小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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 朝ごはんは羅州コムタン。

 昨秋、江南で食べておいしかった

 ので、この日は梨大のお店へ。

 梨花女子大学があるから

 梨大ですよ。





















 餃子やゆで肉がついたセットも

 ありますが、朝なので軽めに。


























 来ました。羅州コムタン。

 韓国のご飯は雑穀や粟が

 入っているものが多く、とっても

 ヘルシーです。






















 コムタンは白濁したスープ

 ですが、羅州のは透き通って

 います。牛肉と葱がたっぷりの

 あっさり塩味。こんなスープが

 いつでも食べられるなんて

 韓国はいいなあ。


















 お店の壁に貼ってあった数字。

 これは暗証番号です。

 何のかって?

























 お手洗いです。

 こういう形式はお初でしたわ。


























 この日はおなすさんが楽しみに

 していた出合いがあります。

 バスに乗って向かいましょう。
























 国立中央博物館です。

 大きさは世界で6番目。

 国宝約60品、宝物約80品を

 所蔵しています。





















 お椀みたいなプランターが

 並んで。きれいですね。



























 さあ博物館に行きましょう。


























ここはBTSファンの聖地でもあります。

私は知りませんでしたが、2020年6月、

YouTube主催のオンラインバーチャル

卒業式「Dear Class of 2020」というのが

あったそうですね。











それに出演したBTS。

卒業祝いのメッセージとともに

パフォーマンスを披露した場所が

まさにこの博物館なのでした。















 7人の立ち位置が示されています。



























 そしてここにも。

























ファンの皆さんはこの印のところに

立って写真を撮るのがお決まりのようです。

時には同じファン同士、初対面でも

数を7人合わせて、とか。

好きなもので繋がって広がっていく。

素敵ですね。













 さらにコロナ禍でも諦めない

 ソウルの姿を伝えるBTSの

 動画にも博物館の竹のトンネルが

 使われたそうです。皆さん、ここ

 でもメンバーになりきって、同じ

 ポーズで写真を撮るのだとか。

















 Nソウル・タワーが見えます。

 2018年、初めての渡韓の際に

 上りましたっけ。激混みで

 びっくりした記憶があります。




















 あのオレンジ色の建物は

 大統領室ですって。折しも

 この日は翌日に日中韓首脳会談を

 控えていて、街のあちこちに

 警察官や警察車両が増えて

 いました。

















 美しい博物館です。

 旧石器時代から朝鮮王朝時代まで

 韓国だけでなく、アジアやインド、

 ギリシャ、ローマの文化をも

 網羅した15000点の出土品が

 展示されています。



















 しかも無料。

 「誰でも、どこでも、みんなの

 ための博物館」とパンフレットに

 謳っているだけあって、本当に

 老若男女大勢の人が来ていました。
















日本の博物館に小さな子どもから

お年寄り、カップル、友だち同士の

グループが一度に集うことって

あるかしら?

それほどにこの博物館の世代を超えた

賑わいはとても不思議でうらやましい

ものでした。












展示品はすべて撮影OKというのも

すごいでしょう?

熾烈な受験があるからか、塾の先生が

子どもたちに熱心に説明していたり、

親が子に知識を伝える場面も

そこかしこに。

まず子どもたちが博物館を純粋に

楽しんでいることにも驚きました。

素晴らしいことです。













さて、おなすさんが会いたくて

たまらなかったのが

二体の「半跏思惟像」です。

この二体のためだけの「思惟の空間」

にいらっしゃいます。
















 こちらの部屋です。

 心静かに会いに行きましょう。



























京都、広隆寺の弥勒菩薩が

大好きなおなすさん。

この博物館の半跏思惟像は

その弥勒菩薩にとてもよく

似ているのです。

弥勒菩薩は朝鮮半島から

伝来した像であるという説が

有力ですから、当時、何らかの

交流があったのでしょう。














二体の半跏思惟像は360度、どの角度からも

鑑賞できることにびっくり。

広隆寺の弥勒菩薩さまのお背中なんて

拝見したことなどありませんものね。

さらに驚いたのは、ガラスケースが

ないこと。私たちと同じ空間に

そのままいらっしゃるのです。













本当にどこから見ても美しい。

ほっそりとした優美な身体、

繊細な指、そして口元に浮かぶ

穏やかな微笑み。












この微笑みは、深い思案の末に

たどり着く悟りの刹那を表して

いるそうです。












二体の半跏思惟像ももちろん撮影出来ますが、

恐れ多くてただただ眺めるばかりでした。

お会いできてよかったです。

また来ますね。














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