

不可欠ですね。



この5年間、時にはぶつかり合いながらも

調和を求めて力を合わせてきた仲間たち。

こなすの宝です。




そしてそして。

夕べは、私と母にとって、思いがけない

サプライズがありました。



最後の作品はドヴォルザークの「新世界より」。



第Ⅱ楽章は、短い序奏のあと、イングリッシュ・ホルンが

あの、誰もが知っている優しい旋律を奏でるのですが、

なんと、こなすが吹いているではありませんか!



オーボエのほかに、イングリッシュ・ホルンも担当

していることは知っていましたが、まさか

こなすが演奏するとは……。



何度も挿入されるあのなつかしい旋律。

あの小さかったこなすが、と

親バカ300パーセントの私は思わず

涙ぐんでしまいました。



演奏のあと、指揮者に促されて、立ち上がって

お辞儀をしたこなす。

母も私もおバカ丸出しで大きな拍手を送りました。



ソロ演奏があることをずっと黙っていたこなす。

母と私にとって、何よりもうれしい

バレンタインの贈り物になりました。



すべての力を出し切って、5年間の部活動に

自ら終止符を打ったこなす。



「今は解放感でいっぱいだけど、ニ、三日したら

きっとすごくさびしくなるんだと思う」



そうなのよ。

人生って、そういうことの繰り返し。


いつまでもずっと、同じことを続けることはできないの。

自分の意思に関わらず、いろんな変化に

立ち向かうことで、人は成長していくのでしょう。



私にしても同じ。

いずれ、こなすが巣立ったら、親としての責任からの

解放感や安堵感と引き換えに、とてつもない

寂しさがやってくるはず。



でも、誰もが通る道ですものね。

新しい変化とともに、また成長した自分に

会うために、しっかりしましょう。



こなすちゃん、素敵なプレゼントをありがとう。

そして、本当にお疲れさま。



今日から始まる、あなたの「新世界」。

気持ち新たに、応援します。



数年ぶりに、軽い発熱があった私。



幸い、インフルエンザではなく、ただの風邪。

微熱以外の症状もなかったので、薬は

もらわず、一日に何杯も

ジンジャーミルクティーを飲み、あとは

ひたすら寝る!で対処しました。



週明けから、具合が悪くなるような予感(悪寒?)が

あったので、こなすの食事は作り貯め。

これが本当に役に立ちました。



後期高齢者の母には、軽い風邪といえども

うつすわけにはいかず、つまり、

昔のように応援は頼めませんからね。



自分の食事はうどんでも煮るべか、

と、思っていたら、こなすがスープを

作ってくれました。


「テレビでやっていたのをメモして

作ってみたの。よかったらどうぞ」


んまあ、こんなことは初めて。

成長したのねえ、こなすちゃん。

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 卵とトマト、レタスにねぎのスープ。

 お酢も入って、ちょっと酸辣湯風。

 走り書きのメモを見ると、トマトは

 湯剥きしたそうな。教えなくても

 やればできるもんですね。







身も心もポカポカになって、風邪もどこかに

飛んでいったよう。

おいしいスープ、ありがとうね♪




さあ、今夜はこなすのクラブの定期演奏会。

そしてこなすにとってはひとまず最後の舞台です。


管楽器の中でいちばんむずかしいと言われる

オーボエを選んで早5年。



厳しい練習を続けてきた青春の日々も

今夜で一旦ピリオド。

何かのために、何かをあきらめる。

そういうことも覚えていくのですね。



今年は1500人収容の大ホールが舞台。

空席が目立たないよう(笑)、一族郎党引き連れて

くるよう(笑笑)言われていましたが、

ごめんね、うちはばあばとおかあちゃんだけだわあ。



その分、4つの耳をすませて、オーケストラの中の

あなたの音を探します。



今までお疲れさまでした。

今夜はまた女三世代で陽気に打ち上げしましょうね。



悔いのないよう、ひとつひとつの音に思いを

馳せながら、素敵なメロディーを聞かせてください。


こなすと二人で、映画、

「マンマ・ミーア!」を観てきました。


文句なしのハッピーストーリー。

私にはなつかしいABBAの曲に乗って、

本当に素敵に楽しい物語でした。


この映画を観ると、今一度娘のいる

ありがたみを実感します。


語弊があるかもしれませんが、母親にとって

娘はまずは最高のおもちゃ。



だって、自分が子供の頃の着せ替え人形遊びや

お母さんごっこを実践できるのですからね。



成長とともに変わっていく遊びや絵本も

自分の通ってきた道をもう一度辿る

楽しさを与えてくれました。


そして、これから成人式、結婚、出産と

こなすが迎えるであろう人生の節目に

母親は演出家兼サポーターとして、

深く関われるのですものね。



始まりはかわいいおもちゃ。

それがいつの間にか、なくてはならない

同志に変わって、頼もしい限りです。



さあ、次はブラピの映画ね。

セーラームーンやコナン、ディズニーを

観ていたのに、もう大人のラブストーリーを

いっしょに楽しめるようになったのですね。



それでも私はマンマ。

こなすがオバサンになっても、私はずっとマンマ。



イタリアの太陽のように、元気印のおかあちゃんに

なりたいものです。ヒジョーにむずかしいんですが。(笑)



とにもかくにも。

母と娘のコラボレーション、これからも

楽しめますように。



先週の木曜日、出張ついでに

おなすさんが帰ってきました。


でも日曜日はマラソンレースのため、

土曜日にはれんこん畑へ。


それでも今年初めてのご帰館。

ようやく家族そろって、晩ごはんです。


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  おなすヘンゼルをまたも太らせる

  ために、今日のメインはスペアリブ。

  いつもはバーベキューソースで

  オーブン焼きですが、今日は

  マーマレードで煮込みます。

  例のビン、今年も順調です。(笑)





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 マーマレードと白ワイン、あとは

 しょうがに醤油、コンソメなどで

 コトコト煮込むだけ。オーブンは

 汚れないし、うれしいレシピなの。








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 おなすの好物、牛もつの煮込み。

 女性陣は内臓系はすべてダメなの

 で、野菜だけ拾っていただきます。










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 かぼちゃの素揚げとれんこん

 チップス。れんこん畑に住んでいて

 も、オトコの一人暮らしでは、まず

 食べませんね。








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 8種類の野菜の千切りサラダ。

 にんにくチップがおいしさの秘密。

 何一つ肉っ気は入っていないのに

 不思議な旨味が出ます。








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 ほうれん草としめじの柚子浸し。

 うちの冬の定番です。












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 冷凍庫の雑穀ごはんとかやく

 ごはんをおにぎりにして。日頃

 不在のおなすには残り物とは
 
 バレないの。むしろ、二種類も

 あるっ!と感激され………

 るほどではございません。

 (笑)



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 デザートは洗っただけの

 イチゴと。












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 インスタントのチェリーのゼリー。

 牛乳をかけるのがうちの食べ方。

 これはこなすが一番好きな

 フレーバー。「この人工的な

 風味がなんともハマルの」

 だそうです。





今日は節分ですね。

トシの数だけマメを食べるというハードワークが(笑)

待ってます。


おなすさんのいない節分も早6回目。

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 彼の豆は帰る際に持たせました。

 今夜、れんこん畑でひとり

 ポリポリと食べることでしょう。










来年の節分はどういう状況になってるかな?

なあんて、それこそそこらへんに隠れているオニが

大笑いしそうですね。


さあ、余計なことは考えず、自分のノルマを

しっかり食べて、春の訪れを待ちましょう。




今日は鏡開きですね。


去年は、母がおしるこ用に小豆を

どっさり炊いてくれました。


ところが母は、このおしるこがきっかけで

体調を崩し、数日間トイレがお友だちに

なってしまいました。



お正月からのごちそう続きと、大量に出来上がった

おしるこをついつい食べ過ぎてしまったからですが、

とにかく久しぶりに苦しむことになったのです。



もともと体調に不安を抱えていた母は、このことが

決定打となり、旅行をやめると言い出しました。



そう、昨春のヨーロッパ旅行は、実は母も

一緒に行くはずだったのです。



乗り継ぎも含め、片道16時間のフライト。

その中で具合が悪くなったら、と思ったら

途端にすべての自信をなくしてしまったのですね。



無事、目的地にたどり着いたとしても、ずっと

ホテルで寝たきりになるかも、と不安は広がり、

結果的に母の分は泣く泣くキャンセルしました。



去年の鏡開き。

アノおしるこさえなかったら、とついつい

恨めしく思いましたね。



すさまじい苦しみに懲りた母は、

「も、小豆なんて煮ないっ」



というわけで、今年は缶詰のゆで小豆で

手抜きおしるこ。

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  母にはおまじない程度に

  一口だけ届けました。

  本人も、とても神経質に

  なってますからね。









もちろんおしるこが悪いのではなく、

ついつい食べ過ぎてしまったのがいけないのですが。



あれから1年。

母にとっても私にとっても忘れられない鏡開きです。



17年前の今日、こなすが生まれました。


母が私を産んだ病院で、しかも

私を取り上げてくださった先生のもとで

生まれてきたのです。



私が生まれてきたのと全く同じ状況で

こなすが生まれてきたことを思うと、

とてもうれしく不思議な感じがします。



おしるしがあって、病院に入ったのは朝。

でも陣痛がなかなか進まず、出産は

明日の朝になるでしょう、と言われました。



ひとまず安心した母は一旦帰宅。

会社と関西からそれぞれ駆けつけてくれた父と

おなすさんは二人で夕食へ。



ところがどっこい。(笑)

誰もいなくなった途端、思いのほかのスピードで

陣痛が激しくなり、私は誰もいない部屋で

孤軍奮闘。ひたすらもだえてました。



あれよあれよという間に、分娩室へ。

家族が戻ってきたのは、何もかも済んだあとでした。

当時は携帯電話などありませんでしたしね。



私が苦しんでいた時、父とおなすさんは

前祝と称してシャンパン片手にフレンチの

フルコースを楽しんでいたとか。

マッタクモ~!!



あれから17年。

17歳って、とても素敵な響きですよね。



実際には、進路のことも含め、いろいろ悩む歳でも

ありますが、とにもかくにもフレッシュな17歳。

子どもではないけれど、大人でもない、

そんな微妙で曖昧な時間を楽しんでほしいものです。

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 毎年恒例の(笑)プレゼントの

 ほかに、今年は欲しがっていた

 ピンクのアイシャドウを添えて。

 化粧品を贈る年頃になったこと

 にも感慨を覚えます。







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 今年、選んだケーキはあなたの

 好きなものばかり。

 チョコレートケーキに色とりどりの

 マカロンが乗って。









このカラフルなマカロンのように、明るく、

いろんな味わいのある素敵な一年になりますように。



17歳。

お誕生日おめでとう♪


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あけましておめでとうございます。



明るい夢や希望をギュウ~っと

つかんで、モ~離さない(笑)、

そんな一年にいたしましょう♪



今年は結婚して20回目のお正月。

ところが、おなすさんは不在でした。



仕事で年末年始、ずっとれんこん畑に

拘束されていたのです。(笑)


それでも、縛られる仕事があるというのは

今のご時世、ありがたいこと。


ミ+クさんのご主人も元旦からお仕事なの

ですから、おなすさんの不在も

特別なことではありませんね。


で、クリスマスに続いて、お正月も

母とこなすと三人、またもかしましく(笑)

祝いました。


今年も、例の(笑)重箱を引っ張り出し、

アレコレ詰めましたよ。

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 まずは一の重。

 羽子板のかまぼこにこなすの

 好物、梅もちは毎年必ず。

 伊達巻は直径三センチの

 小ぶりサイズです。食べ手が

 少ないですからね。





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 こちらもこなすの好きなものばかり。
 
 海老の甘辛煮と、鴨ロース。

 鶏のつくねだんごは、筍を刻んで

 たっぷり加えてあります。

 大好きな梅ちゃんを散らして。







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 柚子の香りの紅白なますは私の

 大好物。普段でもよく作ります。

 さつま芋の織部きんとんは、

 こなすが茶巾に絞りました。

 母から娘に伝える味?に

 なるべか。





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 野菜とこんにゃくの炊き合わせ。

 毎年のことながら、これがいちばん

 時間がかかります。海老芋は

 母の好物。ここにも梅ちゃんを
 
 景気よく散らして。ここに使った

 こんにゃく、とっても楽しいの。

 それはね。



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 こんな体裁で売られているのです。

 その名も「パズルこんにゃく」。

 他にもサイコロやいろんなタイプが

 ありました。うれしい出会いです。

 量も手頃ですし。







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 母が毎年用意してくれるお正月の

 アレンジメント。赤くてぽってりとした

 花器がとってもチャーミング。










でも「値段の割りに花がお粗末過ぎるっ」

と、母はオカンムリ。(笑)


で、「来年は私がつくるっ!」

と息巻いておりました。



常に体調に不安を覚え、たった一週間先の

約束ですら躊躇してしまう母なのですが、

この勢い。

うれしくありがたいことです。



その調子その調子。

ホントに来年、期待してるわよ。

おか~さん。

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 母へのお年賀はいつものガーゼ

 タオル。柔らかい肌触りが

 お気に入りで、毎日の必需品

 なのです。干支入りの梅ちゃん

 を貼ってプレゼント。






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 タオルに添えるのはこんな飴。
 
 丑の金太郎飴なのです。

 喉につっかえないようになめてね。











お正月の祝い膳を囲んだあとは初詣に。


いつもは二つの神社にお参りするのですが、

おなすさんもいないし、ちょっと億劫になって

近所の一つにしましょうか、なんて母と

話していました。



でも、

「毎年していることを、急にしなくなるというのは

 ちょっと……」

というこなすの一言で例年通り、きちんと

お参りすることにしました。




そうなのです。

いつもと違う状況の時にこそ、努めて

いつもと同じ事をする。

これはとても大切なことです。

これができれば、人はどんな時でも

動じることはありませんよね。


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 覚えてますか?

 この黄色い時計。












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 なつかしの黒電話も。

 早速ジ~コジ~コとダイヤル

 回して遊びました。











ハイ。ここはれんこん畑のおなすさんち。


母にこなすを、そして同時にこなすに母を託し、

正月二日から私はれんこん畑にやってきました。

節目である20回目のお正月、しかも私は年女。

どうしても家族全員でお祝いしたかったのです。

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 殺風景なおなすさんちにもお正月の

 趣を。小さな鏡餅と干支の丑を

 飾って。ちょっとほっこりとした

 雰囲気になりました。









着いた日はとてつもない寒さ。

おなすさんはちゃんこ鍋を用意して

待っていてくれました。




彼に夕食を作ってもらうなんて

結婚して初めてのことです。

764_6401.JPG 
 鶏、鶏つみれ、イカ、ちくわ、

 白菜、ねぎ、ニラ、もやし、しめじ、

 糸こんにゃく、ごぼう、豆腐と

 盛りだくさん。海老の粕漬けまで

 入ってました。お正月らしくて

 いいですね。






ユニークなのは具の切り方。

白菜は一応葉と軸に分けてありましたが、

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 こんな棒状!

 セロリスティックじゃないんだから。












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 ちくわもこんな棒状。

 食べやすいけど、器から

 はみ出ます。あと、お豆腐は

 小さな賽の目。私が普段切って

 るカタチ、覚えてないのね…。







それでもアツアツのお鍋。

久しぶりの缶チューハイとともにおいしくいただきました。



〆にはうどんが買ってありましたが、

「あなたはご飯がないとダメだから」

と、2合のご飯をホカホカ炊いて、蕪のお漬物も

用意されていました。


食後はおなすさんがさっさと立って

お皿を洗い、お風呂の用意をし、

私の布団一式のカバーかけなども

すべてやってくれました。


なんとマメになったこと!

6年目を迎えた単身赴任生活の効用ですね。


おかげで私は黒電話で遊び、

うちにはないこたつでのんびりホケホケ。

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 こたつでみかんなんて、れんこん畑

 限定のお楽しみです。これに

 テレビの三点セットとくれば、もう
 
 あたしゃ、てこでも動きませんよ。









翌日からは箱根駅伝を見たり、初詣に行ったり、

ひたすらのんびり。



夫婦二人だけのお正月は実は初めてのこと。

こなすが生まれるまではずっと双方の実家に

帰っていましたからね。


20年目にして夫婦だけのお正月。

いろんな意味で、老後の予行演習を

積んでいる私たちです。


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 束の間の休日も明け、おなすさんを

 見送ってかられんこん畑をあとに

 しました。これがおなすさんの

 通勤の道。あと何往復することに

 なるのでしょう。







れんこん畑のお楽しみは百円ショップ。(笑)

ここには巨大な百均がいくつもあって、

その品揃えには圧倒されるばかり。


かわいい菜箸やパン用の紙ケースなどを

いつも買い込んできます。

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 こなすのおべんと用ケースも。

 かわいいものがありすぎて

 困っちゃうほど。ランチジャーで
 
 面白くない間は、せめて

 こういうもので楽しみます。







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 こちらは冬限定ケース。

 ニット帽やティーカップ、雪だるま

 など、ラブリーでしょう?










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 エライのは、側面にもきちんと

 絵が描かれていること。

 おかずを入れるのがもったいない

 ですね。









さあ、新しい年が始まりました。


今年も晴れの日ばかりでなく、風も吹けば

大雨も降るでしょう。



でも、パズルこんにゃくやおべんとケースのような

ささやかな楽しみを見つけながら、

毎日を丁寧に暮らしていきたいと思います。



今年もどうぞよろしくお願いいたします。



 
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