小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
予定の電車まで時間はたっぷり。
十二湖駅周辺で唯一空いていた
お店に入りました。
おばあちゃんが一人で切り盛り
しているようです。
「コーヒーあります」
という張り紙を見て入ったのですが、
「コーヒー、もうやってないの。」
と、おばあちゃん。
で、こうなりましたん。
おばあちゃん、厨房で
何かしているな、と
思ったら。
「なんにもないけど食べてえ。」
と、たっぷりのお浸しを出して
くれました。山菜のみずです。
初めていただきました。
蕗のような外見同様、シャキシャキの
歯ごたえで、その名の通り、
本当に瑞々しい。
そして味つけが素晴らしかったのです。
まろやかで、旨味もあって。
さすがはおばあちゃん。
年季のなせる業ですね。
厨房の横ではこのみずの皮を
せっせと剥くおばあちゃん。
ここ十二湖も豊かな自然は
あるけれど、街としては
とても侘しいところです。
日にどれだけのお客さんが入るのかも
わかりませんが、それでも
こうしてせっせと下拵え。
なんだか「かもめ食堂」の女主人を
思い出しました。
お浸しのお礼を伝えると、
「よかったよかった。
ありがとね。
また来てね。」
男鹿の恩荷、そしてここのおばあちゃん。
還暦過ぎてもまだまだ人生のお師匠さまに
出会えるのはありがたいことです。
おいしい山菜をありがとう
ございました。また来る日まで
どうか元気でいてください。
さあ、秋田に戻りますよ。
おやつに笹餅。
津軽では端午の節句に男の子の
健康と成長を願って作られる
そうです。
もち米の粉と小豆の粉を練り合わせ、
笹の葉に包んで蒸し上げたお菓子。
これがとってもおいしかった!
もっちりとして、甘さはほどよく、
塩気もあって、小腹対策に
うちに常備しておきたいくらい。
みずと笹餅。
また青森に来る理由が増えました。
途中通過の駅。
まるで人名ですね。
「最寄り駅はどちら?」
「井川さくらです。」
「いや、お名前じゃなく……。」
ってなりそう。(笑)
秋田に来たらコレを食べないと。
というわけで比内地鶏の専門店で
晩ごはんです。
お通しは長芋ととんぶり、そして
きんかんの醤油煮。私、きんかんは
初めて。おなすさんの言う通り、
黄身だけを食べている感じですね。
もつの煮込み。
まろやかな味噌味です。
焼き鳥は素晴らしかった。
歯ごたえ、旨味。
さすがは秋田!比内地鶏!
つくねも別格。
食べ応え充分。おいしい和風
ハンバーグです。
きりたんぽ鍋も。
せりはマストですね。
きりたんぽももっちもち。
スープともどもおいしく
いただきました。
お腹にまだ余裕があったので、
駅ビルでミニの冷やし中華を
ゲット。ホテルでゆっくり
〆ましょう。
なあんてね。
これはフェイクスイーツなのです。
麺はレモンクリーム、きゅうりは
羊羹、ハムと錦糸卵、紅ショウガは
練り切り、スープは紅茶ゼリー、
そして辛子はカスタードクリーム
です。
フェイクスイーツといえども味は本格派。
どれも喧嘩することなく
見事にまとまって
おいしく楽しくデザートタイム。
このお店では季節によって
カツ丼のスイーツもあるのだとか。
次はぜひ、きりたんぽ鍋を
こしらえてください!
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料理と雑貨屋巡りが大好き。
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