小さなキッチンから主婦サリーのささやかな暮らしを届けます。
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直行便で日本に帰るために、ローマから

再びフランクフルトに戻ってきました。

ハイジがスイスのお山から連れてこられた

街ですね。


超高層ビルが立ち並ぶ、ドイツ金融の中心地

ですが、中世の面影が色濃く残る場所も

あるのですよ。


日本に戻る朝、ホテルの周りを散歩しました。

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 ここがレーマー広場。

 私の大好きな木組みの建物が

 並びます。










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 旧市長舎。

 この広場は本当に時代を

 超えたような錯覚を覚えます。










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 散歩の途中で、私の大好きな

 モチーフに出会いました。
 
 おしゃれなカード屋さん。

 もちろん早速買いましたよ。








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 ほかにもこんな楽器のカードや。














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 男性向きのこんな素敵な

 カードも。












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 色とりどりのネクタイが並んで

 とってもおしゃれ。早速、

 おなすパパにおみやげを送る

 時に使いました。








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 おなすさんの今回の旅の

 〆はやはりコレ。(笑)

 Eine Bratwurst  mit  Senf

   bitte!  (焼きソーセージ、

 芥子つきでひとつください)

 これだけはしっかり言えます。(笑)





フランクフルトの朝。

短かくも楽しい時間でした。

旅先で、誰か親切な人に出会えたらいいな。

いつもそう思ってます。

そして、そんな人に出会えた時のために、

小さな小さなプレゼントを用意しておきます。

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 今回はこんな着物の形の

 文香を用意しました。












今回、手渡すことができたのは、ドイツとイタリアで

おひとりずつ。

それでもどちらもとても喜んでくれてうれしかったですね。

次にこんなプレゼントを用意できるのは……。

こなすが社会人になってからかな。

道は遠い!!

イタリアで楽しみなのはなんといっても「食」!

そう期待していましたが……。

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 まずマルゲリータのピザ。














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 トマトソースのスパゲティ。














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 子羊の炭火焼。














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 そしてティラミス。

 とりあえず日本でポピュラーな
 
 イタリアンと比較するべく

 注文してみましたが、どれも

 これも日本に軍配が

 上がりました。





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 唯一おいしかったのがブルスケッタ。

 こんなに溢れんばかりにトマトが

 乗ったものは初めて。

 うちでもこんなふうに作ればいいん

 だわ、と参考になりました。







ほかにもいろいろ食べましたが、味も見た目も

日本のイタリアンのほうがずっと繊細で美味。

もちろん、日本人向きにアレンジしてあるということも

あるのでしょうけれど。


期待感が大きすぎるのもいけなかったのでしょうね。

それとも単にお店の選択を間違えたか?

大いにあり得ます。(笑)

氷点下のミュンヘンからローマに飛んできたら

そこは気温16度。

急激な温度変化に疲れも加わって、さすがに

三人ともテンションが下がりました。


本当はナポリやフィレンツェまで足を伸ばすつもり

でしたが、ここはひとつローマの休日(笑)と

洒落込みました。

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 映画で有名なスペイン広場。

 観光客でごった返しています。

 残念ながら、今ではここで

 ジェラートを食べることは禁止

 されてます。確かに、これだけの

 人がいてはねえ。





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 で、座っていただきました。

 見えにくいですが、4種類の

 盛り合わせ。果汁感たっぷりで

 これはさすがにおいしいと

 思いました。かなりの量ですが

 ペロリです。





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 トレビの泉。

 もう一度来られたのは、昔

 投げたコインのおかげかな。

 もちろん、今回もしっかり

 肩越しに投げましたよ。

 次に叶うのはいつでしょう。





映画「ローマの休日」をなつかしく思うのは私たちの

世代ぐらいまででしょうか。

こなすにしてみれば、真実の口に手を入れるのも、

スペイン広場でジェラートを食べるのも、

一体何の意味があるのお?でしょうね。


また何か若い世代に訴えるような素敵な映画が

作られるといいな。

こなすの「わたしはなんだかよくわからない」と言いたげな

顔を見て、そう思いました。

日本でいちばん有名なドイツのお菓子といったら

やっぱりバウムクーヘンですね。

でも現地では特にポピュラーというわけではなく、

それはそれはたくさんの種類のケーキがあります。


そう、ドイツの人は男性も女性もみんな

コーヒーとケーキが大好き。

お茶の時間をとても大切にするのです。


ドイツのケーキはどれもビッグサイズ。

何しろ直径26センチが標準。中には

30センチだってあります。


カフェのショーケースにこのホールのケーキが

ずらりと並んださまはまさに圧巻!

一切れ食べたら、日本人なら食事になります。


デパートの製菓用品も覗きましたが、ケーキ型は

どれも大型!!!

おしゃれなものもあって、欲しいと思いましたが、

何しろ我が家の標準サイズは直径15cm。

あきらめました……。


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 カフェで食べたのはオプストトルテ。

 ケーキのトップに果物入りのゼリー
  
 を流したもので、一度作ってみたい

 と思っていたお菓子。参考までに

 注文してみました。







味はねえ。

そりゃやっぱり大味。

日本のケーキはつくづく繊細で見事においしいと思いますね。

でもこの笑ってしまいそうに大きなサイズ。

たっぷりと豊かで、そういうところは大好きです。


ところで、ヨーロッパはイギリス以外はつくづくコーヒーが

お好きなんだなと再認識しました。

ベルギーでもドイツでも紅茶といったらティーバッグ。

アイスティーなんてリプトンのボトルが

出てきます。たとえ、高級ホテルでもレストランでも。

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 ドイツで面白いのは、紅茶は

 決まってこんな耐熱ガラスの

 カップでサービスされること。

 これまた高級なホテルでも、

 おしゃれなレストランでも、

 です。コーヒーはちゃんとした

 カップなのに!



マイセンやローゼンタール、フッチェンロイターなど

ブランド食器で有名な国でもあるのに、紅茶に関しては

このやる気のなさ。(笑)


ドイツの北へ行っても南へ行っても一律にこの

ガラスカップというのはある意味、ドイツ人の

律儀さを物語るようで面白いものです。

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 これはうちの食卓。テーブルの

 真ん中、幅広リボンの上に重ねて

 あるのがティッシュボンドです。










ティッシュボンドとの出会いはかれこれ20年前。

ドイツのケルンで、その存在を知りました。

テーブルセンターにしたり、リボン結びにしてテーブルの

コーナーや脚に飾ったりするそうです。

このティッシュボンド、日本ではまず見かけないので

ドイツに行く機会があれば必ずおみやげに

買ってくるのが楽しみでした。


今までに集めたティッシュボンド、ちょっと

ご紹介しますね。

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 まずは繊細で美しいタイプ。

 












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 これはうさぎちゃんのかわいい

 タイプですね。












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 繊細な刺繍とレースに一目ぼれ

 して買ったもの。












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 この2本は有名なブルーオニオン。

 青色が美しくて、夏はこればかり

 愛用しています。










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 こちらは鈴蘭。

 清楚で大好きです。

 鈴蘭の刺繍のティッシュボンドは

 もう一本持っていますが…。








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 ナント、トイレの棚に飾ってます。

 ドイツではあるまじき使い方でしょう

 けれど、まあ日本だから

 許されるといたしませう。








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 今回の新作がこの2本。

 どちらも春らしい優しい柄と

 色合いが気に入りました。










このコレクションを少しずつ増やしていくのが私の楽しみ。

先は長いけれど、ゆっくりゆっくり。

気長に待ちましょう。
こなすと私の冬支度に欠かせないもの。

それは湯たんぽです。

長年ドイツ製の湯たんぽを愛用していますが、

今回、スペアが欲しくてデパートに

行ってみました。

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 とあるデパートの入口。ドアの

 ノブが木製の人形なのです。

 おもちゃの国、ドイツらしくて

 おしゃれでしょう?








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 見つけましたよ。湯たんぽ!
 
 まるでタートルセーターを

 着込んだようで素敵でしょう?

 









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 トドメに中味だけも買って、

 これで一安心。

 どんなに寒い冬が来ようと、

 こなすと私の温もりは

 無事、確保されました。(笑)







箒に乗った魔女の姿が大好きです。

昔、フランクフルト近郊の小さな街を

訪れた時、かわいい魔女の人形を買い、

ずっとアパートの出窓に飾っていました。


その二代目を探すのが今回の旅の目的でも

ありましたが、同じドイツでも地方色は

それぞれ。残念ながら魔女の人形に

出会うことはできませんでした。

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 なんとか見つけたのがこの

 キーリング。いちおう(笑)、

 私好みのスタイルです。










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 でも裏返すと、野球帽をかぶった

 男の子みたい。ネコはくっついて

 ますが。










魔女の人形はやはり大都市で買うのは無理みたい。

確かに魔女は中世の古い町並みによく似合いますものね。

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなった

白亜の城をこなすにも見せてやりたくて、

現地のバスツアーに参加しました。

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 こんな優美な姿が望めるはず

 だったのに……。












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 吹雪でなんにも見えましぇん!!

 気温マイナス4℃。

 snowさんにはなんてことない
 
 でしょうけれど、軟弱な私たち

 には大変でした。







お城へ向かう方法は三つ。

シャトルバス、馬車、そして徒歩。

バスは雪のために運行中止、馬車は長蛇の列、

ならば……歩くっきゃないでしょう……。


ルートヴィヒ2世の夢のお城まで、雪に阻まれながら

登ること40分。

161_6109.JPG
 途中でこんなかわいい芸術を

 発見。どなたが作ったのでしょう。

 雪道でふうふう言っていた私は

 とても癒されました。








お城の中は冷凍庫。

豪華絢爛な調度も、悲劇の王さまのことを思うと

その美しさが空しくなります。


帰りは下り坂。雪道で滑らないよう、ヒヤヒヤしながらの

40分でした。

途中、立ち寄った売店でおいしかったのがコレ。

161_6134.JPG
 レモン入りのグリーンティー。

 緑茶にレモンが合うなんて

 驚きでした。










それにしても、こなすには甚だ迷惑なお城巡りだったよう。

「も、わたし、ディズニーランドでじゅうぶんだわ」

とおっしゃいましたとさ。

おなすさんも私もなぜかドイツが大好き。

いつか暮らすように旅してみたいと思ってます。

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 ドイツといえばソーセージ!

 駅の構内には焼きたてを売る

 スタンドがたくさんあります。










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 ハムやチーズをたっぷりはさんだ

 ボリュームたっぷりのサンドイッチも

 所狭しと並んでます。皆さん、これを

 かじりながら歩いてます。

 歯がお丈夫でスバラシイ。







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 ドイツの新幹線、ICE。ドイツでは
 
 新幹線の線路幅が一般車両と

 同じなので、在来線のホームに

 乗り入れできるんです。
 
 合理的且つ機能的ですね。







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 夕食は新婚旅行でも訪れた

 思い出のレストランへ。












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 まずは温かいスープを。

 これはパンケーキの細切りが

 入ったもの。きしめんのような

 感覚でおなかにたまります。








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 これもドイツ名物、じゃがいも

 だんごのスープ。小さな小さな

 肉団子も入ってました。










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 これもおなじみプレッツェル。

 見事な色と艶は水酸化ナトリウムの

 仕業。レシピも知っていますが、

 素人が作るにはヤケドの危険が

 あるというので残念ながら

 試したことはありません。





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 このレストランの名物はコレ!

 シュヴァインスハクセ。

 豚すね肉のグリルなのです。

 見事な大きさですけど……。








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 完食!

 大好きなドイツでは、胃袋も

 たくましくなります。










外は氷点下の凍える夜。

でも家族がそろって大好きな場所にいるというのは

それだけで幸せ。

まさに

ゲミュートリッヒ!

な夜でした。

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